田舎バックパッカーハウスは、多様なライフスタイルを背景に持つキャンピングカー旅行者/バンライファーなどの“旅人”向けの「未知の暮らしを知れる“旅人”の交流拠点」を目指し運営します。
田舎バックパッカーハウスはバンライフ・ステーションとしても再開し、中長期間、車を通じた旅や暮らしにより“人生を豊かにする”ことを目的として、荷台スペースが広い車“バン”を家やオフィスのように作り変え、車を働く・遊ぶ・暮らしの拠点とする新たな“ライフ”スタイル「バンライフ」を送る「バンライファー」向けに、車中泊仕様の車などのキャンピングカーを部屋として家に“ドッキング”するイメージで、建物内のキッチン、シャワー、トイレ、PCモニターやWi-Fi付きのワークスペース、交流スペースなど、生活や仕事で必要となる設備の利用が可能です。さらに、長期間、日本中を旅するバンライファー向けの住所拠点としても利活用することも可能です。
車中泊は4,000円/1泊~(設備利用などは別途)、長期の利用は26,000円~/1カ月、キャンピングカーのカーシェア利用は14,500円/24時間~(別途保険料など)。車中泊スポットと、キャンピングカーのカーシェアやレンタルを登録できるプラットフォームのCarstayを介して予約できます。
主に以下の構想下、田舎バックパッカーハウスを運営します
◆ 今後、キャンピングカーを3台(現在1台)に増やし、以下①~③の取り組みを実施し、奥能登で深刻化する課題の解消に向けて取り組みます。
① 奥能登の宿不足の課題: 留め置き駐車したカーシェアのキャンピングカー“動く宿泊部屋”に“素泊まり”車中泊ができます。奥能登の宿泊施設不足の課題解消に貢献します。以下Carstay専用サイトを介して、カーシェアで事前に問い合わせて、予約することで、より安価な車泊が可能です。(②のカーシェア・サイトの「まずはホルダーに連絡してみる」から要問い合わせ)
② 能登半島の観光: 旅行の“足”となる従来の鉄道などの移動手段に加え、ホテル部屋のように車内で就寝・仕事が可能で、プライベート空間として利活用できる“動く家”“動く宿泊部屋”“動くホテル”になるキャンピングカーを、利用者がカーシェアで予約・利用することで、奥能登の宿泊施設と、穴水町から“奥”への交通手段の選択肢が少ない能登半島の二次交通の課題の解消を目指し、奥能登の観光に貢献、震災からの復興につなげます。キャンピングカーは田舎バックパッカーハウスでの受け渡しだけでなく、穴水駅や能登空港などに配車することも可能です。
https://carstay.jp/ja/cars/5d7a310f37b66e7d425b96a1/
③ シェルター: 行楽シーズンは①と②でキャンピングカーを運用しますが、国内で地震や豪雨などの災害発生時は、防災シェルターとして、キャンピングカーを多用途・多機能で利活用できるようCarstayで運営します。
◆ 短期から中長期間、車中泊できるスポットとしての取り組み
④ 車中泊スポット: 二次交通や宿泊施設の減少など様々な課題を抱える地方では、“足”と“宿”になるキャンピングカーは、両面の課題を解消して、観光ができます。このようなキャンピングカー旅行者向けに、必要となる設備が整った奥能登の車中泊スポットとして再オープンします。キャンピングカー旅行者が必要とする電気、トイレ、シャワーなどの設備に加え、キッチンや交流スペース、ワークスペースも提供します。
https://carstay.jp/ja/stations/hokuriku/station/5c4489671e56c84f1bb63b7c/
⑤ バンライフ・ステーション: 中長期間、全国各地へと旅行するバンライファー向けの拠点、“住める駐車場”「バンライフ・ステーション」としても再オープンします。バンライフ・ステーションは15日以上~30日で26,000円~、7日以上~15日で18,000円~で利用できます。駐車場にとめた利用者のキャンピングカーを“部屋”とし、田舎バックパッカーハウス内にある生活や仕事で必要な全設備の共同利用が可能です。(車中泊のサイトのチャットから要問い合わせ)
