SAny.VANで家電は最大何Wまで使用できる?車中飯を作りながら検証してみた。〜後編〜
SAny.VANで家電は最大何Wまで使用できる?車中飯を作りながら検証してみた。〜後編〜

SAny.VANで家電は最大何Wまで使用できる?車中飯を作りながら検証してみた。〜後編〜

2025年3月21日
トラベル

大阪府出身、DIYした軽キャンピングカーで日本一周中のフリーランスライター、旅インフルエンサー。SNSではリアルタイムのキャンピングカー旅の様子を発信中。夢はバンライフで世界一周をすること。

前回の記事では、Mobi Lab.で製造しているオリジナルキャンピングカーのSAny. VANをCarstay代表の宮下さんが納車されたということで、車内の内装やオプション設備を紹介をしていただきました。


また初めてのワーケーションということで、神奈川県葉山市の海や富士山が一望できる立石駐車場で車を停めて、ちょっとパソコン作業をしてみたり、夕日を見たりしながら、大満喫されている様子をご紹介しました。


今回の記事では、宮下さんがSAny.VANで実際に車内の家電製品を使いながら、車中飯を作る様子をインタビューしていきたいと思います!



まずは車中泊の準備から!

今晩の予定を教えてください!

今日は車の中でご飯を作りたいと思いますので、車中飯用の食材を鮮魚屋さんとスーパーで買い物をします。

それから、三浦半島の城ヶ島という一番下の先端のところまで移動して、車中泊したいと思います!


初めてのSAny.VANでの車中泊にワクワクしていますが、夜の車内が寒くないかだけ少し心配ですね。



外は寒いですが車中泊できそうですか?

城ヶ島の駐車場に到着しました。今外の気温は5度くらいで結構寒いですね!



とりあえず車内のFFヒーターを起動したいと思います!

エンジンを切った状態で使用でき、ガソリン消費することにより稼働するため、ほとんど電気を消費しない非常に便利な機械です。


FFヒーターをつけてから15分程度で、服の袖をまくらないと暑いくらい暖かくなり、車内の温度はなんと25度まで上がりました。


一瞬で車内を温めてくれて、今が冬であることを忘れるくらい快適にキャンピングカーの中で過ごすことができますね。



車中飯作りでまさかのハプニングが!?

今日の車中飯はなんですか?

これから食材を簡単に調理して食べていきたいと思います。


前回の記事では海岸でSAny.VANのキャビネットキットをテーブルとして使用し、パソコン作業をしていたのですが、キャビネットを開くと、オプションで注文した冷蔵庫が入っているんです。


これもエンジンを切ったままサブバッテリーで使用することができ、冷蔵モード・冷凍モードがあるのですが、今回は冷蔵モードを使用しています。

中は結構広く、使い勝手が良さそうです。



今日のメインディッシュは天然本マグロの中トロです!

やっぱり三浦半島といえばマグロということで買ったのですが、元々冷凍されていて、まずはこれを解凍していきたいと思います。


お店の人に聞いたら常温の水で解凍できるということなので、SAny.VANの標準装備に付いているシンクに水を溜めてマグロをつけておきたいと思います。

結構水圧は強めでありがたいですね。



マグロは無事に解凍できましたか?

解凍できるかを試みたのですが時間がかかってしまいそうなので、今回は秘密のアイテムを持ってきました。


「ドライヤー」です!

果たしてキャンピングカーの中で使用できるのかというのも含めて試していきたいと思います。


ドライヤーは消費電力が多いので、ポータブル電源では使えないこともあるのですが、SAny.VANは100vコンセントも使用することができて、このドライヤーは1200w ありますが、3000w のインバーターを積んでいるので問題なく動いています!


これがあれば、お風呂入った後とかも車内で髪の毛を乾かすことができて大活躍ですね。


ほぼマグロが解凍ができましたが、ドライヤーでマグロを解凍するの絵的に良くないし、炎上とかもしたくないので(笑)



一応、最終兵器を持ってきました。

結構大きめの「電子レンジ」です!


