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冬の車中泊は何があれば安心?雪山の車中泊歴20年の夫婦が伝授する対策術!
冬の車中泊は何があれば安心?雪山の車中泊歴20年の夫婦が伝授する対策術!

冬の車中泊は何があれば安心?雪山の車中泊歴20年の夫婦が伝授する対策術!

年間30-40日、家族4人でハイエースで車中泊しながら、サーフィンやスキー&スノーボードを楽しむ。 冬だけ雪国で二拠点生活するなど、「旅」をテーマに場所に縛られない働き方・ライフスタイルを満喫中。

4人家族で週末や長期休みを利用して、車中泊で日本一周の旅をしているYouTuber/ブロガー「とうちゃんはテンネンパーマのかあちゃんこと、池辺純代です。


キャンプやアウトドアの人気が高まる昨今、春や秋の車中泊は経験があるかたも、冬の車中泊にも挑戦してみたいと思ったことはありませんか?


私たち家族は、冬になると一家4人でスキー車中泊旅に出掛け、厳冬期の北海道から東北・新潟まで雪山車中泊を経験してきました。

今までの経験から、ズバリ、冬の車中泊は「寒さ対策と防寒のためのグッズを備える」ことが必須です。


冬の車中泊に必要なグッズと対策ポイントをお伝えしますので、ぜひ冬支度を整えて車中泊を楽しみましょう!

車中泊の冬対策は「車の断熱」がポイント

(1)車の窓の断熱は必須

冬の夜の社内の光景


車中泊をするときは、冬でも夜は車のエンジンを切ることになります。

そうなると、一気に車内は冷え込みます…!


車の窓は面積が大きいので、外気温が窓を通じて伝わり車内の温度も下がってきます。

そのため、窓に断熱をしっかりさせることで外気からの温度を遮断することができるのです。


「とうちゃんはテンネンパーマ」のハイエースは、市販のシェードを窓全面に貼っています。



このシェードは内側に厚みのある中綿が挟んであり、外側はアルミの蒸着シートを使用。

冬は車外の冷気を遮断して車内の温度をキープしてくれ、夏には強い日差しを遮断して車内の温度上昇を抑える、という優れモノなんです!


もちろん、市販のシェードでなくても、断熱効果のある布を使って自作で窓の断熱材を作る方法もあります。

どちらにしても「窓の断熱」は冬の車中泊の寒さ対策に必須なので、面倒くさがらずに良いものを使うことをお勧めします。


…というのが、実は昔、夫婦のみで岩手のあるスキー場の駐車場で車中泊した際に、痛い思いをしたことがあります。当時は便利な車中泊グッズがあまり売られておらず、自分たちも持ち合わせていなかったので、私たちは窓に一切の断熱シートを貼らないまま冬用の寝袋にくるまって寝たのですが…


あまりもの寒さで全く寝ることができない。

ふと車内の温度計を見てみたら、「-15℃」!

寝袋の限界温度を超える寒さでした。本当に寒かった…!!


無知って怖い。子連れであればさらに危険です。

寒くて眠れないとせっかくの冬の車中泊が楽しめなくなってしまうので、ぜひ寒さ対策をして暖かくしてくださいね。

(2)床からの冷えに注意!