◆ ①~⑤の取り組みのほか、以下取り組みも展開します。
⑥ ワークスペース: 田舎バックパッカーハウス施設内のWi-Fiやデスクなどを備えた仕事場を、バンライファーや地元の人々などに提供します。(要予約)
⑦ キッチンカーなど: 田舎バックパッカーハウスの駐車スペースを、車中泊スポットとしてだけでなく、キッチンカーなど“動く商用施設”にも貸し出し、地元の人たちも楽しめるスポットとしても運用します。(要問い合わせ)
⑧ シェアハウスとオフィススペース: 奥能登各地や能登空港にアクセスしやすい玄関町として、穴水町だけでなく、能登移住に興味ある人々向けに短期間(1カ月以上~2カ月未満、要相談で延長可能)滞在できるシェアハウス兼オフィススペースを提供します。(30,000円~/1カ月)(要問い合わせ)田舎バックパッカーハウスから能登空港までは20分と近く、東京までは最短計80分で出張可能なスポットです。
【田舎バックパッカーハウス 構想イメージ図内容:目標とする田舎バックパッカーハウスのイメージ(左上)、田舎バックパッカーハウスを拠点にキャンピングカーでめぐる能登半島(右上)、バンライフ・ステーション(左下)、田舎バックパッカーハウス施設内】
田舎バックパッカーハウスはCarstayの車中泊スポットのサービス開始以来、予約獲得数は全国で6位、数年以内に3位以内を目指します。
2024年1月の震災直後、田舎バックパッカーハウスでは宿泊施設が激的に減少する中、キャンピングカーなどを使用した旅行者やボランティア向けに車中泊スポット、Carstayのキャンピングカー配車中継拠点、Carstayスタッフの中長期滞在の拠点、空き部屋をスペース共用し、ボランティア、通信、電力事業者など復興事業者や、テレビ、新聞などの報道機関向けにオフィス拠点としてや、キャンピングカーをカーシェアして提供しました。
24年8月の盆休み期間中には、復興支援なども目的に、1日15人~20人が田舎バックパッカーハウスに駐車したキャンピングカーを拠点に、能登の食材を使ったバーベキューや、海水浴含め穴水ならではの穏やかな湾での“洋上パーティー”など奥能登での休日を楽しみました。
しかし、2024年9月、大規模半壊になった田舎バックパッカーハウスの母屋は解体され休業。その後、奥能登の職人不足が深刻な状況下、ガレージ(納屋)を改装し、トイレ、シャワー、洗面所、台所合併浄化槽などの水場、太陽光発電や大容量のポータブル・バッテリー含めた電気設備などの導入が完了し、2025年春からの行楽シーズンに向けて、本格的に再オープンしたものです。
直近のゴールデンウィーク期間中は、日本中を旅行するバンライファー、県外からの車中泊スポットや、カーシェアしたキャンピングカーの利用者など、累計約15人が利用しました。すでに、夏休みの利用に関する問い合わせも入り始めています。
田舎バックパッカーハウスは2019年1月にCarstay初となる車中泊スポットとしてオープンし、これまで累計約1,200人以上のバンライファー/キャンピングカー旅行者が利用しています。
【全国の競馬情報をYouTubeなどで発信してキャンピングカーで旅・仕事・生活する「競バンライフ」の鈴木祥太氏(神奈川県出身)(4月30日~5月1日滞在)】
【移住先を探しながら全国をキャンピングカーで旅するYouTuberの「ちゃんじろー夫婦」の中西次郎氏(神奈川県出身)と、グェン・ド・クィン・チャン氏(ベトナム出身)(5月1日~3日滞在)、能登牡蠣を堪能。田舎バックパッカーハウス施設内のワークスペースで動画の編集作業なども行い、次の目的地へと旅立った】
【トラック型のキャンピングカーで能登観光を楽しんだ千葉県出身の家族(5月3日)】
