旅にでる前にチェックしよう!「長時間運転」する際の注意点5つ
旅にでる前にチェックしよう!「長時間運転」する際の注意点5つ

旅にでる前にチェックしよう!「長時間運転」する際の注意点5つ

2023年7月2日
トラベル

「箱根移住夫婦の休日バンライフ」の旦那の方。DIYと運転担当。

これから夏休みやお盆の帰省シーズンをむかえ、長時間の運転をする機会が増えてくると思います。


長時間の運転では疲れが溜まりやすく、途中で眠くなってしまったりと、いつも以上に運転に注意を払う必要があります。目的地に到着するころにはぐったりと疲れてしまった、という経験があるかたも多いのではないでしょうか。


そこで今回は、ふだんから長時間の運転をしている筆者が、長時間運転する際の注意点を5つご紹介します。


この夏、クルマで遠出をする予定のある方は、ぜひ参考にしてみてください。

長時間運転の注意点1.疲労を溜めないために、こまめに休憩を取ろう


長距離ドライブをする際に1番大切なのが、適度に休憩をとることです。長時間の運転では想像以上に疲れが溜まりやすいため、こまめに休憩をとることが大切。一般的には、運転時間2時間に対して15分の休憩が推奨されています。


筆者はそれよりもさらに多めで、1時間運転するごとに15分程度の休憩をとっています。休憩を多めにとっているため、到着までの時間が、ナビで確認した時間の1.5倍以上かかってしまっています。しかし疲労は少なく、集中力を切らさずに運転ができています。


ちょっとした休憩でも、疲労の蓄積を防ぎ、事故の防止につながります。長時間のドライブの際にはぜひ取り入れてみてください。


休憩中は体を伸ばすストレッチをするのがおすすめです。クルマから降りて新鮮な空気を吸いながら、ストレッチで体の疲れをほぐしましょう。腕を大きく回す、首をゆっくり左右に振る、などの簡単な動きでも効果大ですよ。


また、休憩の際には水分補給もしっかりとおこないましょう。とくに夏場は注意が必要です。エアコンをかけた車内はとても乾燥しており、涼しい車内にいても「隠れ脱水」と呼ばれる状態になりやすいんです。水やスポーツドリンクなどでこまめに水分補給をしてくださいね。


眠気を感じた時の休憩時には、眠気覚ましとしてコーヒーを飲むのもおすすめ。ただしカフェインをとりすぎると胃が疲れてしまうので、飲み過ぎに注意し、適度な量を摂るようにしましょう。

長時間運転の注意点2.正しい運転姿勢で疲れを防ごう!


長距離運転する際に覚えておきたいのが、「理想的な姿勢」です。正しい運転姿勢を維持することで、長距離運転時の体の疲れを軽くすることができます。


座席の体をしっかりと支え、疲れを軽減できるような角度に調節をしましょう。背もたれは倒しすぎず、上半身がゆるやかに後ろに傾く程度がベスト。足元は、ペダルを踏み込んだときに膝が少し曲がる位置が理想的です。


この姿勢を保つことで、長時間の運転でも疲労を軽減することが可能になります。


ハンドルは両手でしっかり握ることが基本。ふだんは「右手だけで運転している」という人も多いかもしれません。しかし、右手だけの運転では、右肩を前に出すように上半身を捻った体勢になるため、長距離運転の際には疲れが溜まりやすくなります。


疲れを溜めづらくするためだけでなく、安全運転のためにも、ハンドルは常に両手で握るようにしてくださいね。


また、長時間運転の際には、少しだけでも体を動かすようにしましょう。長時間同じ姿勢を続けると体がこわばり、血流が悪くなって疲労につながります。信号待ちや渋滞中などのタイミングで肩や首を回し、体の緊張をほぐすようにしてみてください。


体を少し動かしたいと思っていても、高速道路での運転時には停車するタイミングがないかもしれません。そんなときには、運転中に座っているお尻の位置を少し動かしてみてましょう。ほんの少しでも姿勢が変わることで血流が良くなり、体が楽になりますよ。

