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自家用バスオーナーがはじめてキャンピングカーを運転。運転時に気を付けるべきこととは?
自家用バスオーナーがはじめてキャンピングカーを運転。運転時に気を付けるべきこととは?

自家用バスオーナーがはじめてキャンピングカーを運転。運転時に気を付けるべきこととは?

DIY系自家用バスオーナーです。正確な情報を心がけていますが、誤りがあったらご指摘ください。

はじめまして、バスを自家用車として運転したりDIYしている「バスちゃんねる」です。

今回、人生初めてキャンピングカー、国内ではかなり大きいサイズと言われる、トヨタ・カムロードがベース車両の「レオバンクス」をバンシェアで予約しました。普段バスを運転しているので、当初はそこまで変わらないかな?と考えていたのですが、実際に乗ってみると大きなギャップがありました。



そこで、この記事では、キャンピングカーの運転は怖くない?車内はどうなってる?など、実際に利用してみて気づいた感想を記録しました。

運転編

走りが優しい


バスと比べると小さなエンジンではありますが、キャンピングカーであることを考慮すると加速性能は低速・高速ともに充分だと感じました。


スピードよりも乗り心地が求められる車なので、丁寧なアクセルワークが求められますが、乗っている人には優しい車です。停止・発進をくり返す都市部の運転より、低速で走り続ける郊外や高速道路の方が運転の疲れは小さいと思います。


ただし、くれぐれも速度の出しすぎには気をつけてください。車高がある分風にあおられやすいので横転の原因になります。常に80km/h以下でゆっくり走ることをおすすめします。

風に揺られやすいので、スピードには注意


キャンピングカーの車体がFRP(強化プラスチック)で作られているからか、車体の剛性が弱く感じられました。また、重心が高いことやサスペンションが柔らかいために、車全体がユサユサと揺れます。ちょっとしたアクセルやブレーキでも車体の揺れに大きく影響するため、丁寧な運転が求められます。


また、軽くアクセルペダルを踏んだだけで2000回転近くまで回り、発進に気を遣いました。そのため、全体的にバスよりも揺れる車両ですので、乗り物酔いをする方は、なるべく前向き座席に座り、遠くの景色が見えるようにしておくことを推奨します。

死角が多いため、車線変更はいつもより慎重に


運転席に対して後ろの座席幅があるため、目視で左右後方の確認がしづらいです。引っ越しなどで使う2tトラックよりもせり出し幅が広く、ミラーでの安全確認と余裕を持った運転動作が求められます。特に、左折をするときは横断歩道の歩行者が直接見える状態で一旦停止し、人の流れが途切れるのを確認するまで動かないぐらいの慎重さが大切です。


また、車線変更をする際も、車体の真横にいる車に気づきづらいため、ミラーで安全確認をしたら早めにウインカーで合図を出し、ゆっくりハンドルを切る必要があります。直前で道の間違いに気づいても慌てて車線変更はせず、まっすぐ走り抜ける方が安全です。

前・上が見えないため、少しでも不安であれば徐行!


バンクベッド部分が運転席より前も上もはみ出しているので、標識やミラー、枝などの障害物に気づきにくいというデメリットがあるため、狭い道での運転は少し難しいです。車両の1m先ぐらいの障害物はバンクベッドで死角になってしまい、障害物の下で「上は問題ないかな?」と身を乗り出して上を見てもほとんど確認はできません。障害物の位置や大きさは5m以上前から把握し、小枝にも極力当たらないように車両を誘導するスキルが必要です。


また、標識についても要注意。

ポールを避けたとしても、看板部分にぶつからないように意識する必要があり、障害物の全体像を早いうちからキャッチしておく必要があります。標識のギリギリを通り抜けるときは徐行し、万が一の時にすぐに止まれるように備えておきましょう。



