『渡り鳥とカタツムリ』とCarstay
『渡り鳥とカタツムリ』は、車中泊をしながら全国各地を旅する主人公たちの出会いや成長、旅をしながら仕事をする新しいライフスタイルなどを漫画化したもので、主人公の旅する絵本作家・渚つぐみ(なぎさ つぐみ)と、車中泊素人の青年・望月雲平(もちづき うんぺい)が、能登半島の先端“奥能登”の石川県穴水町川尻地区にある、長期滞在ができる車中泊スポット“住める駐車場”の「バンライフ・ステーション」を併設したシェアハウス「田舎バックパッカーハウス」の運営者と富山県で出会い、穴水町へと北上。
渚つぐみや望月雲平が乗るそれぞれの車で、「バンライフ・ステーション」に“動く部屋”として駐車し、併設するシェアハウス「田舎バックパッカーハウス」を利用しながら、一時的な拠点として暮らします。穴水町を中心に“奥能登”含む北陸エリアの自然に恵まれた環境で、自由な車中泊旅を満喫する主人公たちを描きます。
また、著者の高津マコト氏が実際の現場を取材した内容が漫画で描かれる予定で「田舎バックパッカーハウス」運営者で、Carstay広報担当の中川生馬は『渡り鳥とカタツムリ』で“外川(とがわ)さん”として登場します。『渡り鳥とカタツムリ』はワニブックスが運営するウェブメディア「NewsCrunch」で読むことができます(こちら)
『渡り鳥とカタツムリ』のロケ地「田舎バックパッカーハウス」キャンペーンについて
● 応募期間: 2021年4月5日(月)0:00〜4月19日(月)23:59まで
● 対象利用期間: 2021年5月1日(木)〜8月31日(火)のうち1カ月間半額
● 対象者: 「田舎バックパッカーハウス」の「バンライフ・ステーション」に 1カ月間以上 滞在するバンライファー
● キャンペーン料金:
・1車両11,500円/1カ月(通常料金 23,000円)
・別途光熱費などの実費発生(他詳細は「その他詳細」を確認)
● 対象車両数:
・先着合計16車両/計4カ月(最大4車両/1カ月)
・車両の大きさによって台数が変更する可能性があります。
● 応募方法: 専用応募サイトから申し込み(こちら)
● 当選者発表: 当選者の発表は対象予約期間後、約1週間以内に先着順にメールなどで 連絡の上、確定します。
● その他詳細: 田舎バックパッカーハウスのサイトを確認(こちら)
「バンライフ・ステーション」とは、主に箱型の車<バン>を拠点に、仕事と旅を両立しながら長期間、生活<ライフ>するライフスタイル「バンライフ」を送るバンライファーが、快適に長期滞在できる車中泊スポット・駐車場です。
「バンライフ・ステーション」では、自身の車両が“動く部屋”となり、敷地内にあるキッチン、トイレ、シャワー、ワークスペースなどの共用スペースを自由に利用することができ、未来型のモビリティ(移動体)“動く家”“動くオフィス”“動く店”などのベースとなる駐車拠点になることを目指しています。2019年12月から開始した能登の「バンライフ・ステーション」には、最長3カ月半、長期滞在する夫婦がいるなど、合計約5組が長期間、利用しています。
「バンライフ・ステーション」は現在、全国に13カ所あり、更なる「バンライフ」の普及と本格展開するために、全国各地で候補地を公募しています。
両社は今後も車中泊旅、バンライフの“動く世界”を拡大すべく、引き続き、連携いたします。
なお、能登・穴水町がメイン舞台として登場することを記念して、ワニブックスの「NewsCrunch」では、2020年からコロナの影響で飲食店や牡蠣(かき)のイベントが中止となり、販売不調となっている穴水町岩車地区の牡蠣の特設ページを掲載し、牡蠣漁師の販売をサポートします。
※バンライフ: 車を通じた旅や暮らしにより、“人生を豊かにする”ことを目的として、荷台スペースが広い車“バン”を家や オフィスのように作り変え、車を働く・遊ぶ・暮らしの拠点とする新たな“ライフ”スタイル。
参考資料: 「バンライフ・ステーション」について