750wのパナソニックの電子レンジなのですが 、問題なく使うことができ、すぐに解凍できました。


最初からこれでやればよかったです。


やっぱり電子レンジが使えると、本当に調理が楽ですし車中飯の手間をかけずに楽しめますね。

そう考えると、大きめのインバーターを入れておくと、楽だなというのは感じます。



ではまな板と包丁を用意したのでマグロを簡単に切って、中トロ丼にしていきたいと思います。


丼のために、電子レンジで作るパックのご飯も買ってきました。

キャンパーの人からするとちょっと邪道かもしれないですが、2分でアツアツのお米ができるので使わない手はないですよね。


丼ぶりだけでは味気ないので、スーパーで焼き鳥を買ってきました。こちらもレンチンしたいと思います。



今回もう一個秘密兵器を持ってきました。

「ティファール」です!


両方同時に動かすと2000wになるのですが、果たしてちゃんと動くのかというのも同時に検証していきたいと思います。


750wの電子レンジでおでんを温めながら同時に1250wのケトルもつけていきます。 

両方問題なく使えていますね。安心しました!


3000wのインバーターを積んでいるため、一応あと1000wの電化製品は使用できると思います。お湯をカップヌードルに注いで、車中飯の完成です!



手軽にできる車中飯、美味しそうですねー!

中トロ丼に、シラスも一緒に乗せていただきます。


ちゃんとマグロも解凍できていて、中トロが口の中で溶けます。

焼き鳥もちゃんと加熱されていて美味しいですね。

FFヒーターで暖まった部屋で、カップヌードルを食べると汗をかいてきました。


やはり買ったお惣菜をその場で温めて食べれるのは嬉しいですね。


車内で食べるといつもより特別感があり美味しく感じるのはなぜなのでしょうか?

本当に贅沢な気分です!



これだけ電気を使って使用電力はたったの○%!?

今回は前編と後編に分けて、「SAny.VANで行く三浦半島の旅」をお届けさせていただいたのですが、いかがでしたでしょうか?


今回は様々な家電をキャンピングカーの中で使ってみるという検証だったのですが、結論このSAny.VANでは電子レンジとケトルは同時に使えて、ドライヤーも普通に使えるということがわかりました。


電気をこんなに自由に使いながら、FFヒーターもずっとつけっぱなしでしたが、消費電力を確認したら100%から97%までしか減っていませんでした。これだけ色々使っても3%しか使用していないことには驚きです!


SAny.VANは快適に動くリビングみたいな感じで、暖かい部屋でくつろぎ、ご飯を作って食べることができて、本当に快適な旅になりました。


アウトドアに慣れていない人でも、扉から出てないという意味で言えばインドアに近いと思うので、楽しめるのではないでしょうか。



宮下さんとSAny.VANの旅は続く...

今回は前編・後編に渡り、宮下さんがSAny.VANを納車する様子から初めての車中泊を体験するまでの様子をお届けしましたが、いかがでしたでしょうか?


前編では美しい海を眺めながらワーケーションをする様子に癒され、

後編ではマグロが解凍しないというハプニングがありつつも、オプションで追加した電化製品を駆使してなんとか乗り切り、バッテリーの使用電力が3%ほどしか減っていなかったことは驚きでしたね。


今後も宮下さんが色々なところへ旅をする様子をご紹介できればと思いますので、お楽しみに!

動画で楽しむ

この記事をシェアする

大阪府出身、DIYした軽キャンピングカーで日本一周中のフリーランスライター、旅インフルエンサー。SNSではリアルタイムのキャンピングカー旅の様子を発信中。夢はバンライフで世界一周をすること。

Bg cover
Icon

Carstayアプリを
無料ダウンロード!

Carstayアプリの
無料ダウンロードはこちら!

Icon
GooglePlay
Device