えりたく夫婦の嫁。ハスラーで日本中を旅する毎日。旅とお酒と歌うことが大好き。 ・Twitter & Instagram: @erincology
軽自動車ハスラーで車中泊しながら日本一周しているえりたく夫婦・菅原恵利です。今回はハスラーのバンライフを夫婦2人で200日以上続けている私が、実際どうやってハスラーで2人車中泊しているのかご紹介します。
・ハスラーが気になってる
・気軽にバンライフを始めたい
・軽自動車で車中泊が出来るって本当?!
方にはオススメの記事なので、ぜひ最後まで読み進めてください♪
「車を家にして日本全国周っています」と話すと、どうしても「キャンピングカーで?」「自分たちでDIYしたハイエースで?」と連想されがちなのですが・・・どちらでもありません!(笑)私たちは紛れもなく【スズキの軽自動車・ハスラー JスタイルII】に住みながら、日本中で夫婦2人旅生活しています。
「軽自動車?!」「ハスラーって2人で車中泊できるの?!」とビックリされることが多いですが、実は軽自動車での車旅は、他の車にはないメリットがたくさんあります。
日本カーオブザイヤーも受賞した、ポップなデザインが人気の軽自動車ハスラー。「2人で車中泊するには狭くない?」「荷物どこに入れてるの?」等の疑問には後ほどお答えするので、まずバンライフに使用する車としてハスラーを選んで良かったことをお伝えします。
もともと私は日本一周を始める前、ペーパードライバーで運転に全く自信がありませんでした・・・。そんな私でも、今では立派に(?)ドライバーとして楽しく日本一周の車旅が出来ているのは、ハスラーのおかげ!具体的な理由は4つです。
①狭い道でもストレスなし
日本全国を旅していると、本当に色んな道を通ります。急な坂道、クネクネした山道、対向車とスレスレの狭〜い道も、軽自動車だと小さくて小回りが効くので、運転時のハラハラ感が極めて少ないです。私も実際に運転しながら「あ〜!軽自動車で良かった〜!」と安堵する場面が多いです。(笑)
②コスパ最高!燃費が良い
ハスラーの燃費は23.0km/1リッター。キャンピングカーや大きな車に比べると、大分お得感があります。なるべくコストを抑えて車旅をしたい方にはピッタリです。
③駐車場に停めやすい
キャンピングカーや大きい車に乗っている方から「駐車場の高さ制限で入れなかった」等、駐車場探しで困った経験がある話をよく耳にします。小さいハスラーなら、どんな駐車スペースも楽々です。
④高速道路の料金・フェリー代が安い
高速代で東京〜大阪間(西長堀)軽と普通車の料金を比較すると、往復4,900円の差額。日本一周の旅をしていると青森〜北海道や、岡山〜直島〜四国等、車と一緒にフェリーに乗る機会があります。そんな時にも、軽自動車料金は普通車に比べて安く済みます。
結論から言うと、思ったより狭くありません!
とは言え「2人で車中泊しても、2人がちゃんと脚を伸ばして寝れるスペースは確保できるのか?」が大事です。ハスラーは車内をフルフラットにするのが可能なので、夫婦2人が並んで横になっても十分なスペースがあります。なんとハスラーの車内サイズは、ほぼほぼセミダブルベットと同じ。
■ハスラー車内
210cm×110cm
■セミダブルベッド
195cm×120cm
ほらね!と言っても「いやいや、どうやってフルフラットにするの?」「ところで、どこに荷物を積んでるの?」等の疑問が湧くはずなので、次の「ハスラー車中泊の方法・手順」の項目で、お答えします!
次に、えりたく夫婦が実際にどうやってハスラーで車中泊しているのか?どうやってフルフラットにしているのか?ご説明します。
私たちの車中泊は、一切カスタマイズやDIYをしていません。ハスラーを持ってさえいれば、どなたでも今すぐにチャレンジ出来る作業なので、単純すぎて呆気に取られるかもしれません・・・。通常の運転席の状態〜車中泊用のセッティングまで、たった7つの作業。行程時間は5分程度。とにかく、めっちゃ簡単です!
※モデルによって車内構造が多少変わる場合がありますので、ご自身で車中泊に使用するハスラーのモデルでご確認の上お試し下さい。
【簡単♪ハスラー車中泊するための7つの作業】
①ヘッドレストを外す
②前席を最大限前にスライドする
③後部座席の足元に荷物を収納する
④後部座席を最大限後ろにスライドして前に倒す
⑤前席を倒してフラットにする
⑥前席の座面部分の段差にクッションを置く
⑦布団を敷く
画像と一緒に説明しながら、3つの収納ポイントもあるので合わせてご紹介します。
こちらが①と②の作業です♪
まず最初に、ヘッドレストは倒した時に邪魔になるので全て外します。そして、前席を2つとも最大限まで前にスライドします。
【収納ポイント①】
前席を前にスライドすると座れない状態になりますが、足元に少しだけ空間は残ります。この中にも荷物を少し収納できます。
こちらは③の画像です。
私たちのハスラーは後部座席に人を乗せることは滅多にないので、常に④と⑤は完成した状態(最大限後ろにスライドして前に倒した状態)で、このように布団が積んであります。えりたく夫婦はニトリで購入した8cmのマットレスを使用しています。
後部座席の足元に荷物を収納し終わった後は、前席をリクライニングで全開に倒します。ここで前席の座る部分が凹んでいるので、3つほどクッションを並べて段差を無くしています。こちらの段差をカバーするシートは、スズキの正規アクセサリーで販売されています。
【収納ポイント②】
後部座席の足元が一番大きな収納スペースになります。布団を完全に敷いた状態になると、こちらに収納した荷物は取り出せなくなります。
【収納ポイント③】
フロントガラスの前のスペースにも少し荷物を置くスペースがあります。電子機器、スキンケア用品、歯磨きセット、タオル、ティッシュ、カーディガン等すぐに取り出したい物は、こちらに置きます。
あとは布団を真っ直ぐ敷くだけで、完成です!
それから私たちは窓の目隠しのために、100均のセリアで揃えた吸盤式のカーテンを締めて、フロントガラスはサンシェードで隠していますが、カーテンやサンシェードもスズキの正規アクセサリーがあります。
身長174cmの夫は運転席側だと足がハンドルに少し当たって寝にくいので、寝る時はいつも私(155cm)が運転席側・主人が助手席側です。
ハスラーは、夫婦2人だけの秘密基地。小さい分だけ、距離もグッと縮まります。
「いつも狭い空間で2人一緒にいて、窮屈じゃない?」とよく聞かれますが、200日以上夫婦2人一緒にハスラーバンライフをしてみて「一緒にいることが当たり前」になって来ました。そして、その当たり前に感謝するようになったのです。
私たちはえりたく夫婦は、2019年4月からハスラーでバンライフをスタートし、今この瞬間もハスラーで2人車中泊旅を続けています。十分このままで生活できちゃってますが、旅をしながら少しずつアップデートしていく予定です。
またパワーアップしたら、このVANLIFE JAPANでご紹介させてください♪
えりたく夫婦の嫁。ハスラーで日本中を旅する毎日。旅とお酒と歌うことが大好き。 ・Twitter & Instagram: @erincology