ヨーロッパでバンライフ!やってみたいを形にするタビワライフの実験記録vol.6(車中泊編)
ヨーロッパでバンライフ!やってみたいを形にするタビワライフの実験記録vol.6(車中泊編)

ヨーロッパでバンライフ!やってみたいを形にするタビワライフの実験記録vol.6(車中泊編)

死ぬまで新婚旅行をする夫婦。一度きりの人生、好きな人と一緒に生きていくための旅の途中。九州・ヨーロッパ・四国でのバンライフを終えて、今後の展開を計画中。 ・Twitter & Instagram: @tabiwalife

こんにちは。タビワライフの大地です。現在、僕たち夫婦はヨーロッパを約3ヶ月かけてバンライフで旅をしています。この「VANLIFE JAPAN」さんではヨーロッパでのバンライフの様子を連載させていただいておりまして今回がVol.6となります。前回までの記事はこちら(出発編レンタル編ドライブ編バン紹介編食事編)!

 

今回は、ヨーロッパの車中泊スポットについて紹介していきたいと思います。ヨーロッパはバンライフの本場とも言われており、バンやキャンピングカーで旅をしている人が本当にたくさんいます。ただ、僕たちはヨーロッパへの出発前は、実際にどんな場所で車中泊をすることができるのかわかっていませんでした。そんな時に教えてもらったあるアプリを使って、いまは快適にヨーロッパでのバンライフを楽しんでいます。

 

僕たちがヨーロッパで実際にバンライフをする中で感じていることなどもお伝えできたらと思います。この連載を通して、ヨーロッパでのバンライフ旅を一緒に楽しんでもらえたらうれしいです。

どこに車中泊できるんだろう?

 
 

僕たちはこれまでバックパックを背負って、世界一周しようと海外を旅してきました。その中で、ヨーロッパの街並みや自然、そこで暮らす人たちの雰囲気に魅了され、またいつかヨーロッパをゆっくり暮らすように旅したいと考えていました。そして日本に帰国後、九州を車で旅している時に、バンライフという暮らし方の面白さ、快適さを知りました。この2つの経験から夫婦で話し合っているうちに「ヨーロッパでバンライフしたら楽しそうだね!」という流れになり、今に至っています。(詳細は経緯はこちら!)

 

実際にヨーロッパに来るまではわからないことがたくさんありましたが、その中でも"どんなところで車中泊することができるのだろう?”という疑問がすぐに浮かびました。ヨーロッパはバンライフの本場とも言われており、キャンプ場やRVパークなどのスポットが充実していそうなイメージはありましたが、毎日1箇所ずつ調べて、そこがどんな雰囲気のところなのか?トイレやシャワーがあるのか?金額はいくらくらいなのか?こう言ったことを1つ1つ調べるのはバンライフを安全で楽しいものにするためにはとても大切なことですが、正直に言ってしまえば、とても大変でめんどくさい作業です。

 

というもの、調べたくても、検索して出てくる情報は日本語ではありませんし、日本国内であればあまり気にしなくてもよい治安面なども気になるところではあります。毎日毎日、車中泊スポットの快適さ、安全さを自分たちで1つ1つ調べるのは移動しながらの生活でかなりの時間を使うことになります。

神アプリ「park4night」がすごい!

 

車中泊スポットを探すのが大変と言っても自分たちがやりたくてヨーロッパにきているのだし、そこはしょうがないなと思っていました。そんな時に僕たちがヨーロッパでバンライフをすることをSNSで見つけてくれた方から連絡をもらえることがありました。その方はいま現在、ヨーロッパを車で旅しているということで、車中泊スポットを探すのであれば「park4night 」というアプリが便利だということを教えてくれました。

 

僕たちもすぐにそのアプリをダウンロードして使ってみることにしました。この「park4night」は車中泊スポットに特化したアプリケーションでヨーロッパではとても良く使われています。簡単に説明すると、地図から自分が行きたいエリアを検索するとその近くにある車が停められる場所、キャンプ場などの情報が地図上にズラッと表示されます。

 

その中で、良さそうな場所を決めてクリックするとそこがどんな場所なのか、どんな設備があるのか、料金がいくらか、そしてその場所までの道順がGoogleマップと連動しており、すぐに向かうこともできてしまいます。実際に車中泊した人が「park4night」に情報を書き加えたり、新しく良い場所を見つけたら登録することもできる仕組みになっており、ヨーロッパ中の車中泊スポットを網羅しているのではないかと思うほどの情報量でした。

実際にヨーロッパで車中泊してみて 

  

実際に「park4night」を使ってヨーロッパでバンライフをしているときに感じたことは、ヨーロッパには無料の車中泊スポットがたくさんあるということでした。僕たちはいま車中泊する場所は毎回「park4night」で調べて決めているのですが、検索するときにフィルターを使うことができ、有料か無料かなども選ぶことができます。

 

もちろん、有料な場所はシャワーや外部充電などの施設が充実していてとても良いのですが、無料スポットでも魅力的な場所がたくさんあります。「park4night」では実際にその場所で車中泊した人のレビューや写真を見ることもできるため、そういった評価からも行く前からそのスポットの雰囲気をある程度掴むことができます。

 

 

僕たちは無料の車中泊スポットと有料の場所をうまく組み合わせながら費用を抑えつつ、快適なバンライフを楽しむようにしています。このアプリをヨーロッパでのバンライフが始まる前に知れて本当に良かったなと思います。実際に「park4night」を使って車中泊スポットに行くと他にもキャンピングカーやバンが止まっていて安心感と勝手な親近感をいつも感じています。

ヨーロッパの車中泊文化から感じること

ヨーロッパにきて感じることは、キャンピングカーやバンライフの車中泊をする人の数の多さです。特にキャンピングカーでヨーロッパ中をゆっくりと旅している人たちは本当にたくさんいます。そのため、そういった人たちを受け入れる車中泊スポットやキャンプ場などの施設もとても充実しています。

 

この背景にはヨーロッパというたくさんの国同士が隣接している土地柄もあると思いますが、やはり一番は働き方、暮らし方などのライフスタイルに対する価値観の違いを受け入れ合っていることにあると思います。

 

 

まだ短いヨーロッパでのバンライフ経験なのでわかったようなことは言えませんが、お互いの価値観を認め合っているというよりはそれぞれに価値観が違い、しあわせの感じ方が「違う」ということを受け入れ合っているように感じます。だからこそ、いい意味で自分は自分、他人は他人とお互いに干渉し過ぎない雰囲気にゆったりとした余裕みたいなものを感じるのかもしれません。

 

そういった点が、僕たちの目には、ヨーロッパの人たちが他人からの評価よりも、自分の価値観にしたがって自分の人生を楽しんでいるように映ります。これから日本でもバンライフをする人が増えたり、海外から日本を車旅でゆっくり巡りたいと思う外国人が増えてくると思います。そういった時に、もっとお互いの「違い」を受け入れ合える社会になっていけば良いなと思います。

 

 

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死ぬまで新婚旅行をする夫婦。一度きりの人生、好きな人と一緒に生きていくための旅の途中。九州・ヨーロッパ・四国でのバンライフを終えて、今後の展開を計画中。 ・Twitter & Instagram: @tabiwalife

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