CarstayとCarLife Japanが運営する「バンシェルター」実行委員会は、4月より「バンシェルター」のプロジェクトを開始し、これまで4カ所の病院に8台のキャンピングカーを提供しています。今般、神奈川県からの要請を受け、県内6カ所の医療機関に約10台のキャンピングカーやキャンピングトレーラーなどの車両を提供します。
小田急電鉄はグループ会社と連携し、車内を清潔に保つためのシーツや枕、フェイスタオルといったリネン類30日分のほか、ペットボトル飲料「箱根の森から 緑茶」を提供します。また、同社が運営を行う地域密着型サービスプラットフォーム「ONE(オーネ)」のパートナー企業やその他企業・団体からはアルコール消毒液、食料・飲料、空調機材等を提供します。
支援に関するスキーム
新型コロナウイルス感染症の終息に向けて、神奈川県内の医療機関では、迅速に搬入・設置・撤収することができる移動可能で快適な「動く診療所」、病院とは別の空間で精神的に癒される「動く休憩所」を求めています。医療機関などの駐車スペースにキャンピングカーを配置し、滞在に必要な物資を提供することで、病床、待合室、診察、医者・看護師など医療従事者の休憩施設などとして役立てることが可能です。
新型コロナウイルスの感染拡大防止の最前線で活躍する医療従事者に感謝と敬意を込めて、全11の企業・団体で支援に取り組みます。
企業と支援内容
支援する医療機関
神奈川県が整備を進める、医療崩壊を防ぐための現場起点の医療体制「神奈川モデル」に協力している県内医療機関 全6か所(順次、拡大予定)
「バンシェルター」について
「バンシェルター」は、「バンライフ※」のリーディングカンパニーであるCarstayと、車での「旅ライフスタイル」を提案するCarLife Japanが社会貢献活動の一環として、最前線で闘う医療関係者を支援する目的で、Carstayのキャンピングカーシェアサービス「バンシェア」を軸に、キャンピングカーのレンタル会社や保有者と共に発足したプロジェクトです。
新型コロナウイルス感染症の早期収束に向けて医療機関を支援し、再びバンライフを楽しむことができる社会を取り戻すために約1か月間、医療機関向けにキャンピングカーを無償で提供します。医療機関は、医療従事者の休憩や診療スペースとして、また、地方自治体はドライブスルー方式のPCR検査場(6月予定)でキャンピングカーを利活用しています。
本プロジェクトの実施にあたり、合計1,000万円の資金調達を目指し、クラウドファンディングを実施しています。
・CAMPFIREサイト: キャンピングカーで医療現場を支援しよう
https://camp-fire.jp/projects/view/257173
※バンライフ:車を通じた旅や暮らしにより、“人生を豊かにする”ことを目的として、荷台スペースが広い車“バン”を家やオフィスのように作り変え、車を働く・遊ぶ・暮らしの拠点とする新たな“ライフ”スタイル。
「バンシェルター」実行委員会
・運営: Carstay株式会社、株式会社CarLife Japan
・協賛: 株式会社ワンズネットワーク、株式会社エアサポ、株式会社MIC、キャプテンスタッグ株式会社、キャンピングカー株式会社、BBQ FACTORY合同会社、株式会社RVトラスト、ゴサール株式会社、株式会社ウォシュビル、Moving Base、ライフネットワーク株式会社、小田急電鉄株式会社
・協力: 一般社団法人日本カーツーリズム推進協会、アンター株式会社、ハーチ株式会社、株式会社TABIPPO、タビワライフ、ケンキャン
・URL: https://carstay.jp/ja/vanshelter
・医療機関・自治体・個人からの問い合わせ先:van.shelter@carstay.jp
株式会社CarLife Japanについて
株式会社CarLife Japanは、日本をもっとクルマで旅をすることの楽しさ、そのノウハウをお伝えする企業です。2020年2月に創業。
・URL:http://kurunabi.jp/
小田急電鉄株式会社が運営する「ONE(オーネ)」について
「ONE」は世代・家族構成などを問わず、小田急沿線にお住いのすべてのお客さまの幅広いニーズに応えるためのサービス提供を行う地域密着型サービスプラットフォーム(Webサイト)です。“Open Next Experience”の頭文字を取った名称で、ICT (情報通信技術)を活用することで、1つのID「ONE ID」により、沿線の暮らしがさらに楽しく快適になるよう、さまざまな企業と提携して、サービスの拡充を目指します。