日本でバンライフをする人たちが憧れる地といえば、北海道。
グルメスポットに自然豊かな景色を堪能できるスポット、そして歴史の記録として残されてきた観光スポットなど、見どころ満載の北海道。そんな北海道を東西南北に分けてシリーズでお届けします。
今回は自然豊かな「道東のおすすめスポット11選」のご紹介です。ご紹介しているものの中から、気になるスポットを見つけてもらえたら嬉しいです。
▼道北編はこちら
サロマ湖は北海道オホーツク海岸の北見市にある汽水湖。道内一の大きさを誇る湖で、海水と淡水が入り交じっている汽水湖としては日本一の大きさを誇る湖です。サロマ湖のワッカ原生花園内は、一般車両は入れませんが散策可能です。
湖自体かなり広大なため、周辺を散策する際はレンタサイクルの利用がおすすめ。私たちも澄み渡った夏空の下、サロマ湖周辺を走りました!レンタサイクルを利用してゆっくり散策しても、往復約3時間の工程です。オホーツク海の清々しい海風を楽しんでみてください。
「博物館 網走監獄」は網走(あばしり)市内にある、旧網走刑務所の建物を保存公開している野外博物館。なかでも「五翼放射状平屋舎房」は刑務所の施設としては日本国内最古の建物として重要文化財に指定されています。
そのほかにも多くの建物が重要文化財や登録有形文化財として指定されていて、美術館や博物館を見学している感覚で、歴史的な建物を見て回ることができます。
知床半島の先端部は、環境保護の観点と安全面の観点から立ち入りが規制(自粛要請)されています。カムイワッカ湯の滝は、そんな知床半島の観光客が陸地から行ける最先端の場所に位置します。
「神の湯」と呼ばれるカムイワッカ湯の滝は、知床五湖からゆっくり進むとキャンピングカーでもたどり着けます。滝の上流で温泉が湧き出ており、滝自体が温泉になっていて、滝壺で入浴できるんです。
ただし水質が強酸性で肌への刺激が強いため、湯の滝を楽しんだあとは真水で洗い流すようにしましょう。
北海道斜里郡(しゃりぐん)にある「天に続く道」。
「天に続く道」という名前の由来は、約18km続く直線の坂道を登り切った時にわかります。登りきったところで後ろを振り返ると、本当に道が空に続いているように見えました!
こちらは一般車道なので、道路上での撮影は控えましょう。「天に続く道」近くに展望台があるので、そこから撮影するのがおすすめです。
帯広といえば豚丼のイメージが強く、実際に帯広市内には多くの豚丼専門店があります。そんな中でも観光客はもちろん地元民からも高い評価を得ているのが「ぶた丼のとん田」。
念願叶って「とん田(とんた)」さんで帯広の豚丼いただきました。ロース・バラ・ヒレ肉、ロース×バラの盛り合わせから選べ、脂っこくない甘い脂身にギュッと旨味が詰まった赤身部分のバランスが最高でした!
▼店舗情報
ぶた丼のとん田
北海道帯広市東10条南17丁目
タウシュベツ橋梁は上士幌(かみしほろ)町の糠平湖(ぬかびらこ)にあるアーチ橋。元は鉄道の橋梁として建設されましたが、その後下流に発電用のダム湖(糠平湖)が作られ、周辺の土地とともに湖底に沈みました。
糠平湖が発電用のダム湖でり、発電量や季節によって水位が大きく変化するため、水位によって橋梁全体が水没したり、水位が下がった際には全体が姿を見せたりするため、幻の橋とも呼ばれています。
六花亭(ろっかてい)といえば、銀色の包装に赤い文字のマルセイバターサンドが有名ですが、札幌本店と帯広、六花の森の3店舗でのみ、バターサンドがアイスサンドになったスイーツをいただけるんです!
薄めのサクサクのクッキーにバターの香りがふんわり香り、冷たいアイスと甘いホワイトチョコに甘酸っぱいレーズンのハーモニーが、何ともいえない美味しさです。1度食べると、マルセイバターサンドよりもハマること間違いなしの1品です。
▼店舗情報
・帯広本店
北海道帯広市西2条南9丁目6
・札幌本店
北海道札幌市中央区北4条西6丁目3−3
・六花の森
北海道河西郡中札内村常盤249−6
▼店舗情報
厚岸漁業協同組合直売店エーウロコ
北海道厚岸郡厚岸町港町5丁目3番地
摩周湖は弟子屈町(てしかがちょう)にある湖。「霧の摩周湖」としても有名で、そのようすははとても幻想的で神秘的、素晴らしい景色といわれています。
残念ながら私たちが訪れたタイミングは快晴で「霧の摩周湖」は見ることができませんでしたが、とてもキレイな深い青「摩周ブルー」を眼下に眺めることができました。
美幌峠(びほろとうげ)は屈斜路湖(くっしゃろこ)に見下ろす絶景で知られる峠。
屈斜路湖は日本最大のカルデラ湖で、初夏~秋頃にかけて雲海が多く発生します。美幌峠はこの雲海を眺める展望台があり、多くの観光客が訪れるスポットです。
クルマで砂浜を走れるスポットといえば、石川県の「千里浜なぎさドライブウェイ」有名ですが、北海道浜中町にある「なぎさのドライブウェイ」も車両で走行できる砂浜です。
波打ち際をクルマで走り抜ける体験は、他では味わえない快感。撮影スポットとしてもおすすめです。ただし、波打ち際に寄りすぎるとぬかるみが大きいので、長時間停車するとスタックの原因になるので注意しましょう。
有名な景色を見ようと思っても、その時々の天気で思いがけない絶景が見えたり、季節ならではの出会いがあったりするのが旅の楽しみですよね。私はこの記事を書きながら、すでに再訪したい気持ちでいっぱいになっています。
旅行マップには載らないスポットもご紹介していますので、気になった場所があればぜひチェックしてみてくださいね。
次の北海道シリーズもお楽しみに!
▼夏の北海道・富良野編はこちら