2021/10/1

Carstay、広島県三原市でバンライフ地域活性化 実証実験「三原車内寝泊計画」始動

車中泊スポットとキャンピングカーのシェアリングサービスなど新たな旅や暮らしのスタイル「バンライフ※」のプラットフォーム事業を展開するCarstay(カーステイ)株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役:宮下晃樹)は、地域に根差した持続可能な地域観光モデル「Local Vanlife Project(ローカル・バンライフ・プロジェクト)」の一環として、広島県三原市で「三原車内寝泊計画(みはらしゃないねとまりけいかく)」を開始します。このプロジェクトを進めるにあたり、Carstayは広島県内と関西、九州地域に新たに約50台のキャンピングカーや車中泊仕様の車を「バンシェア」に、三原市内に約15カ所の「カーステイ」車中泊スポットの登録を目指し、プロジェクトを始動しました。現在も、広島県内外で「バンシェア」に登録できるキャンピングカーや車中泊スポットを募集しています。
Carstay、広島県三原市でバンライフ地域活性化 実証実験「三原車内寝泊計画」始動

Carstayが広島県三原市で実施する「車内寝泊計画」は、Carstayと三原市が中心となり、民家・商店・事業所・キャンプ場・温泉旅館・シェアハウスなどの駐車場や空きスペースを、バンライファー/車旅人向けの車中泊スポット、それに加え地域密着で生活体験ができる「文化体験」をスペースシェアサービスの「カーステイ」に登録し、バンライフ拠点を整備。広島県内をはじめ、関西や九州地域など、広島県周辺地域で共用/シェアできるキャンピングカーなどを「バンシェア」に登録・利活用を促進することで滞在型の観光を定着させ、関係人口の増加を図るプロジェクトです。


三原市は持続可能な新たな旅スタイルとして、バンライフを根付かせることで、広島県の課題となっている旅行者の滞在日数を延ばし、観光消費の増加を図り、将来的には「定住」も視野に入れた取り組みを目指します。


「三原車内寝泊計画」のイメージ図


三原市では繁忙期に宿泊施設が不足、市内に分散する山や海が豊かな自然の観光資源への交通手段が少ないことから、旅の“足”となる従来の移動手段に加え、車内で就寝・仕事が可能なプライベート空間を持つ“動く家”“動く宿泊部屋”“動くホテル”となるキャンピングカーなどの車中泊仕様の車を“動く拠点”とし、“泊められる”空き駐車場を登録できるCarstayのITプラットフォームを活用します。また、地元の温浴施設、飲食店、スーパー/商店などの既存のインフラ施設と連携することで、新たな施設に莫大な建設や運営費用をかけることなく、長期にわたり、持続可能な地域観光基盤を確立することが可能となります。


近年、地方の人口減少、それに伴う税収の減少が避けられない中、地域経済の活性化には地域の価値を高め、稼ぐ力を向上させることが喫緊の課題です。来訪者を増やし、消費活動を活性化することが求められています。しかし、三原市では観光スポットが散在し、公共交通手段によるアクセスが弱いことから地域への集客が難しく、来訪者の滞在時間を確保できないという課題を抱えていました。このため、今回「バンライフ」を通した「Local Vanlife Project」の一環として「三原車内寝泊計画」を提案・発足しました。


三原市 岡田吉弘市長(中央)とCarstayスタッフ

密になりがちな交通手段や宿泊施設などを避けてプライベートな空間/“動く宿泊部屋”となる“足”や“宿”として、旅行ができるキャンピングカーでの旅行スタイルは、コロナ禍でも自由度が高く、安心安全で快適な旅を確保することができます。バンライフの旅行スタイルは、新型コロナウイルス感染拡大防止のための“密”(密閉・密集・密接)を避けることができ、公共交通機関・宿泊施設が少ない地域で、自由な車旅を楽しむことができる、コロナ収束後の時代に求められている新しい旅行手段です。キャンピングカーの全国の総保有台数は約12万7,400台、10年で1.5倍に増加(一般社団法人RV協会調べ)。コロナ禍、キャンピングカーや車中泊仕様の車を利活用しての旅は、密になりがちな従来の公共交通手段や宿泊施設などを避けられるとして、旅の新しい移動手段や“動くホテル”になるとして、 需要が高まっています。