ちなみに、立体駐車場やカーポートなどの高さは約2.5m。低めのものがほとんどなので、今回のキャンピングカーのような2.8mクラスの車体はくぐり抜けられません。そのため、道路上の高さ制限で気をつけるのはもちろん、路地の標識や枝で車体を傷つけることもあります。また、揺れやすい車体は走行中に左右に振れるので、揺れても障害物に当たらないぐらいの距離感を保つことが大切です。

車体の感覚が掴みづらいため、普段の運転より少し余裕をもってハンドルを切る


運転席より車幅が大幅に広いため、車体を寄せすぎると左側を当ててしまうリスクがあります。トラックは運転席から後輪までの距離が長いため、普段運転する車よりワンテンポ遅れてハンドルを切るようにしましょう。


前側は左前についているアンダーミラーで状態が確認できるので、極力車体を前にせり出して曲がってください。左折時は曲がり始めたら左ミラーで後輪の位置を確認し、少しずつハンドルをきり足していきます。もし、いきなり思い切りハンドルをきると内輪差で事故を起こしてしまうので、ハンドルは少しずつきっていくことが大切です。トラックに比べても後輪の位置がつかみづらいため、ミラーを使った車体の位置の確認は重要です。



ちなみに、タイヤの位置は車体の内側にあるため、ミラーでは車体が縁石ギリギリに止まっていても、タイヤは20cmぐらい空いています。

車内編

車内はやっぱり広い


普通車レーンの駐車場に入る寸法でありながら、居住空間として設計されている車内は見た目以上に広く、大人2〜3人であれば長期間の旅行でも充分に使える広さです。車内で動き回ることを考えると定員ギリギリで乗るには窮屈さがあるかもしれませんが、大人5〜6人での移動にはゆったり使える広さだと感じました。


また、座席以外のスペースが広いので、全員が着席したり、全員が立って車内で動くときは窮屈さを感じるかもしれませんが、キャンピングカーと割り切って使う分には不自由はありません。

周りの目を気にせずくつろげる


運転席を離れたら、車内空間は立派な「部屋」になっており、車内高も充分に確保されています。運転席よりも高い位置に床があるので、後ろに行けば車であることを忘れてしまうような快適さでした。運転の合間の休憩をする際は運転席ではなく、ぜひ後ろに行って足を伸ばしてくつろいでみてください。運転中に後側でくつろいでいる方は、休憩中は運転手と交代してあげるなど、運転手に配慮してあげてくださいね。

車内の有効活用がすごい


車内空間にキッチンやトイレなどが配置されていることはもちろん、収納やベッドなどの配置に無駄がありません。ベッドの大きさは、大人2〜3人で使用するには広すぎるかもしれません。大人5〜6人ぐらいで使っても窮屈さを感じないように思います。自作のキャンピングカーではここまで洗練された設計は難しいかもしれませんので、たまに借りてみるのもいいかもしれませんね。


後方との距離が遠い

運転席と後方座席との距離が意外とあり、また運転席と後側の間の開口部が狭いので声が通りづらく、会話は少し難しいです。特に、慣れていない車を運転するのには神経を使いますから、助手席の方が運転のサポートはもちろん、後の方とのコミュニケーションのサポートもしてあげるといいです。間違っても聞こえないからと言って運転手自身が後を振り向いて話したり、会話に夢中になって注意散漫にならないように気をつけてくださいね。


なるべく広い道で、こまめな休憩を心がけること

正直なところ、乗用車やトラック・バスの方が運転はしやすいです。ですが、キャンピングカーは居住空間としては素晴らしい車だと感じました。慣れない運転に苦労することはあると思いますが、なるべく広い道を使い、運転に集中して、こまめな休憩で疲れない運転を心がけることが大事です。


そして、同乗者のかたは、ぜひ運転手への配慮や気遣いもお忘れなく。もし、危ないかな?と思ったら車外に出て、大きな声で的確に誘導し、運転手のサポートをしましょう。「左上の隙間はあと30cm」「ハンドルそのままであと1m前進」など、具体的なサポートが運転手の不安を大きく軽減します。仲間と協力し合って、楽しいバンライフをお過ごしください。


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