2024/4/3

Carstay、「松川町車中泊推進プロジェクト」始動、長野県内の滞在型観光の定着と経済活性化目指し自治体、観光センターと提携 ~ 欧州仕様のキャンピングカーのカーシェアも開始 ~

キャンピングカーと車中泊スポットのシェアリングサービス、車両製造・リノベーションなど国内最大級のバンライフ※のプラットフォーム事業を展開するCarstay(カーステイ)株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役:宮下晃樹(みやしたこうき))は、地域に根差した持続可能な地域観光モデル「Local Vanlife Project(ローカル・バンライフ・プロジェクト)」の一環として、長野県松川町(町長:北沢秀公)、一般社団法人南信州まつかわ観光まちづくりセンター(本社: 長野県下伊那郡松川町、理事長: 北沢公彦(きたざわきみひこ))と、キャンピングカーでの旅行/バンライフを中心とした松川町での滞在型観光の定着と地域の経済活動の活性化を目指し、関係人口の増加を図る「松川町車中泊推進プロジェクト」を始動しました。本プロジェクト本格稼働にともない、Carstayはキャンピングカーの製造拠点「Mobi Lab(モビラボ).」(神奈川県横浜市)で松川町向けに改修した欧州製のフィアット・デュカトをベース車両にしたキャンピングカー「ROLLER TEAM LIVING STONE 5」を納車し、本日から松川町で初めて「フィアット・デュカト・リビングストーン」としてカーシェアを開始しました。
Carstay、「松川町車中泊推進プロジェクト」始動、長野県内の滞在型観光の定着と経済活性化目指し自治体、観光センターと提携 ~ 欧州仕様のキャンピングカーのカーシェアも開始 ~

3者による「松川町車中泊推進プロジェクト」では、現在松川町内に4カ所ある車中泊スポットを年内までに10カ所、キャンピングカー3台のCarstay登録を目指し、キャンピングカーでの旅行による松川町の観光推進事業を行います。


今回、松川町の「フィアット・デュカト・リビングストーン」は中古車両「ROLLER TEAM LIVING STONE 5」を改修、大人4人が就寝できる二段ベッド、エアコン、キッチン、冷蔵庫、ソーラーパネルなどの他、新たに大容量リチウムイオンバッテリー、凝固剤と圧縮式のトイレ「ラップポン」、冬用スタッドレス・タイヤ、シートカバーや床マットなどレンタカー向け一式を装備、洗車の負担を軽減するための外装コーティングなどを行いました。利用者は、4月末までの期間限定で、以下Carstayのサイトより1日(24時間)20,000円から利用することが可能です。(5月から28,000円~となります)



◆ 「フィアット・デュカト・リビングストーン」







また、松川町の地域ならではの特性を活かした果物狩り、アウトドア体験、果樹園レストラン、温泉など、トイレの他に、キャンピングカーのバッテリー充電用の電源設備や、シャワー施設などがある快適な車中泊スポットを新たに登録しました。


◆ りんご焚火の駅「マルカメ果樹園」

・設備: 電源、シンク(流し)、トイレ

・体験:減農薬のリンゴ狩りや、りんごの木での焚火など

・予約: https://carstay.jp/ja/stations/chubu/station/627b393a99e02143f6d46142/ 


◆ 車中泊スポット兼キャンプ場「アウトドアひろば 梅松苑」

・設備: 電源、焚火やバーベキュー、椅子やテーブルなどが展開できるウッドデッキ、トイレ

・体験: 「フィアット・デュカト・リビングストーン」のカーシェア・レンタルを運営する車中泊スポット。近隣の松茸山で採取した、最上の「生田松茸」を堪能できるキャンプ場。

・予約: https://carstay.jp/ja/stations/chubu/station/640d28eef306db32df22fccb/ 


◆ 森と野原をひとり占めできる「古民家『市場-ichiba-』」

・設備: 電源、トイレ

・体験: 竹を切り出しての竹食器づくりやバンブーライスづくり体験、タケノコ掘りや田植え・稲刈り体験も楽しめます。

・予約: https://carstay.jp/ja/stations/chubu/station/636a85835843015146b56f15/ 


◆ さんさんファーム

・設備: 電源、ウッドデッキ、トイレ

・体験: 飼育から一貫生産の黒豚を使ったバーベキューや自家製ソーセージ、りんごを使った加工品が楽しめる。

・予約: https://carstay.jp/ja/stations/chubu/station/660a9f2dd4490e583d5626d9/


3者は松川町でバンライフ、キャンピングカーによる旅行を根付かせ、車中泊の拠点や車両による基盤構築をすることで、課題となっている旅行者の滞在日数を延ばし、観光消費の増加を図り、長期的な視野でプロジェクトに取り組みます。


