

秩父・長瀞の紅葉を車中泊で|ライトアップも朝の岩畳も楽しむキャンピングカー1泊プラン【2026】
東京出身で、現在はスウェーデンに住んでいる大学生です。 よろしくお願いします!
高尾山は都心から車で1時間ほど、奥多摩も同じ東京都内。どちらも近場で紅葉に会える場所です。ただ、紅葉の週末は高尾山麓の駐車場が大変混み合い、奥多摩の周遊道路は夕方6時にゲートが閉まります。子ども連れで両方を1日で回るのは大変です。
そこでおすすめなのが、キャンピングカーで1泊2日する回り方。初日は奥多摩、夜は車内で眠って、翌朝いちばんに高尾山へ。キャンピングカーが初めてなら、まずはこのくらいの距離の1泊2日から始めるのが失敗しないコツです。この記事では、見頃と回り方、夜を過ごす場所、初めてでも困らない車の選び方まで順に紹介します。
見頃は奥多摩が先、高尾山があと
- 奥多摩湖:例年10月下旬〜11月中旬
- 鳩ノ巣渓谷:例年11月上旬〜下旬
- 高尾山:例年11月中旬〜12月上旬
両方を1回で楽しむなら、見頃が重なる11月中旬がベストです。2026年は11月14日(土)〜15日(日)と、21日(土)〜23日(月・祝)の3連休が狙い目です。色づきは年によって前後するので、出発の数日前に各地の紅葉情報を確認しておくと安心です。
回りたい紅葉スポット
- 鳩ノ巣渓谷(奥多摩町)
断崖の下を多摩川が流れる渓谷。吊り橋の鳩ノ巣小橋から見下ろす紅葉が見どころです。
- 奥多摩湖(奥多摩町)
山の紅葉が湖面に映ります。周遊道路の月夜見第一駐車場からは、湖と色づいた山を見下ろせます。
- 秋川渓谷(あきる野市)
奥多摩からの帰り道にあり、見頃は例年11月上旬〜12月上旬です。
- 高尾山(八王子市)
ケーブルカー沿線と薬王院の境内で、イロハモミジがまとまって色づきます。
車で行くなら、時間との勝負
高尾山の駐車場は朝が勝負
麓の市営高尾山麓駐車場は80台。250台入る薬王院の祈祷殿駐車場は、受付が朝8時からです。八王子市も高尾登山電鉄も、紅葉の時期は「大変込み合う」と案内しています。
奥多摩周遊道路は18時に閉まる
10月〜3月の通行時間は9時〜18時(奥多摩湖側〜都民の森の区間)。夜はゲートで完全に閉鎖されます。
奥多摩を一周するだけで運転約3時間
八王子から鳩ノ巣、奥多摩湖、周遊道路、秋川渓谷と回ると約117km(Googleマップの目安)。高尾山まで同じ日に詰め込むと、子どもも運転する人も疲れてしまいます。
朝早く着くこと、明るいうちに山道を抜けること。この2つを無理なくそろえられるのが、キャンピングカーでの1泊です。
キャンピングカーなら、混む前の時間を両方つかめる
日帰りや、車とホテルの旅と比べて変わるのは次の4つです。
- 早起きしなくていい:前の晩に高尾山の近くまで来て、車内のベッドで眠れます。翌朝は20分ほど走れば麓の駐車場です。
- 宿の時間に縛られない:チェックインもチェックアウトもありません。奥多摩の午後と高尾山の朝、どちらも混む前の時間を使えます。
- 荷物を積んだまま動ける:着替えや防寒着、子どもの遊び道具を載せたまま、紅葉を見たらそのまま次の場所へ移れます。
- 子どもがいつでも休める:停車中なら、後ろのベッドで横になったり着替えたりできます。休憩のたびにお店を探さなくて済みます。
初めてのキャンピングカーは「1泊2日」から
キャンピングカーが初めてなら、いきなり長い旅にせず、1泊2日から始めるのがおすすめです。
ひと通り試せる
運転、ベッドの広げ方、暖房や電源の使い方。ひと晩過ごせば、キャンピングカー旅に必要なことをひと通り体験できます。
合わなくてもすぐ帰れる
高尾山・奥多摩なら、都内で受け取って都内で返すコースです。寝心地や運転に不安を感じても、翌日の昼には家に帰れます。
次の旅の目安ができる
自分たちに合う車の大きさや装備がわかるので、2泊以上の遠出を計画するときの基準になります。
夜を過ごす場所の選び方
キャンピングカーは車そのものが寝室です。決めておくのは「どこに停めて眠るか」。その前に、車中泊の基本マナーを押さえておきましょう。
車中泊の基本マナー
- 停める前に、車中泊を受け入れている場所か、禁止の掲示がないかを確かめる
- 椅子やテーブルを車外に出す、外で調理するといったキャンプ行為をしない
- エンジンはかけっぱなしにしない。暖房はFFヒーターを使う
- ゴミは持ち帰り、夜はドアの開け閉めや話し声を控えめに
▶︎Carstayでは、初めての車中泊目家の方へのまとめページもあるので気になった方はぜひご覧になってみてください
泊まる場所の候補
- 予約制の車中泊施設:区画が確保され、トイレや電源を使える施設もあります。八王子・相模原周辺や奥多摩・檜原エリアにもあるので、紅葉の週末は早めに予約しておくと安心です。
