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現代を生きるヒッピーは、モバイルハウスで旅を革命する| 鯉谷ヨシヒロ
現代を生きるヒッピーは、モバイルハウスで旅を革命する| 鯉谷ヨシヒロ

現代を生きるヒッピーは、モバイルハウスで旅を革命する| 鯉谷ヨシヒロ

バンライフが大好きな30才!車中泊旅ライター。 「VANLIFE」の魅力を多くの人に知って貰えたら嬉しいです! ・Twitter: KCarstay

VANLIFERS特集では、車で生活する次世代のライフスタイル「VANLIFE(バンライフ)」を送る、素敵な方々をご紹介します。今回は、「現代を生きるヒッピー」こと、エコビレッジやモバイルハウス事業を手がける、鯉谷ヨシヒロ(こいたに・よしひろ)さんに、その魅力を伺いました!


バンライフとヒッピー生活を始めたキッカケ

鯉谷さんのバンライフ歴とそのキッカケを教えて下さい

ちょっと覚えてないですね。たぶん15年くらい前です。私は大学を卒業後、ロバート・ハリス著「エグザイルス」という本に感銘を受けて、23歳からヒッピーとして旅を始めました。 世界中を旅して辿り着いたのはメキシコ。大自然の中、ヒッピーが1ヶ月間共同生活をする「レインボーギャザリング」というイベントに参加したことをキッカケに、2004年に「ホースキャラバン」という馬30頭20名で旅するコミュニティに入り、南米を1年半旅しました。電気・ガス・水道がない土地で現地の民族と交流しながら生活して、使ったお金は合計1万5千円でした。写真を学んでいたこともあり、写真撮影というスキルをモノと交換していたんです。当時、25歳ときの経験でした。


もはや車中泊とかそんな次元じゃないですね…! それから、ずっと南米でヒッピーを?

はい。その後、2013年までヒッピーとして旅を続けました。ヒッピーって、1960年代にアメリカに生まれた、既成概念を壊す1種のムーブメントだったのですが、その思想は現代にも通ずるものがあります。それは、「自分たちの人生を本当に幸せに生きることを追求する」ということ。そのため、“安全な食べ物が食べたい”、“快適な場所で家族とともに人と繋がりたい”という当たり前の欲求を資本主義経済の外で実現しようとしました。例えば、田舎で楽園を創って自給自足をしたり、世界中を旅しながら同じヒッピーを家族としてサポートする「拡張家族」という互助の世界を作ってきました。私は今でもその一員です。


なるほど…たぶんヒッピーについて初めて理解出来たように思います。その後は帰国されたんですか?

そうです。長年のヒッピー生活から、「世界には資本主義経済だけでない、もっと多様な価値観がある」ということを日本に伝えるために、2014年に帰国しました。ちょうど、その頃Airbnbが日本に進出したばかりのタイミングだったので、初期ホストとして東京と大阪の民泊事業で生計を立てました。そして、日本中の自給自足な生活を営む共同体「エコビレッジ」を車で巡り、「#ファイナルランド」「#かくめい」の2つのプロジェクトで全国で仲間を集め、2016年に株式会社REVorg、2017年にNuMundo Japanを立ち上げました。


日本全国をVANLIFEしながら仲間を集められたのですね。車中泊をする中で困ったりすることはなかったですか?

ないですね、もともと馬で旅してたヒッピーですから(笑) むしろ、車で日本全国のエコビレッジを巡った体験は素晴らしいものでした。NuMundoは、実際に住む体験が出来るエコビレッジのプラットフォームなのですが、熊本の「三角エコビレッジサイハテ」を代表として、登録されている数多くの”楽園”はこの車旅で見つけた場所でした。32箇所登録されている、全てのエコビレッジにて、訪問者を大歓迎しています。



ヒッピーコミュニティ「エコビレッジ」とモバイルハウス生活

日本にもエコビレッジと呼ばれる、ヒッピーコミュニティがあったのですね。私もぜひ訪れてみたいです!

