バンライファー夫婦のとおるんよしみんです!日産キャラバンで車に住むおうち型バンライフをしながら日本各地を旅しています。 2018年は世界一周、2019年6月から日本一周中。車中泊初心者&女子向けの情報を発信中(^^)!
VANLIFERS特集では、次世代のライフスタイル「VANLIFE(バンライフ)」を送る、素敵な方々をご紹介します。今回はオーストラリアでバンライフされているAkiさんにインタビューしました!
パートナーのAlexさんと一緒に広大な土地を移動しながら暮らすAkiさん。オーストラリアならではの生活や観光スポット、考え方を聞かせてもらいました。
バンライフを始めたのは、パートナーのAlex(アレックス)がきっかけでした。
彼が元々バンライフをしていて、一緒に住むことが決まったため、2019年にバンライフを開始しました!
私よりも約1年早くバンライフを始めていた彼は、それまで小さいトレーラーを使っていました。でも、一緒に暮らすことになってからは広い新築のトレーラーを購入。今はそのトレーラーに2人で住んでいます!
トレーラーはゴールドスターという車種で、メーカーはオーストラリアの「Liberty tourer」です。
車内にはクーラーやシャワー、キッチン、テレビ、ベッド、洗濯機、冷蔵庫、そして電子レンジがあります。
2人で住むにはちょうどいい大きさで気に入ってます。あまり大きすぎるとけん引(運転車につないで移動すること)が大変なので。
内装は明るい木目調になっているところがお気に入り。白や黒の内装が多いんですが、木目調はアットホームな感じになるのがいいですね。
電気はトレーラーの上にあるソーラーパネルで発電していて、クーラーや電子レンジを使わなければ電力は足ります。
また、オーストラリアではキャラバンパークという車中泊できるスポットがあり、電源があるパワーサイトを利用すれば電源は使えますね。
私は日本でバンライフの経験はなく、オーストラリアでバンライフデビューしたんです。初めはわからないことが多くて不安でしたね。
でもいざ始まると、Alexがどこでバンライフできるかを知っていたし、車中泊スポットがまとめてあるWikiCamps(スマホアプリ)があるのがとても便利でした。このアプリは、それぞれの車中泊スポットの口コミも書いてあるので、とても助かっています。
オーストラリアではバンライファーが多いので、バンライフしていることを伝えると「そうなんだ。いいよね」って感じ。「反応薄!!」って思います(笑)でも日本の友人に伝えると「えー!すごい!!」という反応です。オーストラリアではトレーラーに住んでいるのはあまり珍しくないようです。
最近は、新型コロナの影響で経済的に打撃を受けた人がキャンピングカーに移り住んで固定費を抑える、ということも増えたようです。
そもそも「キャンピングカーに定住している人は経済的に貧しい」というイメージがオーストラリアには多少あると思います。
その一方で、オーストラリアは新型コロナの感染を比較的に抑えられているので国内旅行を楽しむ人が増えています。それもあって今はキャンピングカーや車中泊仕様の車が手に入りにくい&値段が上昇してる傾向にあるようです。
印象に残っているのは事故をしたときのことですね。走行中、私たちが住んでいるトレーラーに対向車がぶつかってしまって、移動不可能になってしまいました。私たちは家がないので、レッカーでどこに運んでいいかわからないし、何をどうしていいのか考えられませんでした…。そんなとき、レスキュー隊のかたが「うちに来ていいよ」と言ってくれて、すごく助かりました。(オーストラリア版JAFであるRAAがあります)
修理の期間は長期になりましたが、とても親切にしてくださって、こんなに良い人いるのか?と思っていました。
そのかたは田舎に住んでいて、牛やヤギなどたくさんの動物を飼っていて、餌やりをさせてくれました。生まれたての子ヤギ抱っこする?と聞いてきてくれたり、寒い時期だったので一緒に焚き火しない?と誘ってくれたり。いい人に出会えたことに感謝です。
景色が良かった場所は世界最大の砂の島「フレーザー島」が目の前に見える「インスキップ」です。彼がボートを持っているので、フレーザー島に行ってイルカが泳いでいるのを見て楽しみましたね。フレーザー島は観光地なのもあって騒ぐ人もいるし、観光地価格ですが、対岸にあるインスキップは静かでお値打ちな場所なのでおすすめですね。
ここでは何もせずに海の音を聞いて過ごしました。何にもしない時間って日常生活ではなかなかなくて。街に行くと色々な音がするけど、ここは海の音しかしない。日の出ともに起きて日が暮れたら寝るという生活が最高でしたね。
今はTwitterでバンライフのことを発信をしているのですが、いつかAirbnbのトレーラーハウスバージョンをやりたいです。
オーストラリアでキャンピングカーのレンタルはできますが、英語だけの対応のところもあったり、オーストラリアでのバンライフのルールだったり、どこに行っていいのかがわからなかったり…。ちょっと敷居が高いなと感じます。なので、私たちと一緒にトレーラーに住んでもらって、現地の人しか知らないようなところに行くなど、ただの旅行でない、一歩踏み込んだ体験をしてほしいなと思います。彼は日本語が話せないので、英語を学びたい人は彼と話して英語を学んだり、ちょっと英語は苦手という人は私と一緒に話すのもいいかな。今後はこういった文化交流体験をしたいなと思っています。
シンプルだけど、バンライフやりたいならやりましょう!
やりたいけどどうしよう…と考えるとキリがないです。実際バンライフを始めてみると楽しいことも大変なこともありますし、バンライフが合わない人もいると思います。でもバンライフに興味があるならあれこれ考えるより、やってみることが大切なのかな?と思います。
あと、バンライフってフレキシブルなので、個性も出しやすいかなと。たとえば、バンに住んでいる人もいれば、キャブコンと言われる大きなキャンピングカーや、トレーラーに住んでいる人もいます。楽しみ方も色々で、「サーフィンに行くときだけ」「週末だけ」というのもいいし、私たちみたいに車に定住する人もいます。
みんな人それぞれで自分にあうスタイルを探すのも楽しいですよ!バンライフしている人同士でも話すとお互いの違いが見つかることが多く、自分の常識が相手にとっては非常識なことも。色々な形がありますね。
バンライフに興味があれば、ぜひやってみてほしいなと思います!
オーストラリアでパートナーAlexさんとトレーラーでバンライフを始めて3年目。
看護師や救急隊員、バナナ農園手伝いなど、幅広い仕事を経験しながらキャンピングカー生活中。
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▼YouTubeもゆるりと更新中
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