「バンライフ・ステーション」の利用者は、主に箱型の車<バン>を拠点に、仕事や旅をしながら生活<ライフ>「バンライフ」を送る「バンライファ―」向けで、「田舎バックパッカーハウス」駐車場に、車中泊仕様の車を部屋として家にドッキングさせ、「田舎バックパッカーハウス」家屋のコワーキングスペース、リビング、キッチン、浴室、畑、Wi-Fi、パソコンモニターなど、生活で必要となるスペースや設備の共同利用が可能です。コワーキングスペースは、シェアハウス・オフィス利用者、地域の人たちも利活用することができます。
「バンライフ・ステーション」は一部光熱費込みで15日以上~30日未満22,000円、7日以上~15日未満12,000円、7日間7,000円で利活用できます。
「バンライフ・ステーション」含め「田舎バックパッカーハウス」の利用希望者は、ブログ「田舎バックパッカー(https://inaka-backpacker.com/blog/)」より必要事項を記入して応募後、ビデオメッセージを介して面接を行います。主に仕事があり将来的な目標やビジョンを持つ方々を迎え入れる予定です。
田舎バックパッカーは、全国各地に点在する駐車場や空き地を車中泊・テント泊スポットとして旅行者に有料で貸し出すシェアサービス「Carstay」と、キャンピングカーなど車中泊仕様の車に特化したカーシェアサービス「バンシェア」(年度内開始予定)を提供するCarstayと連携、同社車中泊プラットフォーム「Carstay」を介して、面接後、「バンライフ・ステーション」の予約・決済をすることが可能です。
Carstayは車中泊スポットの他、将来的には、動くことが“可”能な自動車と、不“動産”が融合した「可動産」スペースを各地に増やすべく「バンライフ・ステーション」の全国展開も視野に入れ、同社のミッション「誰もが好きな時に、好きな場所で好きな人と過ごせる世界をつくる」を遂行、総合的な「バンライフ」プラットフォームを提供しています。
田舎バックパッカーこと中川生馬は、企業の広報職を経て、2010年末から約2年半、日本の田舎/地方を中心にバックパッカーとして旅し、さらにハイエースを旅の“動く拠点”として導入。田舎への旅とそこでの暮らしの経験から、従来の暮らしと旅を覆す情報を物理的な体験を交えて発信。従来のライフスタイルや固定概念に囚われない生き方の必要性を体感、現代版の遊動民的暮らし「移動型定住」を摂り入れ、将来のライフスタイルの一つの選択肢として「バンライフ・ステーション」含めた多目的・多用途な拠点「田舎バックパッカーハウス」をオープンすることにしました。能登の限界集落で、様々なライフスタイルを背景に持った旅人や現地の人々が行き交い、“ざっくばらん”な交流が盛んな家になること、関係人口の増加を目指しています。
今回、Carstayと田舎バックパッカーは、「バンライフ」「可動産」「移動型定住」に関する取り組みや考え方が合致したことから、両者で「バンライフ・ステーション」の第一号拠点をオープンすることになりました。
これまで中長期滞在可能な「バンライファ―」向けの施設はなく、「道の駅」「オートキャンプ場」「RVパーク」など、一時的に車中泊/仮眠ができる車旅人向けの施設しかありませんでした。この点、「田舎バックパッカーハウス」の「バンライフ・ステーション」は中長期滞在が可能で、「バンライファー」は、便利で気軽に“家”の充実したインフラ設備を利用・住所登録もでき、田舎での暮らしも体験できる、日々の生活を快適に過ごせる次世代のライフスタイルの施設です。