ありがとうございます。ただ、エコビレッジって、いわゆる“秘境”みたいな辺鄙な場所にあるんですね。資本主義から離れた世界なので、都心部からは遠く、アクセスも良くない。折角、ヒッピー文化を体感できる素敵な“楽園”があるのに、そこに気軽に行ける「馬」のような存在がないなと。そこで、思い返せば、自分は海外で馬以外にも、車中泊出来る車でヒッピー仲間と旅をしてました。そんな快適に生活が出来て、キャンピングカーよりも手軽に利用できる車があればいいなと思ったんです。そこで、VANLIFE文化とともに「モバイルハウス 」を普及させるアイデアが浮かびました


モバイルハウスを思いついた経緯はアメリカでの体験からだったのですね。今もモバイルハウスに住んでいるのですか?

いや、ヒッピーなので色んなところにいます(笑)。今は東京と大阪とメキシコを拠点に、よく旅にも出ています。ただ、モバイルハウスにはよく滞在していて、本当に便利ですね、これは。モバイルハウスとは、トラックの荷台部分を住居にした「移動可能な家」です。不動産と対比して、「可動産」と呼ばれることもあります。私のモバイルハウスは、上に180cmの私でもすっぽり入って寝ることが出来るベットがあり、下には仕事用のデスク、収納式ソファー、エアコン、バッテリーなどがあり、生活の拠点となっています。


「移動可能な家」なんて、ミニマリストやデジタルノマドの方にはもってこいですね!でも冬とか夜寒かったりしないですか?

そうなんです。そういったシェアリングエコノミーやブロックチェーンのような概念って、実は50年前からヒッピーが当たり前にやってきたことなんですよね。それが、テクノロジーの力で一般化されてきたのだと思います。そして、気になる冬の温度ですが、それが寒くないんですね。断熱材をしっかり入れているのと、天井にも窓があるので中への日当たりが良いのが大きいです。また、エアコンとバッテリーがあるのでエンジン切って暖房入れっぱなしにして寝れます。モバイルハウスの屋根にはソーラーパネルを敷いているので、1日太陽の光を浴びると1日分の電力分を充電することが出来るんです。もし、電力が不足した場合にも、外部電源を供給できるようにしているので、動くオフィスにもなりますし、Carstayスポットなどで充電しながら寝ることも可能です。


電源供給できるのは安心ですね。モバイルハウスは今後事業にする予定なのですか?

はい。2019年内にモバイルハウスのレンタル事業を始める予定です。このモバイルハウスをプロトタイプとして、数種類のモバイルハウスをつくり、ユーザーが好みのタイプを借りることが出来るサービスを予定しています。多言語対応やWiFiレンタルもするので、海外の方も安心して利用できます。そして、Carstayを使って快適に車中泊をしながら、日本全国のエコビレッジを巡って貰えたらと思っています。基本的に2人乗りなので、友達同士やカップルにオススメです。もう日本人も、訪日外国人も、予測可能な一般化された旅行は飽きてると思うんですよね。でも、モバイルハウスを使えば、移動や宿泊に困らない分、より自由でより予測できない旅を楽しむことが出来ますよ。



一度きりの人生、繰り返しの毎日から1歩踏み出してみよう!

「モバイルハウス」のレンタル、ニーズありそうですね!最後に、そんな新しい旅・暮らし“VANLIFE” に興味を持つ読者のみなさまにメッセージをお願いします!

あなたは、もし明日死ぬとしたら今日何をしますか?

これは、ヒッピーにとっても最も重要な問いの1つです。自分が思ってるよりも、一生は短く、世界は広いです。どうせ一度きりの人生、同じ毎日を繰り返しているなと感じてる方は、今の場所から1歩外に出てみませんか?



その1つの方法が、今まで行ったことのない場所、見たことのない風景、話したことのない人、食べたことのない食べ物、そんな予測できない未知のものと出会うことだと、私は思います。モバイルハウスがあなたの人生を豊かなものに出来ますように。どこかで“偶然に”あなたと出会えるのを、私も楽しみにしています。

お話を伺った方:鯉谷ヨシヒロ(こいたに・よしひろ)さんプロフィール

現代を生きるヒッピー。株式会社REVorg CEO。NuMundo Japan 代表。一般社団法人インテンショナル・コミュニティー協会 代表理事。


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