えりたく夫婦の嫁。ハスラーで日本中を旅する毎日。旅とお酒と歌うことが大好き。 ・Twitter & Instagram: @erincology
ハスラー車中泊で日本中を旅するえりたく夫婦・菅原恵利です。すっかり冬らしい寒さになってきて「車中泊、寒くないの?!」とよく聞かれます。冬の車中泊は寒さ対策・グッズが重要!今回は、寒い冬でもバンライフを続ける2組の車中泊夫婦が「コレは持っておきたい!」という寒さ対策グッズ、服装を紹介します。
トヨタ・ハイエースのミチトライフご夫婦、スズキの軽自動車・ハスラーのえりたく夫婦、それぞれの寒さ対策グッズをチェックして、冬の車中泊を楽しみましょう!
季節が移り変わる景色を味わえるのは、バンライフの魅力の一つです。車中泊した朝、起きてドアを開けたとき。目の前に広がる光景が息をのむ美しさだったら・・・!気持ち良い1日のスタートを迎えられますよね。
「わざわざ寒い中、車中泊するなんて絶対つらい・・・」と思っていた私ですが、冬の景色はまた一段と絶景。どんなに外が寒くても、冬の絶景スポットを見れば車中泊をする甲斐があるものです。白い息と、ピンと張りつめた朝の澄んだ空気。バンライファーなら、誰でも「バンライフしてて良かった!」と思える瞬間ではないでしょうか。
ハイエーススーパーロングバンでバンライフを実践中の「ミチトライフ」ご夫婦。
車を家にして暮らしているので、もちろん寒さ対策はバッチリ。「コレがあれば、ハイエースの車中泊で寒い冬も乗り切れる!」という、車内にある寒さ対策グッズを見せてもらいました。
(1)電気毛布
もともと家にあった電気毛布を車にそのまま積みました。コンセントを蓄電式ポータブルバッテリーに繋げれば、家と全く同じように使用できます。コレが、本当にあったかい。
外は冷蔵庫並みに寒い中で車中泊をしたとしても、電気毛布をONにして就寝すると「ちょっと暑い・・・」と起きてしまうこともあるくらい、寒さには困らないんだとか。
(2)窓に貼る、自作の断熱材
こちらも、自宅からそのまんま持ってきたそう。やっぱり、お布団は暖かい!!大きなハイエースだからこそ、空間には余裕がある。分厚い布団を何枚も積んでいても、かさばっていません。
しかも、このペンドルトン風のおしゃれなお布団、どこのメーカーだと思いますか?実は・・・「ファッションセンター しまむら」で購入したそうです!(笑)
それを聞いて、えりたく夫婦も「しまむら」で、割とおしゃれな柄をあしらった薄めの布団(1,900円)をさっそくゲットしてきました。圧倒的に安いっ!なのに、値段よりは確実に高そうに見えてしまう・・・!
スズキの軽自動車・ハスラーで240日以上も車中泊を続ける、えりたく夫婦。
春からバンライフをスタートして、初めての冬がやってきました。すでに、山の上でマイナス6度の夜も乗り越えた”寒さ対策”。「コレは絶対に外せない!」必須グッズを紹介します。
(1)シュラフ/寝袋
すっぽり体が入る、LOGOSのシュラフ(寝袋)を積んでいます。体に密閉して、側面からの冷気をシャットアウト。入っているうちに、ぬくぬく暖かくなってきます。
使わないときは、こうして袋に入れて、小さくまとまるから便利!
(2)窓に貼る、自作の断熱材
こちらの断熱材は、「断熱マット アルミ繊維」です。一般的に「銀マット」「アルミロール」とも呼ばれています。「銀マット」は万能で、熱反射・防音・保冷バッグ・レジャーシート等としても使用可能。また、こたつのホットカーペットの下に敷いておくと、電気代が節約できたり、床に焦げ跡が付かなくなります。
薄さは8mm程度。吸盤いらずで、窓にしっかりペタッと貼り付けるだけで固定されます。使わないときは、くるくるっと丸めて収納。
もともと長いロールのものを購入。窓のサイズに枠をぴったり合わせるために、まずは大きなゴミ袋で型をとってカットしました。
(3)湯たんぽ
「自分の他に、熱を発するものがあると暖かい」と教えてくれた、バンライフの大先輩・稲本真也さん。冬の寒さ対策について相談していたら、お湯を注ぐタイプの湯たんぽをプレゼントしてくれました〜!
ポットでお湯を沸かして、湯たんぽを足元かお腹あたりに入れて寝ています。たしかに、寒い夜はコレがあるだけで寒さが全然違う!かなり重宝しています。電気式の湯たんぽでも、おすすめだそうです♪
防寒の基本は、まず自分の体温を下げないこと。暖かい服は、バンライファーの必需品です。この冬、必ず纏っておきたい!車中泊夫婦おすすめのユニクロ商品を紹介します。
(1)ボアスウェットパンツ
内側に、ふわもこの「ボア」をあしらったスウェットパンツ。暖かいのに、軽くて、全く着ぶくれしないんです。
バンライファーにとって、動きやすいパンツはアクティブになれる。だから、ずーっと履いていたくなる。寒い外気でも、ふんわりしたボアが脚をほっこり温めてくれます。
(2)ウルトラライトダウン&ボアスウェットフルジップパーカ
車中泊で問題視されるのが、エンジンのかけっぱなし。暖房を付けなくても暖まれる、寒さ対策グッズ・服装をしっかり装備していくことが必要。雪が降るなかエンジンを始動したままにしておくと、排気ガスが車内に入り込み、一酸化中毒になる危険性もあります。周りの方への配慮、マナーを守り、ご自身の健康にも気をつけて。冬の車中泊を暖かく、楽しく過ごしましょう!
えりたく夫婦の嫁。ハスラーで日本中を旅する毎日。旅とお酒と歌うことが大好き。 ・Twitter & Instagram: @erincology