実証実験の目的
Carstayは、実証実験として、運転に不慣れな旅行者と、キャンピングカーの運転や旅行が好きで自身が所有するキャンピングカー以外も運転してみたい運転手をマッチングするサービスを実施いたします。
今回の実証実験をふまえた、今後のサービス拡充で、訪日外国人含め、より多くのキャンピングカー旅行者の増加を図るとともに、さらなる国内旅行の振興や地方経済の活性化を目指します。
実証実験の概要
申込方法と実証実験の流れ
① 【申込】「利用規約」に同意のうえ、「申込フォーム」を送信いただきます。
② 【招待】 Carstayがクルーとドライバーを選出し、LINEオープンチャットに招待します。
③ 【連絡】 LINEオープンチャット上で、クルーとドライバーとで、旅行の日程、キャンピングカーや車中泊スポットの選択、集合場所などについて話し合います。
④ 【予約】 一緒に旅行することになった場合、ドライバーが、Carstayのサイト上からキャンピングカーと車中泊スポットを予約します。
⑤ 【利用】 当日、集合場所で、キャンピングカーに相乗りし、三浦半島の車中泊スポットへ向かいます。
⑥ 【滞在】 車中泊スポット到着後、自由に観光と宿泊を楽しみます。宿泊場所(車両・テント等)はクルーとドライバー間で決めるものとします。
⑦ 【精算】 キャンピングカー返却後、旅費(キャンピングカーと車中泊スポット利用料、食費、燃料やETCなどの交通費、Carstayシステム手数料)をドライバーやクルーなどの参加者で折半し、直接 支払いを行います。
⑧ 【謝礼】 ドライバーへの謝礼は任意です。(クルー1人あたり平均5,000円程度が支払われた実績があります)
キャンピングカーの相乗りマッチングサービスに関する参考情報
今回、Carstayはこれまでのカーシェア事業の経験から、キャンピングカーの相乗りマッチングサービスにも一定の需要があると判断し、実証実験を申請、謝礼金の実績金額を記載しつつ、「支払が任意である」旨を明記するという条件の下、国交大臣の登録または許可が不要な形態として認定されたものです。
Carstayは2019年1月に車中泊スポットのスペースシェアを、2020年6月にキャンピングカーなど車中泊仕様に特化したカーシェア事業を開始しました。キャンピングカーや車中泊仕様のバンなどの車両を使わないときに使いたい人にシェア/共用・レンタルしたい所有者と、キャンピングカーで旅行を楽しみたい運転手をマッチングするカーシェア事業を展開しており、今回、キャンピングカーや車中泊事業でのノウハウを利活用し、キャンピングカーの相乗りマッチングサービスの実証実験を行うことで、自社サービスの拡充を図り、国内経済の活性化につなげることを目指します。
キャンピングカー旅行はコロナ禍 需要が拡大、宿泊施設や移動手段が十分にない地域や、観光客が過剰に集中する地域にとって、新たな宿泊・移動手段を提供することが可能となります。
また、災害時の防災インフラ整備拠点「動く休憩所」としても応用利用することができ、社会貢献性が高いものとして評価されています。
Carstayの売上は前年度比2~3倍増、広島県や長野県などの市町村との協業、災害時でのキャンピングカーの利用実績があることから、キャンピングカーをカーシェアで増やすだけでなく、運転手の増加と可視化を図ることで、より幅広い宿泊と移動手段の提供が可能になることを見込んでいます。
※バンライフ: 車を通じた旅や暮らしにより、“人生を豊かにする”ことを目的として、荷台スペースが広い車“バン”を家やオフィスのように作り変え、車を働く・遊ぶ・暮らしの拠点とする新たな“ライフ”スタイル。