Carstayステーションに登録したきっかけは何?RVステーション「南伊豆さくら」のホストにインタビュー
Carstayステーションに登録したきっかけは何?RVステーション「南伊豆さくら」のホストにインタビュー

Carstayステーションに登録したきっかけは何?RVステーション「南伊豆さくら」のホストにインタビュー

2019年10月からハイエースでバンライフ!(が、只今休止中w) 喋り好きの関西人です♡新しい体験や、面白そうな人のいるところへフラッと移動中!最近は伊豆下田の海が好きです。

南伊豆でCarstayステーション「RVステーション南伊豆さくら」のホストをされている高田昭子さん。

Carstayのステーションサービスが始まってすぐにホスト登録をされたおひとりです。


もともと横浜に住んでいた高田さんは、南伊豆へ移住し、現在はテニスクラブやコンドミニアムを家族で経営されています。

これまでどんな転機があり南伊豆へ移住したのか、また、現在のCarstayステーションを始めたきっかけについてお聞きしました。


Carstayステーションのホストについて気になるかたや、南伊豆の町のことを知りたいというかたの参考になればと思います!


(関連記事:南伊豆の山と海を味わう。年中おすすめなRVステーション「南伊豆さくら」で車中泊!」)

27年前に南伊豆に家族で移住し、土地を購入

まずは高田さんの自己紹介をお願いします。

高田さん:

高田昭子、76歳、家族で「さくらテニスクラブ」とコンドミニアム(分譲マンション)を2棟運営しています。

元々は横浜に住んでいましたが、27年前に家族で南伊豆に移住してきました。


ここ(さくらテニスクラブ)の向かいに娘が住んでいて、テニスのヘッドコーチの長男も近くに住んでいます。

次男も近くに家を買っていて、ここは高田家の村みたいになっています。家族で南伊豆の過疎化を防止しています(笑)

土地は、山まで入れて全部で約30,000坪あります。


さくらテニスクラブの前で。

移住歴27年!30,000坪の土地を購入するまでにはどんな転機があったのですか?

高田さん:

横浜に住んでいたころ、テニスが好きだったんです。アマチュアなのにプロみたいに全国を周るぐらい!

「全国レディーステニスの代表になって、全国大会に行く!」という目標で始めたことでした。


なかなか達成できない目標でしたが、50歳を前にしたときに、年齢別ですがその夢が叶ったんです。

そのときに、膝も痛めてたからそろそろ落ち着こうかなと思って。


かつては、主人と私は会員制のテニスクラブとゴルフ場の会員でもありました。

会員だったクラブの施設のひとつに伊豆下田カントリークラブのゴルフ場があったんですが、ここが素晴らしいコースだったこともあって私は横浜から通っていました。


ただ、通っているうちに、周りにテニスコートがないなと気づいたんです。

すると友人が「 ここにテニスコートを造ればいいじゃない」って、私に簡単に言ったんですよ。その一言で、ふと何かひらめいたのね。


横浜では絶対買えない値段。土地が高い分、テニスコートを作ると言ったら何億のお金がないと作れませんから。それも2面なんてね。


テニスコートと後ろに山が続きます

「テニスコートがあったらいいな」の気持ちが形になるまで

そのひらめきで、土地購入に踏み切ったのですか?

高田さん:

そう、田んぼを買って農地転用すれば事業計画書を作れるだろうと思って。

南伊豆はいいところだし、ゴルフ場も近い。そしてここにテニスコートがあったらいいなと思ったんです。


役場に行って、全部調べて、農地転用までで3年。

そのあと、事業計画書を作成して、テニスのコート2面、クラブハウスも建てて、、その前に自分たちの家も建てました(笑)


コート前のクラブハウス、珍しい「椎茸」のお菓子をいただきながら。

そうやって今の「高田村」に至るまでの建物ができていったんですね!その行動力の源は何なのですか?

