“バンライフ・ガレージ”「Mobi Lab.」は自身で車をキャンピングカー仕様に改造するための“DIYスペース”「シェアガレージ」とバンライフの経験やキャンピングカー製造の業界専門スタッフから改造に関するアドバイスとサービスなどが受けられるCarstayの施設です。
「ちゃんじろー夫婦」は日産キャラバンE25をキャンピングカー仕様に改造するため、電動のこぎりのジグソーや丸のこ、電装系統の配線作業用の電工ペンチなど、日常の利用頻度が限定的な工具を「Mobi Lab.」でレンタル使用し、天井や壁を木材・板で張り、シンク(流し)、ベッド、キャリアの設置、265ワットのソーラーパネル含む電装系統の装備、ホイール塗装するなど、車両の完成予定を約2週間短縮、製作費用も約60万円と当初の予定よりも30万円以上削減し、今後 住み処として利用する“動く家”キャンピングカーを完成させました。
車内の配線やバッテリーなどソーラー含む電装系統に関しては「Mobi Lab.」の専門スタッフから全面的にアドバイスを受けて内装を自作しました。スタッフのアドバイスは1日平均3時間で、利用日数は約2週間、合計利用料金は81,400円でした。
「ちゃんじろー夫婦」は「Mobi Lab.」を利用する前、月極駐車場で塗装などの作業をしていましたが、周囲への迷惑がなく、専用工具が揃い、バンライフに関する専門的なアドバイスを受けられ、バンライファーが集う「Mobi Lab.」の「シェアガレージ」の利用を決めたものです。
【「Mobi Lab.」で日産キャラバンE25を“動く家”としてキャンピングカーに改造している様子や電装系統に関して専門スタッフからアドバイスを受けている様子】
【外装をミリタリーカラーに塗装。中西氏が大学時代に大分県でアルバイトした花屋での思い出と、旅先に「元気」「感動」などを届けたいという想いから、平和や希望の象徴でもあるキクの花柄模様をつけました。日産キャラバンの後部にはキッチンやベッドを、壁や天井は板張りに。屋根にはキャリアを載せてソーラーパネルを設置しました】
「ちゃんじろー夫婦」は今後約2年間、“バン”を旅と暮らし拠点にし、日本の地方を旅の目的地とし、各地で農業や漁業関係の仕事を体感、現地の人たちとの交流を深め、夫婦でバンライフの様子を発信します。最終的に地方移住先を決める予定です。
中西氏とチャン氏(両者現在24歳)は2021年、立命館アジア太平洋大学卒業後、中西氏は大阪で塾講師を務め、チャン氏は東京で美容部員として会社に勤務しました。両者の勤務日時が異なるため、お互い頻繁に会えない約1年の遠距離恋愛が続き、その間「好きな人と共に、好きな場所で、仕事含め好きなことをして過ごしたい」という想いが募り、2021年5月に両者でバンライフを実行することを決断し、同年11月に結婚しました。2022年11月、中古の日産キャラバンを64万円で購入、「二人でつくる世界」を心掛け、12月からキャラバンの塗装を開始し、2023年1月から3月末にかけて、「Mobi Lab.」にて車両内装の“動く家”キャンピングカー化を“DIY”で本格的に開始しました。
「ちゃんじろー夫婦」は2023年4月初旬に「Mobi Lab.」を出発し、現在、千葉県 房総半島や茨城県をバンライフ中で、7月からの北海道への旅に向けて、5月ごろから北上する予定です。
Carstayは「Mobi Lab.」でキャンピングカー製造の事業化も視野に、バンライフの体験からキャンピングカーの自作・改造を支援、将来的には、モビリティを通じた未来の旅・仕事・暮らし「バンライフ」をより深く体験することができ、日本のバンライフ文化の中心拠点になるよう取り組みます。
なお、「Mobi Lab.」では、「シェアガレージ」の他、メーカーや車種を問わないキャンピングカーのメンテナンス・修理、車中泊向けの暖房器具「FFヒーター」、ソーラーパネルや電装系統などのパーツ取り付けなどのサービスを提供しています。
・「Mobi Lab.」に関する情報: https://carstay.jp/ja/mobilab/
・「ちゃんじろー夫婦」のインスタグラム: https://www.instagram.com/trangjiro_fufu/
・「Carstay公式アンバサダー2023」に関する情報: https://carstay.jp/ja/news/63edbcbadcb293376cdf291c
※バンライフ: 車を通じた旅や暮らしにより、“人生を豊かにする”ことを目的として、荷台スペースが広い車“バン”を家やオフィスのように作り変え、車を働く・遊ぶ・暮らしの拠点とする新たな“ライフ”スタイルです。