- 道の駅八王子滝山(休憩・仮眠に):東京都で唯一の道の駅。第1駐車場(普通車55台)とトイレは24時間使えます。八王子ICから約5分で、翌朝の高尾山口までは車で約20分。ただし道の駅は休憩施設で、国土交通省は仮眠はかまわない一方、宿泊利用は「基本的にご遠慮いただいています」としています。あくまで休憩・仮眠の場所として使いましょう。なお、第2駐車場は18時に閉まります。
夜は使えない場所
- 奥多摩周遊道路沿いの駐車場(月夜見第一駐車場など)は、夜間ゲートが閉まるため入れません。
- 道の駅こすげ(山梨県)のRVパークは、2023年4月から休止しています。
1泊2日モデルコース(11月中旬の土日)
1日目は奥多摩をぐるりと一周し、夜は高尾山に近い八王子周辺へ。2日目は朝いちばんに高尾山を歩きます。
1日目:奥多摩をぐるりと一周
- 9:00 八王子周辺で車両を受け取り。ベッドの広げ方やFFヒーター、電源の使い方はここで確認しておく
- 10:30 鳩ノ巣渓谷を散策(八王子駅から約1時間)。吊り橋から渓谷の紅葉を見下ろす
- 12:00 奥多摩湖へ(鳩ノ巣から約15分)。小河内ダム周辺で昼食と湖畔散策
- 14:00 奥多摩周遊道路へ。月夜見第一駐車場で湖を見下ろし、18時のゲート閉鎖より前に明るいうちに抜ける
- 16:00 檜原村を抜けて秋川渓谷へ(都民の森から約40分)。日帰り温泉「秋川渓谷 瀬音の湯」で体を温める
- 18:00 夕食をすませ、八王子方面の泊まる場所へ(約35分)
- 21:00 ベッドを広げて就寝。寝る前にFFヒーターをつけておく
2日目:高尾山は朝いちばんに
- 6:30 起床。前の晩に買っておいた朝食をとって出発
- 7:00 高尾山麓の駐車場に到着(八王子IC周辺から約20分)
- 8:00 ケーブルカーの始発で中腹へ(約6分)。薬王院まで紅葉の中を歩く
- 11:30 混み合う前に下山。駅前の「京王高尾山温泉 極楽湯」でひと休み
- 14:00 車両を返却
寒さ・電源・運転、初めてでも困らない車の選び方
- 寒さ
八王子の11月の最低気温は平年6.4℃、12月は0.8℃(気象庁)。標高が上がる奥多摩はさらに冷えます。エンジンを止めても使える暖房「FFヒーター」付きの車両を選びましょう。寝具がついていない車両もあるので、寝袋や毛布の用意も確認を。
- 電源
電源のない場所で眠る夜は、照明や暖房をサブバッテリーでまかないます。容量やポータブル電源の貸し出しは、予約前にホストへ確認しておくと安心です。
- 運転
普通免許(AT限定可)で運転できる車両が多く、ワンボックスがベースの「バンコン」はCarstayでも初心者向けとしているタイプです。ただし全高が2mを超える車両もあり、奥多摩駅近くにも高さ2.1m制限のコインパーキングがあるので注意しましょう。
- 子ども連れ
車両ページの就寝人数で、家族全員が眠れるかを確認しましょう。チャイルドシートを使うなら、取り付けられるかどうかもホストに聞いておくと安心です。
- 受け取り場所
Carstayには、八王子・町田など多摩地域で受け取れる車両が30台以上あります(2026年10月時点)。たとえばJR八王子駅近くで受け取れる「VANLIFE 1号」は、ハイエースベースで大人4人が就寝でき、FFヒーターと家庭用エアコン付き。普通免許(AT限定)で運転でき、24時間23,800円〜(保険料・システム利用料別)です。
よくある質問
Q. 道の駅で車中泊してもいい?
A. 道の駅は休憩施設で、国土交通省は仮眠はかまわないものの、宿泊目的の利用は遠慮を求めています。一晩しっかり眠るなら、予約制の車中泊施設が確実です。
Q. 高尾山の紅葉は何時に行けばいい?
A. 駐車場とケーブルカーが混む前の、朝いちばんがおすすめです。ケーブルカーの始発は8時です。
Q. 奥多摩の紅葉のピークは?
A. 奥多摩湖は例年10月下旬〜11月中旬。高尾山とあわせて楽しむなら11月中旬が狙い目です。
Q. 夜中のトイレはどうする?
A. 車内にトイレがない車両もあります。子ども連れなら、24時間使えるトイレがある場所を選ぶと安心です。
まとめ
高尾山と奥多摩の紅葉は、見頃が重なる11月中旬に1泊2日で回るのがいちばん無理がありません。夜を車内で過ごせるキャンピングカーなら、奥多摩の午後と高尾山の朝、混む前の時間を両方つかめます。都心から近く、運転も短いこのエリアは、初めてのキャンピングカーで「まず1泊」を試すのにぴったりです。
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