「Carstay」では全国各地に点在する駐車場や空きスペースを車中泊・テント泊スポットや、地域ならではの文化体験をシェア/無料で登録することができ、キャンピングカーの旅行者がそれら車中泊スポットなどをパソコンやスマートフォンのアプリから検索・予約・決済・評価が可能なシェアリングサービスです。サービス開始(2019年1月30日)からわずか3年で、車中泊スポット数は全国で約330カ所になりました。
<< 「Carstay」車中泊スポット(集計期間: 2019年1月30日~2022年1月29日) >>
1. 葉山 | Hayama RV-SITE by Star Home (by スターホーム)(神奈川県葉山町)
2. 田舎バックパッカーハウス <1> “住める駐車場”&長期滞在可能な車中泊 スポット <冬や春は牡蠣(かき)小屋 車中泊スポットに!?>(石川県穴水町)
3. おふろcafe utatane(埼玉県さいたま市)
4. 城ヶ島シーサイドRVステーション (神奈川県三浦市)
5. RVパークとみうら(千葉県南房総市)
6. 湯花楽秦野店(神奈川県秦野市)
7. RVステーション 京急油壺観潮荘(神奈川県三浦市)
8. 海・大自然 [伊豆海の森スマイルキャンプ場] IZUMI RESORT(静岡県伊東市)
9. くるまで湯~泊 ※旧称:湯YOUパーク かんぽの宿石和(山梨県笛吹市)※2
10. 湯YOUパーク かんぽの宿寄居(埼玉県寄居町)※3
昨今、密を避けて旅ができる移動や宿泊手段としてのキャンピングカーや車中泊仕様の車での旅が注目されています。「Carstay」では、簡単に車中泊スポットを予約・決済することができ、安心安全かつ気軽に“静かな”車中泊体験や、バーベキューが楽しめることに加え、各車中泊スポットのレビューやアンケートを分析した結果、主に以下が上位「Carstay」車中泊スポットが人気の理由です。
◆ 近距離で“非日常”半島旅体験: 都心から近く、密を避けて“近距離”圏内かつ豊かな自然環境の中で車中泊/キャンピングカー体験ができることから、三浦半島への入口の葉山町や半島内の三浦市の他、伊豆半島、房総半島にある快適かつ充実した設備がある車中泊スポットが上位を占めています。
◆ 食事と温浴施設: 車中泊スポットの施設内や近辺に地元ならではの美味しい食事や温浴を楽しむことができ、くつろげる快適な空間があり、信頼性の高い企業が運営している宿泊施設内に併設され、近辺に観光スポットがある車中泊スポットが高評価を得ています。
◆ 長期滞在可能: 関東圏内の車中泊スポットが上位を占める中、バンライファーのオーナーが運営する能登半島(石川県)の長期間 車中泊滞在ができ、“住める駐車場”として知られるスポットが2位に。ここではシェアハウスの快適な共有スペースを利活用しながら、長期間(現在の最長利用期間3カ月)、併設する駐車場で車中泊滞在することが可能です。数日間のキャンピングカー旅や、自宅を売却・引き払い、キャンピングカーを拠点とする多くのバンライファーが利活用した例があります。
また、全国の「Carstay」車中泊スポットの利用者約800人による総合的な満足度のアンケート調査では10点中8点以上が8割を占める結果となりました。
キャンピングカーの2021年の国内総保有台数は約13万6,000台となり、10年間で3倍に増加(一般社団法人日本RV協会調べ)、バンなどの車両をキャンピングカーなど車中泊仕様の車に改修する個人も増えています。2021年度の「Carstay」車中泊スポット利用数は前年比約2.7倍に伸びています。
コロナ禍、キャンピングカーを“足”や“宿”とした新たな旅や暮らしのスタイル「バンライフ」と、その市場規模は飛躍的に増加しています。これまでにない“非日常”的な感覚で旅行が快適にできるスタイルとして、国内でバンライファーが増えている傾向です。
「Carstay」は、このような急速な需要の増加にこたえるべく、キャンピングカーや車中泊仕様の車で気軽に“泊まれる駐車場”施設を増やし、安心安全なバンライフの世の中を実現するためのプラットフォームの提供を目指しています。
また、地方では、「Carstay」の車中泊スポットとキャンピングカーのカーシェアなど「バンライフ」を掛け合わせた活性化プロジェクトが進行しています。過疎化、人口減少、後継者不足で悩む地方には、使われていない空き地や駐車場、閉館した宿泊施設などのインフラ施設が増加しています。その“眠っている”快適なインフラ施設の周りには魅力的な観光資源が多く存在します。Carstayはそれら施設を有効活用し、観光振興や関係人口増加に関するバンライフを軸にしたプロジェクトを提案することで、地方経済の活性化が見込めるように取り組みます。
今後、自動運転や電気自動車(EV)、5Gや衛星インターネットなど、自動車業界はモビリティと通信が融合するなど大変革が到来し、「動くホテル」「動くオフィス」「動く住居」など、車が動くことが“可”能な不“動産”「可動産」となり、車と人々の暮らしは、これまで以上に結びつきが強まることが予想されます。そして、バンライフはより本格化し、「駐車場」や「車中泊スポット」は、従来以上の意味と役割を持つことが想定されます。Carstayはバンライファーがより快適に過ごせる基盤整備に励みます。
なお、2022年3月、Carstayはスマートフォンの「Carstay」アプリを刷新する予定です。
・空き地や空き駐車場の車中泊スペースシェア登録はこちら:https://carstay.jp/ja/host
・キャンピングカー、車中泊仕様のバンのカーシェア登録はこちら:https://carstay.jp/ja/holder
※1: バンライフ: 車を通じた旅や暮らしにより、“人生を豊かにする”ことを目的として、荷台スペースが広い車“バン”を家やオフィスのように作り変え、車を働く・遊ぶ・暮らしの拠点とする新たな“ライフ”スタイルです。
※2: 2022年4月1日より、日本郵政株式会社の運営から株式会社シャトレーゼリゾート八ヶ岳の運営となります。
※3: 2022年4月5日より、日本郵政株式会社の運営から株式会社マイステイズ・ホテル・マネジメントの運営となります。