高田さん:

ここに訪れるみなさんが楽しんでくださればいいな、それでこの地域が明るくなればいいな、という気持ち。


テニスだけでは生活はしていけないので、ほとんどボランティアですけどね。

地域の子どもたちが喜んでくれたり人々が明るくなってくれると、それが自分たちの頑張れる糧になっているなと思います。


(手の平を開いて、表裏のシワをみながら)

ここにくるまでは、手もこんな手をしていなかったですよ。何もやらなければ神奈川に住む予定だったから。


夫はかつて全日空(ANA)のパイロットだったんです。2020年の5月にがんで亡くなりました。

生前、墓碑をテニスコートの見える場所に置いてほしいと言っていました。


誰からも愛される人で、家族も近所のみなさんも、主人のことをとても大切に想ってくれていました。今はそんなみなさんのおかげで私は穏やかに生活させてもらっています。


地域の方々は、この場所へきたら心が安らぐと言ってくれます。

コミュニティとしての役割もあるので、ここから新しいことが始まったりするんですよ。


そういったことができるのも、夫が空から見守ってくれているからかもしれません。


愛されるご主人だったんですね。そして地域の人が今も気軽に集まれる場所なんですね。

高田さん:

私は、人と人がつながらないと世の中は良くならないと思うんです。

Carstay代表の宮下さんやその周りの事業をされている方々も、最終に求めているのは、「人とのつながりの中で、お金で買えるもの以上のものや体験が得られる」ということだと思っています。


いろんな方々の意見や話を聞いて、自分も実際に見て体験して、それから自分の判断をする。

これが私の考え方であり、生き方としてもそう決めています。


自分はこんな性格ではなく、床の間に座っているような性格だったんだけど、どこでこう間違ったのか(笑)、

新しいことを手掛ける人の話は特に興味があるんです。


よく変人って言われます。でも、変人と言われる人が成功しているので、もはや自負しています(笑)

周りを引っ張っていく変人もある程度は必要でしょう?


おおらかな笑顔で話す高田さん

人によって様々な役割があると思うので、高田さんは引っ張っていく役割なんだなと思います。私もバンライフを始めて、人との出会いが大切になり、物の豊さよりも精神的な豊かさ、繋がり、体験を重視するようになりました。

新しいことに興味をもっていたら出会ったCarstay

高田さんがCarstayステーションを始めたきっかけは何だったんですか?

高田さん:

世の中の動きにアンテナを張っていたころ、南伊豆でアイデアソン(新たなアイデアの創出やブラッシュアップのためのイベント)が開催されて、一人の女性が「土地を持っているから、車中泊のための土地活用はどうか?」って話をしていたのを聞いたんです。それでピンときて即決めました!


でも、パソコンを触り始めて間もなかったので、周りに色々教えてもらいました。


ステーションの一部、すぐ後ろの丘ではBBQもできます。

Carstayステーションを始めて、何か感じたことはありましたか?

高田さん:

ゲストのかたとは、予約と来訪のタイミングでいろいろお話しさせてもらっています。最近は、少しずつ予約も入るようになりました!

家族もスタッフとしてこの取り組みに協力してくれています。


せっかく来られたゲストには楽しんで帰ってらえるように努力しています。

オプションなども、現地に来てから決めてもらうこともできます!


予約システムに関しては、もう少し使いやすくなるといいなと思っていますね。

システムの件は運営に伝えておきますね。周辺にはオススメスポットなどありますか?

高田さん:

周りの海もオススメですが、ぜひうちの「いのちの森」も体験してみてください。


山には自然の恵がたくさんあります。最近では「山ざる」と呼んでいる林業の社長さんが、森にある恵をたくさん見つけてくれています。

お土産としても販売しているので、気兼ねなく聞いてくださいね。


樟の防虫剤や黒文字のお茶など、森の恵からできたオリジナル商品

森、私も行ってきましたがとても良かったです。ご家族での開拓も楽しみです!

高田さん:

夫が亡くなって、まだ進んでいないことも色々とありますが、これからも家族や地域のみなさんと協力して南伊豆を盛り上げていきたいと思います。

読者のみなさんもぜひ、「RVステーション南伊豆さくら」にお越しくださいね! 

またぜひ来ます。高田さんありがとうございました!

【追記】

2020年11月21日、新しく、「いのちの森」にある「めおと岩」をメインに、広場や散歩道を整備した「いのちの森 竹の浅間神社」がオープン!伊豆新聞の一面にも掲載されました。

これからも進化していく地域の憩いの場

高田昭子さんの「誰かのために」がベースにあり、ひらめきが形になった「さくらテニスクラブ」。

人々のつながりの場として、これからも進化を続けていくのかいくのかとても楽しみですね。


この記事をみて、閃いた方、移動がもっと自由になる未来へ向けて、また、今ある土地をどう活用したらいいかとお悩みの方、地元への新しい間口として、Carstayステーションを検討してみませんか?


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>>「RVステーション南伊豆さくら」体験記事

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