昭和女子大学の4年生。専門は中国語。コロナ禍で大学の授業がオンラインになり、軽バンを借りて、授業を受けながら1ヶ月間のバンライフを経験。1年後、ハイエースをかりて、またオンライン授業を受けながら1ヶ月間のバンライフを経験。現在は、現役大学生が本格バンライフをする「大学生×バンライフ」のための準備中。
みなさまこんにちは!女子大生バンライファーのメイです。Carstay次世代バンライフ・アンバサダーの初代アンバサダーとして、若い世代にバンライフの魅力を広める活動をしています。
さて、今回は「学生でも授業を受けながらバンライフをする方法やヒント」をお伝えします!
コロナ禍で、場所を選ばなくてもいい「リモートワーク」という言葉が流行りました。この言葉が言われ始めたころ、私は「いいな〜。私も社会人になったら場所を選ばず自由に暮らしたいなぁ」と考えていましたが、ある時ふと思いまいした。「これ、大学生でもできるかも?」と。
そこで、大学生がバンライフをするのに必要な準備についてネットで調べたのですが、情報は一つも見つからず…。当時は車中泊も初心者だったので、試行錯誤でいろいろトライ。オンラインで授業を受けながら車中泊旅を断続的に行いました。
▶︎1回目のバンライフの様子はこちら(動画)
▶︎2回目のバンライフの様子はこちら(記事)
授業を受けながら1か月間のバンライフを2回行ったのですが、結果はもう最高!
その中で「この準備するべきだった」「これ持っていけばよかった」「メリットとデメリット」など、学んだことがたくさんあったので、今回はそれをシェアできたらと思います!私がバンライフを始める前に知っておきたかった情報なので、これからバンライフを始めようと考えている学生のお役に立てるはず!
大前提として、学校の授業がオンライン授業である必要があります。
「なんだ、じゃあ今は無理だ…」と思ったかた、ちょっと待ってください!バンライフは事前の準備が大切。「今は対面授業だからバンライフはできない」と思っていても、いつ何が変わるかわからないこのご時世。オンライン授業がまた戻ってくる可能性は全然ゼロではないはず。バンライフができる状態になった時にすぐ始められるよう、今のうちからゆっくり準備を始めましょう!
といっても、この先やっぱりオンライン授業が始まる見込みがない…というかたへ。私が通う大学も、2021年12月現在は対面授業です。来年の4月からは大学の近くに駐車場を確保して1年間の都会バンライフを挑戦する予定です。これが成功すれば、オンライン授業でなくてもバンライフはできる!
こちらの挑戦に関してもまた詳しくレポートしていきますので、乞うご期待!
▶︎挑戦の詳細はこちら
田舎は道路が広い!でも、一歩住宅街に入ると意外と道が狭いところもありますよね。
万が一に備えて、事前に車の運転に少しは慣れておく必要があります。私の祖父は田舎に住んでいるのですが、祖父の家に遊びにいく度に、1DAY保険に加入し、車を借りて練習させてもらっていました。となりに運転できる人がいると、運転のコツや注意するべきことなどを教えてもらえるのでいいですよね!
そして、絶対に準備しなければいけないのが、車の免許!こちらも大前提ではありますが、車の免許がないとそもそも車を運転できないですよね。
車の免許を取得するのは結構な費用がかかるので、「社会人になってからの取得でいいや」と考えているかたもいるかもしれませんが、私は学生のうちにとっておくことをおすすめします。学生のうちは時間が余るほどありますが、社会人になったらそうもいかないはず。
それに、運転ができれば友達との旅行の選択肢も広がります。学生中のプチ旅行、運転ができれば電車やバスなどの公共交通機関では行けないところにも行けるようになります。キャンピングカーをレンタルすれば、遊ぶ幅も広がります!可能な限り、密をさけて旅をすることもできます。
バンライフについて親に理解してもらうこと、これはとっても大事です。
以前、とある女子大生からDMが届きました。内容は、「バンライフをしたくて、レンタカーを1か月間レンタルしたのに、いざ出発すると親に『1人で車中泊なんて危ないから戻ってきなさい!』と言われ強制的に帰宅した」というものでした。親は、私たち子供にとって絶対的存在。彼女のもどかしい気持ちは私も痛いほど理解できます。
そこで、私がとても有効的だと思うのが、段階をつけて徐々に慣れてもらうこと。親の気持ちになって考えると、確かに「自分が経験のしたことのない未知のこと(バンライフ)を娘や息子に1か月もさせるなんて、そんなの危険」と思う気持ちも理解できます。
だから、まずは親にゆっくりでいいから、自分の子供が車中泊をすることに対して慣れてもらう、そこから始めるのがいいと思います。
具体的には、まずは車中泊ではなく1日車で出かけるところから始めます。
▶︎日帰りバンライフにおすすめの車
何回かそれを繰り返したら、次は旅行として1泊2日で車を運転する。
▶︎初心者の車中泊におすすめの車
その次にキャンプ場1泊2日で車中泊して、次は2泊3日…というように、徐々に慣れてもらうのがいいと思います。これは決してバンライフに限らず、何に関しても言えることでしょう。人は知らないことに対して、「怖い」「危ない」「嫌い」といったネガティブなイメージを持ちがちです。徐々に知ってもらい、慣れてもらうことを提案します。
また、その過程では、自分は安全のためにどういう対策をするのかなどの安心材料をきちんと与えてあげることもいいと思います。例えば、夜は出歩かない、親とGPSを共有する、一番高い保険に入るなどです。親の不安を解消してあげましょう。
条件は揃った、よし早速必要なものを準備しよう!となった時、必要なものはなんでしょうか?「オンライン授業×バンライフ」で絶対に必要なもの、持っていってよかったものをご紹介します。
まずは絶対車が必要ですね。一番良いのは実家の車を借りることです。車代も無料だし、保険にも加入していることと思います。しかし、私の場合は、実家の車を使うことはできなかったので、レンタカーを借りました。車内は本当に何もないただの軽バンだったのですが、その分安く済みました!
