年間30-40日、家族4人でハイエースで車中泊しながら、サーフィンやスキー&スノーボードを楽しむ。 冬だけ雪国で二拠点生活するなど、「旅」をテーマに場所に縛られない働き方・ライフスタイルを満喫中。
4人家族で週末や長期休みを利用して、日本一周車中泊旅をしているYouTuber・ブロガー「とうちゃんはテンネンパーマ」のかあちゃん・池辺純代です。
この夏休みに、北陸&紀伊半島一周10日間の車中泊旅に出かけ、石川県金沢市のお隣、白山市(はくさんし)にあるCarstayステーション「ロンドンバスホテル」に家族で車中泊してきました。
施設の設備や、日本で初めてのロンドンバスを使ったホテルができた経緯、周囲のおすすめの日帰り温泉・観光スポットなどをご紹介します。
住宅街に突如現れる真っ赤な二階建てのロンドンバス。なんと、こちらのロンドンバスはオーナー自らイギリスから船を使って輸送し、港からここまで運転されてきたそうです…!
この高さのバスが通れる道路も限られていて、事前にルートを調べて運んでくるのが大変だったとか…。バスを使ったホテルというのは日本初であり、それだけでも注目度が高いですよね。
バスの中を見学させてもらいましたが、ロンドンバスの赤色をモチーフにこだわりのお洒落なインテリアでまとめられており、ひと目見て「ぜひ泊まってみたい!」と思いました。
1階にはキッチン・ダイニング・シャワー・トイレがあり、2階には快適そうな寝室スペースがありました。最大4名まで泊まれます。
バスの運転席や座席も残してあるので、イギリスで走っていたロンドンバスの雰囲気を楽しむこともできますよ。
バスの宿泊は1日1組限定で、airbnbのサイトなどから宿泊予約ができます。
(1)水道
写真左の芝生の敷地内に水道があります。こちらの水道を使って洗面を済ませたり、ポリタンクに水をくんだりできます。
(2)24時間利用可能なトイレ
車中泊ステーションから少し歩きますが、80mくらいのところに「ひばりの児童公園」があり、こちらのトイレを使うことができます。公園自体はとても綺麗で、設備の管理も行き届いていました。子供たちはトイレに行くたびに遊具で遊ぶというルーティーン。
夜のトイレの様子はこんな感じです。
トイレまでの道中も公園自体も外灯で明るいので、安心です。そして、トイレ自体がとても綺麗で、ウォシュレットも付いており想像以上に快適でした。
(3)敷地内で調理も可能
こちらのCarstayステーションは、敷地内で火を使った調理やバーベキューなども可能です。夜は遅くなってしまったため外食で済ませましたが、朝は車に備え付けのスライドキッチンで朝ご飯を作り、芝生の上にテーブルを広げて優雅な朝食を摂りました。まるで自宅の庭で食事をしているよう。
敷地内に自動販売機もありますので、すぐに冷えた飲み物を購入できますよ。
(4)ゴミ処理
ゴミは1袋200円で引き取ってもらうことができます。長期間の車中泊旅の場合、ゴミを捨てるところに困るので、こういったCarstayステーションでゴミ処理できるのは、本当に有り難いですね。(特に夏場は車内でゴミの匂いが出やすいので…)
(5)フリーWifi、AC電源
フリーWifiやAC電源を使うこともできます。芝生にテーブルを広げて、ちょっとパソコン作業したりするのにも良いですね。
何せ、日本初のロンドンバスホテルの隣に車中泊できるので、インスタ映えすること間違いなしです!
ぜひ車中泊の際は、愛車と写真を撮ってSNSで自慢しちゃいましょう。
子供たちも見たことの無い大きなバスの隣に泊まれるということで、かなりテンション上がってました!
こちらのホストさん、私たちが車で到着したのが夜の21時過ぎと遅かったのですが、車に来て声をかけてくださり、トイレの場所などを教えてくれました。とても気さくな方で「どうやってロンドンバスを日本に運んだのか」など、とても興味深い話を聞くことができました。
そしてサーファーの方だったので、おすすめサーフスポットの情報など教えてもらえました!ここを出発する前に「とうちゃんはテンネンパーマ」のステッカーをオーナーさんにお渡ししたのですが…
その場でロンドンバスの窓に貼ってくださいました!
こんな素敵なバスの目立つ場所に“テンネンパーマステッカー“を貼っていただいて、本当に嬉しい♪
ロンドンバスホテルから車で5分のところに「美川温泉元湯ほんだ」という天然温泉がありますが、私たちは金沢市方面から移動してきたので、ここから車で20分ほどの金沢市にある「金城温泉元湯」を利用しました。
ここは源泉100%掛け流しの温泉銭湯になるのですが、なんと言ってもおすすめなのが「家族風呂」があるところ。家族4人でゆっくり1時間貸切できて、2,000円という安さ!(ちなみに公衆浴場の方も入浴料金がとっても良心的で、大人420円・小学生130円でした。)
ご覧の通り、湯船も洗い場も十分な広さがあって、快適でした♪
休憩室はエアコンが効いていてソファがあり、ドライヤーも完備されてました。そして、車中泊旅にとって一番嬉しいのがテレビが置いてあること。お風呂上がりには、家族全員でお笑い番組見て楽しみました。
石川県の金沢エリアというと、江戸時代の面影が残る地区や、美術館、伝統工芸などの人気観光スポットがたくさんありますが、今回は私たちならではの穴場情報を紹介します。
ロンドンバスホテルのある白山市は、日本海から標高2,702mの日本三霊山の一つである白山までを含む縦に長いエリアで、海も山も自然が豊かな場所です。
スキー場もあって冬はスキーも盛んなエリアですが、夏は日本海のビーチがおすすめです!金沢市から白山市にかけて綺麗なビーチが広がっており、砂浜まで車で入ることができます。
ここはサーフポイントにもなっており、地元のサーファーで賑わってました。
私たちが訪れたときは波が少し高かったですが、普段はもっと落ち着いた海で水も温かいので、子供達と遊ぶには良いスポットです!
広い海岸線が続いていて、「金沢でこんなビーチがあったんだ〜!」とちょっとビックリしますよ♪
Carstayステーション「ロンドンバスホテル」は、観光スポットとして有名な金沢市からも車で20分と近いので、ぜひ北陸の車中泊旅の際に利用してみてください♪
何と言っても、ロンドンバスを改装したホテルは一見の価値ありです!閑静な住宅街にあるので、周辺も静かで快適に泊まれますよ。
「ロンドンバスホテル」との車中泊動画
「ロンドンバスホテル」に実際に車中泊してきた時の動画があります。
「北陸&紀伊半島一周10日間の車中泊旅」の5日目全体の動画になりますが、併せてご覧ください。
年間30-40日、家族4人でハイエースで車中泊しながら、サーフィンやスキー&スノーボードを楽しむ。 冬だけ雪国で二拠点生活するなど、「旅」をテーマに場所に縛られない働き方・ライフスタイルを満喫中。