「バンライフ・ステーション」は、不動産<固定された家>と、車が動くことが“可”能な不“動産”“可動産”<車中泊仕様の車“動く家”>の融合拠点で、バンライファーは車を自身の“部屋”として駐車し、同じ敷地内または近隣の家屋のキッチンやダイニング、シャワー、洗面所、電気設備、ごみ処理、郵送物の受け入れなど、普段生活する上で最低限必要となるスペースや設備を利活用することができるため、快適な車中泊生活を送ることができます。ステーションによっては、リビング、ワークスペースなどの利用も可能です。
車を“部屋”とした長期の拠点、別荘、リモートワーク、地域エリアの長期旅の拠点などとして利用可能。滞在期間は2週間からで、料金は1車両・約1万円+実費から(利用人数、利用期間の上限、料金は運営者によって異なります)。
これまで「Carstayステーション」「道の駅」「RVパーク」「オートキャンプ場」など、短期間または一時的に車中泊/仮眠ができる車旅人向けや、アウトドアを楽しむ施設はありますが、長期間、旅先で“自宅にいるかのような”感覚で車を駐車して、快適な“車中泊生活を送れる”バンライファー向けの施設は国内にありませんでした。
昨今、車のEV・自動運転化や「動くホテル」「動くオフィス」「動く家」など、車が「可動産」となる未来が近づき、自動車は移動手段だけでなく、車内や車体を改装することで用途が変化する「動くX」へと進化、車と人々の暮らしは、これまで以上に密接になることが予想されます。既存の自動車を応用して、キャンピングカー、トラックの荷台に住居のような“くつろぎ”空間を載せて旅や仕事をするバンライファー数は国内で数百人~数千人規模と推定しています。
人が車で過ごす時間が増えると同時に、今後 バンライファーが増加、Carstayでは、現代のテクノロジーと日本の豊かな生活インフラを活かした、バンライファー向けの生活拠点「バンライフ・ステーション」の全国的な整備が必要と考えました。
今後、ワーケーションの“足”や“宿”としてキャンピングカーや車中泊仕様の車を走らせる人々も増え、車を別荘“動く家”として想像する人たちが多くなるとも推測していることから、「バンライフ・ステーション」の需要が増加すると見込み、サービス開始に至りました。地震・洪水など災害時でも役立つ施設、東京に集中した人口を分散する一つの鍵となる基盤施設になるとも見込んでいます。
既に、石川県能登地方の穴水町川尻地区では、2019年12月から、シェアハウス「田舎バックパッカーハウス」で日本初の「バンライフ・ステーション」を開始。2020年のコロナ禍、緊急事態宣言で行き場を失った横浜の家を売却しキャピングカーに“引っ越した”バンライファー夫婦が約3カ月以上、全国を長期間車中泊旅しながら仕事と生活を送る夫婦2組が約1カ月間、“動くオフィス”としてバンを改装し出張旅するバンライファー会社員が約1カ月間滞在するなど、バンライファー向けの快適な生活基盤として役立つ施設となっています。
滞在希望者は、名前、連絡先、滞在希望先などの必要事項を記入し応募、運営ホストに問い合わせ後、入居することが可能です。(フォームはこちら)
< バンライフ・ステーション13箇所 (2021年3月現在)>
【北海道】 RVパーク 知床清里町ウエネウサルみどり
【千葉県】 九十九里浜<トトノイ古民家>
【東京都】 三軒茶屋のモテアマス
【石川県】 田舎バックパッカーハウス <1>
【石川県】 ぼりちゅに邸(リバ邸能登)
【長野県】 しの389安曇野ステーション(camping out in the car Azumino)
【山梨県】 LivingAnywhere Commons 八ヶ岳
【山梨県】 シェアハウス彩(リバ邸山梨)
【滋賀県】 ファームステイ近江
【奈良県】 ゲストハウス大淀
【京都府】 京都アボガドヴィレッジシェアハウス
【大阪府】 里山ベースハナビ
【兵庫県】 古民家ステーション(播磨CASAGOYA)
「バンライフ・ステーション」運営ホスト希望者は、車中泊スポット「Carstayステーション」として駐車場や空き地を登録後、24時間利用可能なトイレやキッチンなど生活する上で最低限必要となるスペースや設備を満たしていることを確認し、Carstayのホームページの問い合わせフォームなどから応募することが可能です。「バンライフ・ステーション」のプラットフォーム仲介手数料は20%です。