車の荷室に直接寝る場合など、車種によっては車の底部からくる「床冷え」に注意が必要です。

このような場合は、キャンプなどに使うマット(インフレーターマットやエアベッドなど)を敷くことで、冷えを防止することができます。

マットはシートを倒した時に気になる凹凸もフラットにしてくれるので、ある程度の厚みがあると快適に寝られます。

冬の車中泊必需品はこれだけあればOK

寒さ対策のポイントを抑えた上で、冬の車中泊に欠かせない必需品を7つ紹介します。

(1)窓の断熱シート


先ほど紹介しました、「窓の断熱シート」です。


テンネンパーマのハイエースは窓が8つあるので、フロント3枚/リアウィンドウ5枚の計8枚のシェードを寝る前に貼っています。

ご覧の通り、窓につける側に吸盤がついているので、ささっと簡単に取り付けられるのがポイントです。


こちらのシェードは車種に合わせてラインナップされているので、窓のサイズにぴったりフィットし、隙間から冷気が入ってくることもありません

(2)車中泊マット


こちらも先ほど紹介しました、車の底冷えを防ぐ車中泊マットです。


写真のサーマレストは私が20年近く愛用しているもので、厚さは3cmほどです。

今はマットも高品質なものが増えてきて、かつ手頃な価格で手に入れられるものもあるので、ぜひお好きなものを選んでみてくださいね。


厚いものだと10cmのマットもあり、そのくらいの厚みがあれば底つきもしないので快適です。

またマットの断熱性は、「R値」という数値で表され、「R値」が高くなればなるほど断熱性が高くなります


冬の車中泊ならば、この「R値」が3.0-4.0位あれば床冷えを防ぐことができると思います。

ちなみに「銀マット」と呼ばれる種類のマットはこのR値が0.25-0.5ほどなので、断熱性が低いといえます。


エアベッドもありますが、断熱性はエアマットのほうが高いので、空気の厚みがほしいかたは自動的に空気が入って膨らむタイプのインフレーターマットがおすすめです。

(3)冬用の寝袋または布団

THE NORTH FACEのマミー型寝袋

冬のエンジン切った後の車はどんん冷えてくくので、保温性の高いダウンの寝袋がオススメです。


布団でも良いのですが、かさ張るため、コンパクトに収めたいかたには寝袋がベター。

私たち家族の場合はスキーやスノーボードの道具もハイエースに積むので、この寝袋が収納スペースの助けになっています。


個人的に愛用しているのはノースフェイスの-18℃対応の厳冬期用寝袋です。

家族も全員ダウン製の寝袋を使っています。


寝袋には「封筒型」という四角い筒型のものと、「マミー型」という体にフィットする形のタイプがあります。

経験上、寝ているときに肩が出ているとそこから冷気が入ってきて、体が冷えていきます。

そのため「封筒型」よりもドローコードで首回りをしっかり締められる「マミー型」の方が保温性が高くオススメです!

(4)重ね着できる服装

子どもたちも温度調節しやすい服装で過ごしています


冬の車中泊で寝るときの格好ですが、重ね着できる服装がベストです。

この重ね着を「レイヤリング」といって、気温に合わせて体温調節することができ、自分の体温を逃さず保温することができます。


重ね着の基本は以下の3つの服装。


・ベースレイヤー

最初に肌に身に付けるものを差します。

汗をかいた後に冷えて体温が低下しないように、化繊の素材でできたものだと肌をドライに保ってくれるのでベストです。

私たちは親子でユニクロの「ヒートテックエクストラウォーム」を愛用しています。


・ミドルレイヤー

次に身につけるものを差し、保温性を保ち通気性の高いものがオススメ

フリースなどがベストです。


・アウターレイヤー

フリースの保温性をさらに高めてくれる、薄手のダウンなどがオススメ


ちなみに車の保温性が高ければ、アウターレイヤーまでは必要ありません。

冷え性の女性は、これにネッグウォーマーや靴下などをプラスすると、かなり暖かくして過ごせるのでお試しくださいね。


結果、スキーやスノーボードのアウターの中に着る服装がベストな状態なので、私たちは翌日のスキーに備えて、スキーで着る服装のまま車中泊することが多いです。

(5)カイロ

使い捨てカイロなどを冷えやすい場所に貼っても良いですし、寝袋の中に入れても暖かいです。

お湯を入れるタイプだと、寝る前にお湯を沸かす手間がかかるので、充電式の湯たんぽが便利ですね。


15分位の充電で8-10時間ほど保温が可能なタイプもあります。

またコードレスで使えるカイロもあるので、寝袋のそのまま入れることができ、繰り返し使えます!

(6)電気毛布


さらに暖かく過ごしたい場合は、「電気毛布」があると安心!

敷き布団や車中泊マットの上に敷いておくだけで、下からじわ~っと温まるので、一度使うと手放せなくなります。

電気毛布で温められた体を上からダウン製の寝袋や羽毛布団でしっかり保温すれば、寒さはかなり解消されます。

(7)ポータブル電源(バッテリー)


電気毛布を使うのであれば、十分な容量のあるポータブル電源(バッテリー)が必要です。

電気毛布のメーカーや消費電力にもよりますが、2晩使うのであれば500Wくらいの定格出力のポータブル電源があれば大丈夫かと思います。


スマホやカメラなどの充電にも使え、災害時にも活躍してくれるアイテムなので、持っていて損はありませんね。

冬の車中泊で遊びの幅も広がる


冬の車中泊での「寒さ対策」と「必需品」についてご紹介してきました。


車のエアコンで暖められた車内の温度を出来るだけ下げない「車の断熱」と、「体の保温」をしっかりできるグッズがあれば、冬の車中泊でも朝まで快適に寝ることが可能です。


そして…!

冬の車中泊ができるようになると、冬でも旅を楽しむことができます。

雪景色を楽しむことができるのはもちろん、スキーやスノーボードなどのウィンタースポーツにもオススメ。


スキー場へ行く前日に現地で車中泊できれば、高速の渋滞に巻き込まれずに、朝からコンディションの良いスキー場の雪を楽しむことができます!



ぜひ寒さ対策と防寒に必要なグッズを揃えて、冬の車中泊を楽しんでくださいね。


Carstayのキャンピングカー検索では、設備やオプションを設定できます。

シュラフ(寝袋)やサブバッテリー、FFヒーターつきの車をチェックしてみましょう。


また、大寒波で一晩で積雪50cm積もったときの、車中泊の様子の動画がありますので、そのリアルな様子も観てみていただければと思います。

動画で楽しむ

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