広島県三原市でこの「車内寝泊計画」を幅広く推進するために、三原市とCarstayは以下モニターツアーやプロモーション活動を開催します。

 

【10月2日(土)・3日(日)】 カメラガールズフォトウォーク: 旅慣れした女性による車中泊体験と魅力発信(参加者5名)

【10月9日(土)・10日(日)】 三原市離島佐木島体験会: キャンピングカーで巡る離島体験(参加者10組)

【10月16日(土)・17日(日)】 都市部ファミリー農業体験: 関西出身の家族による新幹線とキャンピングカーでの車中泊旅(参加者3組)

※いずれも参加者の受付は終了しています。

 

カーステイは車中泊スポットと、バンシェアに登録されたキャンピングカーや車中泊仕様の車をとおして、持続可能な車旅・車中泊・バンライフを介した観光・交流拠点を広島県三原市に確立させ、長期的な目線で交流・観光・関係人口の増加を目指します。

 


今回の「車内寝泊計画」で登録検討されているキャンピングカーや車中泊スポット

キャンピングカー



車中泊スポット



なお、Carstayは広島県内外の企業や人材が様々な産業・地域課題の解決をテーマとして実証実験を行う「ひろしまサンドボックス」のデジタル技術を活用した課題解決につなげるアイデアを募り、その実証実験を行う「D-EGGSプロジェクト」(約400件の応募に対して30事業の採択)に約1,300万円で採択されています。

 

今後、Carstayが運営するメディア「VANLIFE JAPAN」でも、三原市での魅力やプロジェクトについて発信します。

 

「三原車内寝泊計画」ホームページはこちら

 

新たな旅のスタイル「バンライフ」による観光促進や、ワーケーション促進による関係人口の増加は、既存の遊休観光スポットや社会インフラを工夫して利活用し、最小限の観光投資で実現可能なため、試験的な施策としても有効です。Carstayは地域密着型の「Local Vanlife Project」の第1弾を石川県白山市、第2弾として埼玉県川島町で実施しました。

 

Carstayは今後もプロジェクトの連携パートナーとして、地方自治体・事業者・学校法人を募集しています。また、観光だけでなく、災害時でもキャンピングカーなどの車中泊仕様の車両を防災インフラとして利活用すべく、地域貢献活動にも取り組んでいます。

 

いまだ収束しないコロナ禍の中、Carstayでは引き続き、密を避けてキャンピングカーで旅が楽しめ、バンライフを実践しやすいプラットフォーム環境の整備を全国で進めてまいります。


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Carstayでは本日より、新型コロナウイルス感染予防ワクチンを2回接種済みのCarstay「バンシェア」と「カーステイ」利用者を対象に、Amazonギフト券最大5,000円分をプレゼントする「ワクチン接種者向けバンライフ旅優待キャンペーン」を開始しました。(詳しくはこちら

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Carstay株式会社について
Carstay株式会社は「誰もが好きな時に、好きな場所で、好きな人と過ごせる世界をつくる」というミッションを掲げ、 キャンピングカーのレンタル・カーシェアと車中泊スポットのスペース・シェアリングサービス、車両製造・リノベーションなど、 国内最大級の新しい旅と暮らしのライフスタイル「バンライフ」事業を展開する「MaaS(Mobility as a Service)」のスタートアップ企業です。 2019年1月に車中泊スポットのスペースシェア、2020年6月にキャンピングカーのカーシェア・サービスを開始。全国各地に車中泊スポットは約360箇所、 キャンピングカーシェアの登録車両は約500台です。2022年10月には、車をキャンピングカー仕様に改造するためのDIYスペース、 キャンピングカーの製造・改造・修理などを手掛ける「Mobi Lab.(モビラボ)」事業も開始しました。 (https://carstay.jp/
報道関係者向けの問合わせ先
Carstay株式会社
広報担当 中川生馬(なかがわ いくま)
・電話: 080-4476-1106
・E-mail: i.nakagawa@carstay.jp
※こちらは報道関係に関する問い合わせ先です。広告・宣伝、ユーザー(ゲスト・ホスト・ホルダー)様からのお問い合わせは、お手数ではございますが、以下からお願いいたします。
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