私たち夫婦が、 中古キャンピングカーで日本一周を開始してから早3年。「車中泊+車中飯」の自炊スタイルで、950日間ほどバンライフを継続しています。
今回は、長期間のバンライフ&車中泊を続けている私たちが、どうやって車内のゴミを削減しているのかや、ゴミ処理の方法などをご紹介します。
まずは、普段買い物をするときに気をつけていることをご紹介します。
私たちは買い物の際、全国展開のスーパーを愛用しています。メリットはどの店舗も品揃えや陳列が似ており、時間をかけずに買い物ができる点。お目当ての食材をすぐに探し出すことができるため、ストレス削減に繋がっています。
時々はご当地の地元スーパーに立ち寄ることもありますが、旅の道中の買出しは、ほぼ全国展開のスーパーと道の駅・JAなんです。
キャンピングカーには備え付けの冷凍冷蔵庫があるので、ある程度は買い置きが可能です。日本一周旅をしている時は週に2~3回ほどと、こまめに食材の買い出しをしています。
こまめに買い出しをする利点は、主に以下の3点が挙げられます。
買い物をする頻度な店舗の選びを工夫するだけでも、大幅にゴミを削減することができますよ。
食材の包装や牛乳パック等は、使用後はきれいに洗って、プラスチックなどと一緒にスーパーの「リサイクルボックス」へ戻すようにしています。
リサイクルボックスを利用するようになってから「早くゴミを捨てなくちゃ」「どこでゴミを捨てられるかな」等、悩むことが減りました。結果的に、ストレスも軽減できていると感じています。
食材が入ったトレー、パック類はリサイクルに回しますが、保管するのにもかさばり、車内のスペースを取ってしまいます。コンパクトにしたいからとバキバキに折ってしまえば、リサイクルボックスに入れることができません。
どうしてもゴミや荷物を減らしたいというときには、「パック入りではない食材を買う」という選択肢もあります。食品トレーではなく真空パック詰めされた鮮魚や肉などをみかけた際には、積極的に利用するようにしています。
魚は骨や皮ゴミが出ない物を選ぶようにしています。極論を言えば、小魚をまるっといただく。これもひとつの工夫です。さらに、下処理済みの魚や切り身を選ぶことで、内臓などの生ごみが極力出ないようにしています。
また、生魚ではなく「魚の缶詰」を使用することでも、生ごみを減らすことが可能になります。
私たちは防災目的で車内にストックしている缶詰があるので、賞味期限が近づいて缶詰を入れ替える際などに、缶詰を使った料理を作るようにしているんですよ。
野菜の皮ゴミが出ない&種類を多く摂取できるように、日常的に冷凍ミックス野菜を使うようにしています。また、冷凍ではなく生の野菜を購入するときには、数日分の献立を考えてから必要な分だけ購入し、あらかじめ下処理をしておくようにしているんです。
特に、道の駅やJAで購入する野菜は新鮮で土がついたままのものが多いので、まとめて下処理をして、調理ごとに生ゴミがでないような工夫をしています。
ティッシュや食材トレーについているラップ、野菜や肉・魚を下処理した際の生ゴミなど、知恵を絞って工夫をし、ゴミを減らしても、生活ゴミは出てしまいます。
バンライフ中にこれらをどこに捨てているのか、気になりますよね。
実は、旅をしながらでもゴミを処理できる場所はあります。ゴミを引き取ってくれるスポットについて、下記で順番にご紹介します。
「RVパーク」とは、キャンピングカーや車中泊をするかたが『快適に安心して車中泊ができる場所』を提供するために、日本RV協会が推進しているスペース。道の駅や日帰り温泉施設、オートキャンプ場や湯YOUパークと連携する施設です。
全国に展開されるRVパークの中でも、ゴミの引き取りをしてくれる施設を選んで宿泊することで、ゴミの処理が可能になります。RVパークに泊まってゴミも回収してもらえれば、一石二鳥ですよね。
くるま旅クラブのサイトはこちら!
Carstayステーションとは、キャンプ場・車中泊スポットが探せて、快適に車中泊や車旅を楽しみたいゲストと、駐車場・観光体験を提供したいホストをつなぐシェアリングサービスです。
Carstayステーションでも同様に、ゴミの引き取りをしてくれる施設を選んで宿泊します。
インターネット上でゴミの引き取りが可能かを調べることができ、そのまま予約もできるためとても便利!RVパークよりも安価な施設が多いので、利用しやすいのが特徴です。
「なっぷ」というサイトでは、ゴミを引き取ってくれるキャンプ場はじめ、AC電源、シャワーから、ホタルを見られる場所まで検索ができます。
登録されているキャンプ場の中から「ゴミ捨て場のあるキャンプ場」を検索すれば、ゴミ処理が可能になりますよ。
上記でご紹介した施設でゴミ処分のタイミングを逃した場合、最終手段として利用できるのが、ガソリンスタンドです。
ただし近年は事業系ゴミとして費用が発生するため、ゴミの受け入れをしていないガソリンスタンドも増えていきています。電話等で事前に確認するのがおすすめです。
今回は、バンライフ&車中泊での「旅のゴミ削減方法」と、ゴミ処理方法をご紹介しました。
明日からすぐマネができる知恵ばかりなので、ぜひ実践して快適な旅を楽しんでくださいね!
▼車中泊でゴミや洗い物を減らす工夫を伝授!
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