長時間運転の注意点3.気分転換をして、頭も体もリフレッシュ


長距離ドライブを快適に過ごすには、気分転換が欠かせません。気分転換を上手におこなうと眠気を防ぐことができ、集中力の維持にもつながります。


とくに高速道路では、道幅が広くなだらかな道が続き、景色も単調で運転操作も少なめです。このような状態が続くと脳への刺激が少なくなるため、眠気に襲われてしまうんです。


運転中であっても適度に気分転換をすることで、脳へ刺激を与え、眠気を防ぐことが可能になります。


運転中の気分転換としておすすめなのが、音楽をかけたり同乗者とおしゃべりをすること。眠気を防ぐことができるだけでなく、ドライブそのものが楽しくなりますよ。


お気に入りの音楽や、ドライブ向けのテンポの良い曲をプレイリストに追加して、ドライブに持ち出しましょう。また、しりとりなどの言葉遊びをするだけでも、眠気はかなりおさまります。


さらに、運転中は冷たいジュースやコーヒーなどでこまめに水分補給をしたり、ガムやアメを口にするのもおすすめです。冷たい飲み物を飲んだり、口を動かしたりすることで、脳に刺激が加わり、眠気を和らげることができますよ。


「気分転換をしても眠気が取れない」というときには、無理に運転を続けずに、安全な場所に車を停めて仮眠を取ってください。15分から30分ほど目を閉じるだけでも、脳と体がリセットされて、運転に集中できるようになります。

長時間運転の注意点4.いつも以上に安全運転を心がけよう


人間の脳は連続して同じ行動を行うと、次第に注意力が落ちるという特性を持っています。


長時間のドライブでは、集中力が少しずつ低下していきます。運転中は道路や前方のクルマの状況、信号や標識など多くのことを同時に把握する必要がありますが、長時間運転を続けていると、こういった運転に必要な情報に対しての注意力が散漫になってしまうのです。


特に長距離運転中は「集中力が低下している」ということを自覚して、いつもより少し速度を落として運転するように心がけましょう。


また、スピードの出し過ぎや車間距離を詰めての運転、前方の車を追い越すために車線変更を繰り返すような運転は、通常よりも集中力を必要とするため、結果的に集中力の低下を早めます。


適切な速度と車間距離を保った運転は、事故の防止だけではなく集中力の維持にもつながります。長距離運転では、ふだんよりも「安全運転」を意識するようにしてくださいね。

長時間運転の注意点5.夜間や悪天候時には、さらに注意が必要


周囲が暗くなる夜間や視界が悪い雨の日、雪道など滑りやすい道路状況での運転では、ふだんよりも運転に集中する必要があります。


悪天候のときには車外に出るのが面倒になり、つい休憩の回数を減らしてしまいがちです。休憩が少なくなることで、さらに疲れが溜まり、集中力が落ちるという悪循環に陥ってしまいまうのです。


雨の日こそこまめに休憩を挟み、少しでもいいので体を動かすようにして、頭と体をリフレッシュしながら運転するように心がけてくださいね。

スケジュールに余裕を持たせて、ゆとりのあるドライブを


今回は、長時間運転する際の注意点を5つご紹介しました。


長時間運転のときはふだんよりもスピードを落として運転をし、疲れや眠気を感じたら、すぐにクルマを停めて休憩や仮眠をとるようにしましょう。そうすることで、安全に目的地まで移動することができます。


そのために大切なのは、スケジュールに余裕を持たせることです。スケジュールいっぱいに予定を詰め込むと休憩を取る回数が少なくなり、疲れていても無理をして運転を続けることになってしまいます。


筆者は長時間の運転の途中で疲れを感じた時は、立ち寄ったサービスエリアや道の駅で30分〜1時間の仮眠をとることがよくあります。途中で仮眠が取れるくらいに予定に余裕を持たせているので、長距離の移動でも疲れすぎることなく、旅を楽しむことができているんです。


みなさんも、移動時間に余裕を持たせた「ゆとりのあるスケジュール」を組んで、安心・安全な旅を楽しんでください!


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