もう一つの方法は、車をレンタルすること。Carstayでは、バンライフ仕様にカスタマイズされた車がたくさんシェアされています。私が1か月間借りた上の写真の車も、Carstayでカーシェアされている車です。中は生活に必要なものが備え付けられていて、とても快適なバンライフを送ることができました。
Carstayでは、現在「Carstay大学生優待キャンペーン」(※) も実施していて、利用するとAmazonギフト券が最大3,000円もらえます!長期バンライフとはいかなくても、まずは車中泊デビューをするのもいいですね。おしゃれな内装の車が多いから、インスタ映えする写真が撮れること間違いなし!
※「Carstay学生優待キャンペーン」は2022年3月31日まで!お申し込みフォームはこちら。
オンライン授業受けるためには、パソコンかタブレットが必要ですが、ビデオカメラをオンにする場合、床にデバイスを置くと低い角度から自分が写ってしまうので、印象は決してよくないと思います。何より首が痛くなりそうです(笑)そうならないためにも、パソコンをおける台を用意するのが良いでしょう。
私の場合は、ダイソーに売っていたカゴ「折りたたみコンテナ(47×35×23)」を愛用していました!衣類や食材も収納できます。このカゴは、使わない時は折りたたんでコンパクトにしまうことができ、さらにカゴを重ねられるところがとても気に入っています。このカゴを2〜3個重ねてから、カゴの中身を衣類や小物で満タンにし、平らな状態にしたらパソコンの台の出来上がり!座った時にちょうど同じ目線になります。
オンライン授業に欠かせないのが、インターネット環境。モバイルWi-Fiルーターを持っていくことをお勧めします!ペアリングができる携帯、かつデータ量が十分の場合は携帯のみでもいいと思うのですが、カメラオンで授業を受ける場合は、ネット検索などの普段のデータ量よりも、多くのデータ通信量が必要になります。
ちなみに私が使っていたのはこちらのモバイルWi-Fiルーターです。ZOOMで授業を受けたり、オンラインでインターンシップをしたり、YouTubeに動画をアップロードしたりと、1か月間でかなりの通信量を使いました。結果として、最後の方の数日間は上限に達してしまい、携帯の元からあるデータ量で間に合わせることができました。用途に合わせてご自身にあったモバイルWi-Fiルーターを選ばれると良いかと思います。
夜の授業では、車内を明るくするためにライトが必要ですね!1回目のバンライフでは、持っていったキャンプ用ライトでなんとか間に合ったのですが、ZOOMでの写りを気にすると、やっぱりどことなくお化けみたいで気になっちゃいますね…(笑)
だけど、やっぱり必要です。ライトがないと、顔さえ見えずに真っ暗な画面がひたすら映し出される...というカオスな状況が続きますので、やっぱり持っていくのがベターです。
2回目のバンライフで乗っていた車は、バンライフ仕様にカスタマイズされたハイエースがベース車両のキャンピングカーだったため、車内にはライトが搭載されており、暗い時間になってからのZOOM授業でもスムーズに参加することができました!
オンライン授業を受けるとなると、デバイスの利用維持に必要なのが電源の確保です。パソコン、携帯/スマホ、モバイルWi-Fiルーターやカメラを充電するのに、ポータブルバッテリーは必須です。
ポータブルバッテリーとは、簡単にいうとモバイルバッテリーの大容量版のこと。ほとんどのモバイルバッテリーはUSB出力しかないですが、ポータブルバッテリーの多くは、100ボルト電源... いわゆる普通の電源ACアダプタを使用することができます。
ポータブルバッテリーを購入すると、値段が高いものが多く、なかなか手を出しづらいのですが、Carstayでは追加オプションとして、ポータブルバッテリーを借りられる車がたくさん登録されています。ポータブルバッテリー以外にも、プロジェクターやアウトドア用品、ランタン、寝袋など、バンライフをさらに楽しめる追加オプションもありますので、車を借りる際はぜひチェックしてみてください♪
大学生に限らず、やりたいことがあったのに、コロナのせいで台無しになってしまった方々が、たくさんいると思います。私も中国に留学する予定だったのに、コロナのせいで、わずか半年で帰国となってしまい、ショックな状態が何か月も続きました。
でも「塞ぎ込み続ける生活を続けても、何も生まれない」と気づき、何か新しいことを始めようと決意し、そこで思い立ったのが「バンライフ」でした。
バンライフとは、車を拠点に生活するライフスタイルのこと。大人にならないとバンライフはできないことだと思っていたけど、やってみて本当によかったです!「何か新しいことに挑戦したい」「旅が好きだけど今は海外に行けない」という学生にはぴったりな「バンライフ」。1日、ほんの数日間でも最高の思い出が作れるはずなので、ぜひ試してみてくださいね(^^)
昭和女子大学の4年生。専門は中国語。コロナ禍で大学の授業がオンラインになり、軽バンを借りて、授業を受けながら1ヶ月間のバンライフを経験。1年後、ハイエースをかりて、またオンライン授業を受けながら1ヶ月間のバンライフを経験。現在は、現役大学生が本格バンライフをする「大学生×バンライフ」のための準備中。