■「バンライフ」を一過性のブームで終わらせず、終わりなきムーブメントへ
今回の資金調達は、初の第三者割当増資によるもので、6月末に正式リリースした、日本初のキャンピングカーのカーシェアサービス「バンシェア」のデザイン改善、システム追加開発、ユーザー獲得のマーケティングに投じます。
CMOに就任した田端信太郎は、マーケティング・PRのプロフェッショナルとして、経営に参画、事業戦略の立案から遂行までを通じて、更なるバンライフの普及拡大、事業の成長を図ります。
昨今、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、3密(密閉・密集・密接)を避けられる旅行手段として車旅や車中泊、新たなライフスタイルとしても「バンライフ」が注目され、Carstayのユーザーは急増、7月は過去最高の予約件数を記録しました。現在、「バン シェア」には50台のキャンピングカー、車中泊スポットのシェアサービス「カーステイ」には200箇所が登録されており、サービス開始から約1年半、飛躍的な勢いで登録件数が伸びています。
なお、本日、初心者向けのバンライフに関する案内ページを公開しました。
・初めてのバンライフページURL:https://carstay.jp/ja/vanlife
■ 投資家からのコメント
□ 北尾崇氏(株式会社サイバーエージェント キャピタル ヴァイス・プレジデント)
CACでは、これまでも多くのマーケットプレイスを支援してきました。年々伸び傾向にあったキャンピングカーの領域ですが、with コロナ時代に利用シーンがより多様化していることに加えて、課題が多くプラットフォーマーの介在価値が多分に求められる分野です。また長期では、MaaS産業の発展に伴い、車内生活スタイルの激変が想定される未来において重要なポジションを担うと考えています。宮下さんの国内外による多様なライフスタイルの経験で培った柔軟性と、知的かつアグレッシブな人柄による巻き込み力で、当産業の未来を切り拓いてくれると期待しています。
□ 平井誠人氏(株式会社Sun Asterisk 取締役)
Carstayが提供するキャンピングカーに特化したサービス「バンシェア」は、キャンピングカー保有者として、私がまさに求めているものでした。更にサービスに磨きをかけ、今後ファンを増やし続けてくれることを楽しみにしています。
■ CMO(最高マーケティング責任者)兼 個人投資家 田端信太郎からのご挨拶
キャンピングカーや車中泊の市場は、コロナ以前からも、有望とされ、withコロナ時代にますます拡大が予測される市場です。そんなキャンピングカー市場の拡大のために、シェアリングを通じて、オーナーには実質的な費用負担を減らし、利用者には気軽なトライアル利用を促すキャンピングカー版のAirbnbとも言えるCarstayのサービスは、初めて知った瞬間から「まさにこれだ!」と興奮を覚えたサービスでした。今後、Carstayの事業成長に、CMOの立場から貢献できること、大変嬉しく、また楽しみに思っています!
■ 田端信太郎プロフィール
1975年10月生まれ。新卒で入社したNTTデータを経て、リクルートへ。フリーマガ ジン「R25」の立ち上げや広告営業の責任者を務める。2005年、ライブドアに入社し、livedoorニュースを統括。さらに新規メディアとして、BLOGOSなどを立ち上げる。2012年、NHN Japan(現LINE)執行役員に就任、広告事業部門を統括。2014年、上級執行役員法人ビジネス担当に就任。2018年3月から株式会社スタートトゥデイ(現ZOZO)コミュニケーションデザイン室の室長に就任し、2019年12月に退職。 現在、数百名の会員が在籍する有料オンラインサロン「田端大学」を主宰し、Twitterのフォロワーは約23万人を抱える。
※バンライフ: 車を通じた旅や暮らしにより、“人生を豊かにする”ことを目的として、荷台スペースが広い車“バン”を、家やオフィスのように作り変え、車を遊ぶ・働く・暮らしの1つの拠点とする新たな“ライフ”スタイル。