「バンシェア」登録車両は100台超
「バンシェア」は、車中泊仕様の車のオーナー(ホルダー)と個人が車を共用することができるカーシェアサービスで、仲介するプラットフォームをCarstayが運営しています。国内のキャンピングカーレンタル事業者で、100台以上を運用する事業者はごく僅かで、レンタル事業者含めても国内最大級の車両登録数の予約サービスとなりました。「バンシェア」はキャピングカーの所有者が使わないときに、使いたい利用者に共用するため、料金はレンタル事業者から借りるよりも低廉で、車所有者と利用者双方にとって、利点のあるサービスです。人気車種の個人オーナーの利益は月額で約10万円に上るなどの例もあります。
・ホルダー/車両登録URL:https://carstay.jp/ja/holder
「カーステイ」登録施設は230拠点超
また、空き駐車場や空き地のオーナー(ホスト)と、車旅人をマッチングするシェアサービス「カーステイ」は約2年間で、全国230ヶ所まで拡大しました。「カーステイ」は従来の車中泊スポットとは異なり、温泉旅館・古民家・商店/スーパー・寺社仏閣など、2~3台の空き駐車場で、静かに車中泊することができ、場所によってはバーベキューなども楽しめることから、従来の車中泊スポットよりも、プライベート感あるスペースで伸び伸びと、くつろぎながら車旅を楽しむことができます。一車中泊スポットのオーナーの利益は月最大で約10万円、売上で前年比5~6倍まで伸びているスポットもあります。
・ホスト/施設登録URL:https://carstay.jp/ja/host
「バンシェア」利用実態
「バンシェア」には、キャピングカーの施工業者が製作したキャピングカーや、車中泊仕様のバンだけでなく、内装自作の車中泊仕様のバンや軽ワゴン、箱型で“小屋”のような車中泊スペースを木材で自作し軽トラックの荷台に載せた“軽トラハウス”など、独特な車種も揃えていることから、様々な用途の利用者が増えています。車所有全国各地に点在するバンライフ仕様の車を、最安4,000円(税込)、平均17,500円で利用することが可能です。
・人気キャンピングカー:https://carstay.jp/ja/cars
コロナ禍における「バンシェア」
新型コロナウイルス感染の緊急事態宣言解除を受けて、Carstayは「バンシェア」のサービスを6月末から開始。これまで週末期間の利用者が多かった「バンシェア」ですが、昨今の「Go Toトラベル」の一時中止、海外旅行の自粛により、年末年始、「バンシェア」を介して、最長10日間の予約が入るなど、“バンライフ”仕様の車で、国内旅行をこれまでとは異なるタイプの車で3密を避け、旅行を楽しもうとする人々が増加しています。
家族・カップル・一人旅行者などは、密になりがちな公共交通機関や、宿泊施設を避けて、自宅と同様の快適な寝床を備えた、秘密基地のようなプライベート感あるバンライフ仕様の車は、“旅の足”としてだけでなく、“動くホテル”として利活用しています。
また、今年は、新型コロナウイルス感染症の影響で、緊急事態宣言が発令され、旅行業界の事業は自粛状態でした。しかし、Carstayでは、多くの企業や個人と連携、支援を受けて「バンシェア」を活用し、「バンシェルター」を展開、一医療機関に無償で2台、合計53台のキャンピングカーを提供しました。休憩や診療スペースとしてキャンピングカーを活用する一方、その他あらゆる分野で、キャンピングカーが利用可能なことを証明しました。
2021年中には、「バンシェア」の登録台数を300台に、「カーステイ」車中泊スポット数を400箇所まで拡大することを目指します。そして、引き続き、旅・仕事・暮らしなどあらゆる分野で、バンライフ仕様の車が応用可能なことを社会に提案し続けます。
※バンライフ: 車を通じた旅や暮らしにより、“人生を豊かにする”ことを目的として、荷台スペースが広い車“バン”を家やオフィスのように作り変え、車を働く・遊ぶ・暮らしの拠点とする新たな“ライフ”スタイルです。