車中泊が可能な場所はどこ?バンライフおすすめの車中泊スポット

Carstayメディア【VANLIFE JAPAN】編集部です。Carstayメンバーや、全国のバンライファーのみなさまからの寄稿記事をご紹介しています。

移動手段と宿泊を兼ねた旅のスタイルが流行りつつある昨今。

キャンピングカーのような車中泊ができる車で移動しながら、疲れたらそのまま寝られるのは楽ですよね。まだまだ車中泊可能な場所は限られているのが現状ですが、それでも少しずつ車中泊専用の休憩スポットは増えてきています。


そこで今回は、車中泊におすすめの場所と車中泊の場所を選ぶときのポイントをご紹介。キャンピングカーでバンライフをしたいけど、最適な車中泊の場所がわからない、というかたは是非参考にしてみてください。

車中泊の魅力は「いつでもどこでも休める」こと


最近メディアで特集を組まれることも多くなってきた車中泊。まずはじめに車中泊の魅力をご紹介。

いろいろな場所で泊まれる

車中泊の最大の魅力は、決められた場所であれば自由にどこでも泊まれる点。ふらっと急に旅行したい、と思ったときにキャンピングカーなど車中泊ができる車を持っていれば気軽に出かけることができるので旅の幅が広がります。

また、車中泊できる場所に泊まり、そのまま車の中で寝られるのも大きな魅力です。

時間に縛られない

車中泊は時間に縛られないのも嬉しいポイントです。車を使って泊まりで旅行に行く場合、予約していた宿のチェックイン時間に遅れそうといった経験をしたことがある人もいるのではないでしょうか?

車中泊であれば、宿のチェックイン時間にとらわれることがないので、自分のペースでスケジュールを考えることができ、旅ができます。

場合によっては出費が安く済む

車中泊は通常の旅行に比べて、費用を安く済ませることができるところも魅力のひとつです。例えば宿泊を兼ねた旅行であれば、泊まるホテルや宿の宿泊費がかかります。一方で車中泊は基本的に無料で車を停めてその中で寝られるのでお金がかかりません。ガソリン代などを考慮しても、比較的安く済ませることができます。

自分で自由にDIYできる

自前のキャンピングカーやバンであれば、室内を自由にDIYすることができます。他にはない自分だけのオリジナル空間を作れるため、とてもワクワクします。さらに広い車内であれば、机を置いたりベッドを置いたりと、まるで秘密基地のような内装にすることも可能です。


▼DIYをする際に気を付けるべきポイントはこちら!

ギリギリまで寝られる

次の目的地の近くで滞在をすれば、行動開始時間ぎりぎりまで寝ることができます。宿泊するホテルや宿でうっかり寝坊をしてしまったり、チェックアウトに合わせて起きる時間を考えなければならないということがなくなります。

車中泊ができる場所3選

冒頭にも述べたとおり、日本中には車中泊が禁止されている場所が多くあります。勝手に近くの道路に停めて寝ていたら通報された、なんてことにならないように事前にしっかりと車中泊ができる場所を調べておく必要があります。


今回は車中泊ができるおすすめの場所を3つ紹介します。

①RVパーク

RVパークとは、日本RV協会が公式に認定した車中泊専用の駐車場です。キャンピングカーやバンライフを普及する目的で作られている施設で、トイレやシャワーなどが常設されており、利用者が自由に使うことができます。



②道の駅


車中泊の定番スポットとしてバンライファーが挙げることが多い場所が道の駅。道の駅の中には車中泊が推奨されている場所もあり、そこではシャワーやトイレなどを完備していることもあります。また、その土地の名産品なども豊富に取り揃えているので、食材を買って車中泊での料理を楽しんだり、旅行のお土産を購入することができます。


ただし、一部の道の駅では車中泊をNGとしている場所や、無人施設などであれば時間帯が決められていることもあります。行く先の道の駅で車中泊が問題ないかどうかは事前に確認しておきましょう。

③シェアリングスペース

シェアリングスペースも車中泊をする場所としておすすめです。シェアリングスペースとは、使わなくなった場所や土地などをインターネットを介して貸し借りしている場所全般のことで、車中泊用に貸し出しをしています。旅行中に車中泊をする場所が決まっていない場合には、一度近くにシェアリングスペースがあるかどうか調べてみましょう。Carstayのサイトで車中泊スポットが検索・予約できます。



Carstayには、キャンプ場や温泉、ホテルの駐車場、古民家など、いろいろな車中泊スポットが登録されています。




サービスエリアやパーキングエリアは基本的に「休憩する場所」

高速道路のサービスエリアやパーキングエリアで車を停めて寝ている人を見かけたことがあるかもしれません。

基本的に、サービスエリアやパーキングエリアは長時間の運転の休憩をする場所。仮眠を取る程度であればOKとされていますが、休憩と車中泊の明確な定義はないところ。あくまで仮眠をする場所としての利用を心がけましょう。


万が一どうしてもそこで車中泊をしなければいけなくなった場合には、他の車の邪魔にならない場所に停めてから時間を決めて寝るようにしましょう。長い時間、駐車場に滞在することがないように注意が必要です。

車中泊場所を選ぶポイント

ここからは、車中泊をする場所を選ぶ上で大切なポイントを紹介していきます。

近くにトイレがあるかどうか

車中泊をする場所の目処が立ったら、近くにトイレがあるかどうか確認しましょう。寝ている途中にトイレに行きたくなったり、朝起きて近くにトイレがないと辛い思いをします。そうならないためにも、事前のリサーチはとても大切です。


▼車中泊でのトイレ事情に関する記事はこちら!

すぐに車を動かせる場所かどうか

万が一なにかあったときに備えて、すぐに車を動かせる場所かどうかチェックしておきましょう。いざ寝る前になって、地面が傾いていたりすると寝ている間に車が動いてしまう可能性があり危険です。

また、非常時などにすぐに逃げられるかどうかもあわせて確認しておくと良いでしょう。

車中泊をする上で気をつけること

車中泊をする上で気をつけるべきことは大きく分けて以下の3点です。

①長時間同じ場所に滞在しない

長い時間同じ場所に滞在しないようにしましょう。道の駅など、無料で車中泊できる場所はたくさんありますが、多くのかたが利用するので長時間留まるのは避けましょう。お互いが気持ちよく利用できるよう、最低限のマナーは守りましょう。

②ゴミは必ず責任を持って持ち帰る

車中泊でも、生活をしていればゴミは出るものです。自分が出したゴミは放置せずに必ず持ち帰るようにしましょう。

また、ゴミを捨てる際には必ず決められた場所に分別をして捨てるようにしましょう。


▼車中泊でゴミを減らす方法をご紹介!

③騒音に注意する

車中泊ではついテンションが上がってしまいがちですが、夜は大きな声や音などを出さないよう周囲を気にかける必要があります。

特に周りに住宅がある場所などは、騒音に気をつけて車中泊を過ごしましょう。

マナーを守って楽しい車中泊を!

車中泊の魅力や車中泊におすすめのスポット、気をつける点を紹介しました。車中泊といってもどこでも自由に車を停めて楽しんでもいいわけではありません。車中泊OKな場所かどうか、また、近隣施設なども事前にリサーチして、マナーを守ってバンライフや車中泊を楽しみましょう。



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