【東京都から能登空港経由に到着後、田舎バックパッカーハウスでキャンピングカーを借りて、能登半島を観光や、能登牡蠣などの魚介類を堪能した家族(5月3日~5日)】
【2024年1月の能登半島地震で大規模半壊となった田舎バックパッカーハウスの片付けをボランティア支援した元航空自衛官の竹岡快輝氏(愛知県出身)が能登を再訪。田舎バックパッカーハウスで車中泊、施設内の交流スペースでオーナーとの会話を楽しみ、能登半島を観光し、北海道に向けて出発した】
2024年のキャンピングカーの国内総保有台数は約16万5,000台(日本RV協会調べ)となり、旅行の新しい移動手段や“動くホテル”になるとして、需要が高まっています。
また、キャンピングカー保有台数、Carstayの車中泊スポットやキャンピングカー利用者数、SNSなどを分析した独自調査によると、日本の車中泊/バンライファー人口は約100万人以上で、今後、車両の自動運転やEV化が進むことで、車を基盤とした“動く居住空間”を利活用する人々、新たな旅行やライフスタイルのバンライフとその市場規模は、飛躍的に増加し、キャンピングカーは「動くホテル」としても需要が高まると見込まれ、バンライファーがより増加する近い将来に向け、田舎バックパッカーハウスは2019年12月に、長期滞在ができる“住める駐車場”としても国内で初めてオープンしました。
能登半島地震前、奥能登にあった約150もの宿泊施設は半数以下となり、復興状況下、観光客向けの宿泊施設が不足している状況です。Carstayと田舎バックパッカーハウスは、移動手段と“宿”にもなるキャンピングカーを利用した旅行者、車中泊スポットの拡大により、能登の観光スポットや地域経済などの活性化につなげます。
なお、2025年春からの旅行シーズンに向けたキャンペーンとして、田舎バックパッカーハウスが販売支援する能登牡蠣の購入者 先着20組に、“幻のきのこ”として知られる はなびらたけ「ホホホタケ」を1パック(静岡県島田市 大井川電機製作所 生産)/1組にプレゼントします。
牡蠣の注文サイト: https://inaka-backpacker.com/blog/ishikawa-noto-anamizu-iwaguruma-oyster/
■ 田舎バックパッカーハウス概要
・所在地: 927-0008 石川県鳳珠郡穴水町川尻タ31−番地 (https://maps.app.goo.gl/2eiQc77uN7dnwPMx5)
・運営開始日: 2019年1月
・予約方法: Carstayサイト
- 車中泊 https://carstay.jp/ja/stations/hokuriku/station/5c4489671e56c84f1bb63b7c/
- キャンピングカー https://carstay.jp/ja/cars/5d7a310f37b66e7d425b96a1/
・問い合わせ先: 080-4476-1106、inaka.backpacker.japan@gmail.com
・詳細情報: https://inaka-backpacker.com/blog/2019/12/ib-house-summary/
・代表: 中川生馬(1979年1月生まれ。神奈川県鎌倉市出身。2001年、米オレゴン大学卒。広報代理店(PR会社)やソニー株式会社(現・ソニーグループ)勤務を経て、2010年10月、都会以外のライフスタイルを探求するために日本の田舎/地方を中心にバックパッカー旅へ。2013年5月、神奈川県鎌倉市から能登の人口約120人の農山漁村 石川県穴水町岩車に移住。2019年1月に車中泊スポット兼シェアハウスなど多目的・多用途の「「田舎バックパッカーハウス」をオープン。フリーランス/個人事業主として広報、ライター、ブロガー、ウェブ制作、田舎体験、移住先の地元産食材の販売サポートなどを手掛ける)