私たち夫婦が家を断捨離して中古キャンピングカーでバンライフを始めてから、もうすぐ丸2年が経とうとしています。最近では車内生活にも慣れて、すっかりいまの生活スタイルが板についてきました。
そこで今回の記事では、キャンピングカーで生活をする私たち夫婦の「休日ルーティーン」をご紹介します!
「実際にクルマの中で生活するって、どんな感じなの?」と疑問を持っている方は、ぜひ記事をチェックしてみてください。
私たち夫婦は基本的に毎日クルマの中で暮らしており、「旅をしない日」のことを「休日」と呼んでいます。
雨や台風・晴れ続きの日など、そのときの季節や天気の影響で多少変動することもありますが、普段は観光地に人が多くなる週末の1日を休日にすることで、計画的に「必要な用事」を済ませるようにしているんですよ。
そんな休日の朝起きてからお昼までと、昼から寝るまでにわけて「バンライフの休日ルーティーン」をご紹介していきます。
起床時間はその時々で決まっておらず、早めに起きることもあれば遅くまで寝ていることもあります。リモートワークの量や運転・移動の際の疲れ具合に合わせて、その都度調整をしています。
私たちはいつも、運転席部分の上に位置する「バンクベッド」で寝ていますが、朝起きてすぐに寝床に空気を通すようにしています。
朝起きてから夜に寝るまでの間、ベッドに風が通りやすいようにしておき、ベッドの湿気対策をしているんです。
起床後にはトイレ・歯磨き・洗顔を車内で済ませています。
車内にトイレ(マルチルーム)やシンクがあるので外に出る必要がなく、パジャマのまま行動できるのでとてもラクチンです。
その後身支度をして、朝の準備は完了です。
身支度を整えた後はリモートワークの時間です。私たちの休日=「旅をしない日」なので、移動しない時間が仕事の時間となります。
バンライフをしていると「収入源は?」「どんな仕事をしているの?」というご質問もよくいただきますが、現在はライティングのお仕事やYouTube動画制作、雑誌での執筆活動などをさせていただいています。
金額は会社員時代の収入と比べると少ないため、不安になることもあります。
しかし、夫婦で同じ家に住んでいるはずなのに忙しすぎて顔を合せられなかった以前の生活よりも、収入が乏しくても夫婦一緒に生きていると実感できる現在の生き方が、私たちは大好きです。
リモートワークの合間に食事の時間を取ります。
私たちは朝とお昼を合わせて「あひるご飯」と呼んでいます。ちょっと寝坊した日は、朝昼兼用で食事を取っているんですよ。
午後もリモートワーク。記事執筆・動画作成に勤しみます。
最近の悩みは、自分たちをどう売り出して良いか分からないことでしょうか。2人で作業分担をしていますが、完成前には間違いがないようにお互いに確認をしあうこともよくあります。
ウトウトと眠くなってしまうのもこのタイミングです(笑)。
夕食は1日の食事の中でも1番時間をかけて作り、ゆっくりと食べています。
この時間に映画やニュースを観ることが多く、外の情報や文化に乗り遅れないようにしています(笑)。夫婦2人のバンライフなので、映画やニュースを見聞きするのはとても刺激になるんですよ。
食事中には「YouTube動画の視聴」はしないと決めています。いろんな動画を見始めるとつい集中してしまい、考えこんだり悩んだりしてしまうんですよね。
せっかく夫婦一緒に食事をしているので、気分よく、おいしくいただくようにしています。
キャンピングカーにはトイレとシャワーがついているため、車内でシャワーを浴びることができます。
キャンピングカーのシャワーは家の浴室と異なり浴槽はありません。また、シャワーの水圧も弱く、水量を好きなだけ使うこともできません。
可動産であるキャンピングカーの資源は有限なのです。そのため、水量を節約しながらシャワーの水も大切に使っています。
夕食を食べてシャワーを浴びたらあとは寝るだけですが、その前にその日最後のリモートワークをします。
就寝前は翌日の作業に繋がるように、あえて作業途中で中断するのがポイントです。
そして休日の翌日はまた旅に出るため、Google mapなどを見ながら旅の行程を簡単にプランニングをしておきます。
特に天気予報と気温情報の確認は欠かせません!
歯磨きをしてトイレも済ませたら、大好きな「バンクベッド」に戻る時間です。
1日を無事終え、明日を迎えるドキドキを胸に夢の中へ・・・。
収入も不安定で年中旅をしているため暇だと思われがちですが(笑)、そんな私たちにも生活に必要なノルマがあります。
休日にやることは、主に以下の3つです。
食料品などの買出しは、主に全国展開のスーパーや道の駅の農産物コーナーを活用しています。日持ちしない物はその都度買い足すこともありますが、なるべく1週間分の食材をまとめ買いするようにしているんですよ。
コロナ禍には「1ヶ月買出しせずに生活できるか」を検証してみましたが、家庭用の冷蔵庫とは異なるため、やはり生鮮食品(特に肉、野菜)を制限した生活はとてもつらかったです。
今こうして定期的に新鮮な食材を摂取できるのが、とてもありがたく感じてます。
キャンピングカーは装備がたくさんありますが、さすがに洗濯機はありません。週1回ほど、コインランドリーでまとめて洗濯をします。
バンライフを始めるまではコインランドリーの使い方を知りませんでしたが、今や全国のコインランドリーを問題なく使いこなしています。コインランドリーとひと言で言っても地域によって差があり、かなり面白いんですよ♪
家と同じように、車内も掃除をします。
特に海岸や緑豊かな場所を観光した後は、砂や葉っぱなどを車内に持ち込みがち。掃き掃除は毎日行いますが、特に汚れていなければ掃除機を使うのは週に1回程度です。
「バンライフ」=「自分達だけの生活」なので、気負わない程度に掃除をして清潔にしています。
中古キャンピングカーで過ごす私たち休日のようす、いかがでしたか?
「バンライフ」や「日本一周」という言葉だけを切り取ると、キラキラしたイメージを持たれることも多いです。しかし私たち夫婦にとって、このキャンピングカーが「毎日を過ごす場所」のため、家と変わらない生活をしているのかな、とも思います。
ここで紹介した日常はひとつの例ですが、少しでもバンライフをイメージしてもらえたら嬉しいです。
▼YouTubeでもバンライファーのリアルな休日がご覧いただけます▼