松川町では、リニア中央新幹線の開通を控えていますが、二次交通や宿泊施設が不足していることから、観光客は農園で果物狩りを楽しむ日帰り旅行となると推測しています。この課題を解決すべく、「松川町車中泊推進プロジェクト」を発足させ、①キャンピングカーをレンタル・カーシェア、②魅力的な車中泊スポットを整備・登録が可能なCarstayのプラットフォームを活用し、松川町をより幅広く観光できる新たな仕組みづくりを行うことになりました。


あらゆる観光資源への交通手段が少ないことから、旅の“足”となる従来の移動手段に加え、車内で快適に就寝・仕事が可能なプライベート空間を持ち“動くホテル”となるキャンピングカーと、車中泊スポットを登録・予約できるCarstayのITプラットフォームを活用し、地元の農園、温浴施設、飲食店、スーパー/商店などの既存のインフラ施設と連携することで、新たな施設に莫大な建設や運営費用をかけることなく、長期にわたり、持続可能な地域観光基盤を確立することが可能となります。


近年、過疎化や、それに伴う税収の減少が避けられない中、地域経済の活性化には地域の価値を高め、“稼ぐ力”を向上させることが喫緊の課題です。来訪者を増やし、消費活動を活性化することが求められていますが、公共交通機関が脆弱なことから、集客が難しく、来訪者の滞在時間を確保できないという課題を抱えています。このため、松川町でも「バンライフ」を通したプロジェクトを発足しました。


Carstayは約2,700万円の交付を受けた南信州まつかわ観光まちづくりセンターから依頼を受け、キャンピングカーの納車・改修、現地での車中泊スポットの整備などの基盤構築を始めました。今後、3者は祭りや紅葉など年間の季節やイベントに合わせてキャンピングカーを活用し、松川町での果物狩り、アウトドア体験、果樹園レストラン、温泉などを軸にした観光促進イベントなどを実施、松川町でのキャンピングカー旅行を定着させ、観光客の増加を目指すことで、地域経済の活性化を図ってまいります。


「マルカメ果樹園」の車中泊スポット


「マルカメ果樹園」の車中泊スポットでのバーベキュー


「フィアット・デュカト・リビングストーン」納車時、Carstayと松川町スタッフ。Carstayの「Mobi Lab.」にて


Carstayは地域密着型の「Local Vanlife Project」の第1弾を石川県白山市、第2弾として埼玉県川島町、第3弾として広島県三原市で実施しています。


Carstayでは引き続き、キャンピングカーで旅行が楽しめ、バンライフを実践しやすいプラットフォーム環境の整備を全国で進めます。また、観光だけでなく、「令和6年能登半島地震」などの災害支援での活動経験から、防災インフラとして利活用できるキャンピングカーの提案も行ってまいります。


なお、Carstayのカーシェアのサービスは、キャンピングカーなど車中泊仕様の車両に特化したカーシェア・レンタルのサービスで、レンタカー会社やキャンピングカー保有者は誰でも登録することができます。車中泊スポットは、駐車場などの空き地をキャンピングカー旅行者が検索・予約できるスペースシェアのサービスで、空き地の所有者はトイレが近辺にあることを条件に誰でもCarstayに登録することができます。今後の情報は以下サイトで更新されます。(https://dansuki.jp/column/column11593/


※バンライフ: 車を通じた旅や暮らしにより“人生を豊かにする”ことを目的として、荷台スペースが広い車“バン”を家やオフィスのように作り変え、車を働く・遊ぶ・暮らしの拠点とする新たな“ライフ”スタイル。

Carstay株式会社について
Carstay株式会社は「誰もが好きな時に、好きな場所で、好きな人と過ごせる世界をつくる」というミッションを掲げ、 キャンピングカーのレンタル・カーシェアと車中泊スポットのスペース・シェアリングサービス、車両製造・リノベーションなど、 国内最大級の新しい旅と暮らしのライフスタイル「バンライフ」事業を展開する「MaaS(Mobility as a Service)」のスタートアップ企業です。 2019年1月に車中泊スポットのスペースシェア、2020年6月にキャンピングカーのカーシェア・サービスを開始。全国各地に車中泊スポットは約360箇所、 キャンピングカーシェアの登録車両は約500台です。2022年10月には、車をキャンピングカー仕様に改造するためのDIYスペース、 キャンピングカーの製造・改造・修理などを手掛ける「Mobi Lab.(モビラボ)」事業も開始しました。 (https://carstay.jp/
報道関係者向けの問合わせ先
Carstay株式会社
広報担当 中川生馬(なかがわ いくま)
・電話: 080-4476-1106
・E-mail: i.nakagawa@carstay.jp
※こちらは報道関係に関する問い合わせ先です。広告・宣伝、ユーザー(ゲスト・ホスト・ホルダー)様からのお問い合わせは、お手数ではございますが、以下からお願いいたします。
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