子供と長期車中泊!車2台で行く、家族4人での新しい旅

年間30-40日、家族4人でハイエース+キャンピングトレーラーで車中泊しながら、サーフィンやスキーなどアウトドアを楽しむ。 冬だけ雪国で二拠点生活するなど、「旅」をテーマに場所に縛られない働き方・ライフスタイルを満喫中。

夏休みの休暇を使って、小学生の子供と一緒に石川県の能登半島に2週間の車中泊旅に出かけました。

ハイエースとキャンピングカーの車2台で...!

普通に考えて、家族で2台で旅をするってかなり珍しいケースだと思います。


なぜあえて車2台を選んだのか、そしてどうやって旅をしたのか。

メリットとデメリットは何か。


少し変わった家族の旅の様子を面白がって見ていただければ幸いです。

(記事の一番下に2台で能登半島まで車中泊旅する動画も載せています!)

子供連れ車中泊で車2台で行くことを選んだ理由

ハイエースには遊び道具が満載

ハイエースの内部


上の写真は出発前のハイエースの内部。

ベッドキットが付いているので、いつもなら上段が家族4人寝るスペースです。

ところが、もう荷物で埋め尽くされてるー!


何が積んであるかというと、サーフボード3枚・ボディーボード1枚・SUP・オール・ライフジャケット・ウェットスーツ・シュノーケリングセット・タープ・キャンプ用テーブル・アウトドアシェア4脚・2週間分の家族の荷物・ポリタンク2個などなど....


私たちの車中泊旅はアウトドアアクティビティが1番の目的

なので、車中泊のグッズに加え、2週間海でたっぷり遊べるように必要なものを積んでいったら、こうなったワケです...(汗


完全に貨物車両と化したハイエース。

そこでもう1台寝るための車、キャンピングカーを予め借りることにしました。

今回は拠点をベースに動く車中泊

だけど、2台で動くにはコストも掛かるし、常に夫も私も運転していないといけないので、リスクもある。

ならば遊び道具も詰めて家族4人寝れる大きいキャンピングカーを借りれば良かったんじゃない..?


う…、確かに。私たちもそれは考えました。

ですが、今回は色々な場所を移動する車中泊旅と違って、能登半島にある「バンライフステーション」をベースに遊ぼうと思っていました。


古民家に車中泊できる駐車場が付いている
バンライフステーション:バンを拠点に、仕事と旅を両立しながら長期間「バンライフ」を送るバンライファーが、快適に長期滞在できる車中泊スポット・駐車場のことで、Carstayの運営するサービス。

行きと帰りは車2台で移動することになりますが、寝室であるキャンピングカーを「バンライフステーション」に置いておけば、遊び道具だけ積んだハイエース1台で身軽に遊びに行くことができる。


そういった新しい車中泊旅をやっているのもいいんじゃない...!?

ということで、今回は子供連れで車2台で車中泊旅をする、というチャレンジをしてみました!

目的地までの行きと帰りは2台体制で

家族二人ずつに分かれて、移動

子供たちもそれぞれの車に分かれました

出発当日は、まずハイエースで自宅のある千葉から神奈川へ向かい、Carstayのキャンピングカー「モビゴン」を受け取りました。

車の装備や注意事項の説明を受けた後で、キャンピングカーはとうちゃん、ハイエースは私が運転して出発!

子供達もそれぞれの車に分かれて乗りました。


途中、お店に入って食事するときやトイレ休憩などは、それぞれの車の助手席に乗った子供達がトランシーバーでやり取り。


息子:「次のサービスエリアで休憩しまーす」

娘:「了解でーす!」


スマホの電話よりもすぐにやり取りが可能なトランシーバーを持って行ったことで、随分役に立ちました。

いつも家族一緒に車に乗るのに、姉と分かれて寂しかった弟は、ずーっとトランシーバー越しに歌ってる(笑)

何だかそれが家族一緒に旅している感じがして、ほっこりしました。

サービスエリアで車中泊して能登半島へ

途中のサービスエリアで1泊

神奈川を出たのが夕方だったため、途中のサービスエリアにて車中泊。

2台の車を一緒に停めて、私たちはキャンピングカーへ移動し、家族一緒に車中泊しました。


高速と下道を使って日本海側に出て、新潟県糸魚川市にある親不知(おやしらず)という海沿いの観光スポットへ。

ここでお昼を食べて海遊びしました。


いよいよ日本海側へ

親不知海岸は約15km続く段階絶壁で、日本海の海岸線を間近に見れるドライブスポットなのですが、何せクネクネした道で景色を楽しむ余裕はあまりありませんでした(汗)


のんびり移動して、夕方に能登半島中央に位置する、バンライフステーションのある穴水町に無事到着!

長かった〜。

車2台での車中泊旅のメリット

1台は動く貨物部屋、1台は動く寝室と割り切れる

動く寝室、キャンピングカー

ハイエースは荷物と遊びの道具を運ぶための貨物部屋、キャンピングカーは家族全員で寝る寝室と用途を棲み分けしていたので、それが使い勝手が良かったです。


いつもの車中泊でお決まりの、毎回荷物を助手席側に移動して、ベッドスペースを作るという手間が必要ありません。

夜眠くなったら、すぐにキャンピングカーの寝室でいつでも寝られる、という状況がすごく快適でした!

拠点をベースに1台でアクティブに動ける

いつもどおりの遊び方スタイル

能登半島に滞在している間はハイエースのみでサーフィンやSUPをしに行ったり、観光しに少し遠出したり。

遊び道具や簡易シャワー・スライドキッチンなどいつも使っているのはハイエースに積んでいるので、「○○忘れたー!」と慌てることもありません。


1日遊んでバンライフステーションに帰ってきたら、バックパッカーハウスのキッチンで食事を作ってダイニングで家族全員食卓を囲む。

時にはオーナー家族やステーションに滞在するゲストも交えて。


バンライフステーションのダイニングにて

そして眠くなったら、駐車場に停めてあるキャンピングカー=寝室へ。

1つの拠点をベースに遊ぶからこそ、こういった旅のスタイルが可能です。

移動してのワーケーションも可能

海を見ながらキャンピングカーで仕事

キャンピングカーはワーケーション仕様にDIYされているので、車の中で快適なリモートワークができます。


今回は長期滞在のため、お盆時期以外は能登半島でワーケーションをしていました。

バンライフステーションにもコワーキングスペースはありますが、気分を変えたい時はキャンピングカーごと漁港に移動して、海を眺めながら仕事。


車1台で行っていたら、大きなキャンピングカーは狭い漁港までの道は通れなかっただろうし、荷物だらけで広いワークスペースは取れなかったでしょう。

車2台での車中泊旅のデメリット

交通費とガソリン代が倍かかる

ETCの料金も2倍

当然ですが、車2台で移動していたら高速代とガソリン代が2倍かかります。

そこは明確なデメリット。


なので、できるだけ高速道路は深夜割引が適用されるように出発時間を調整したり、下道を使ったりしました。地方は高速道路が無料の箇所もあるので、それを利用したりしてなるべくコストを抑えました。


自宅から能登半島までの往復は仕方ないですが、滞在中はほぼハイエースでしか動いてないので、ガソリン代はいつも通り。

そう考えると、色々な場所をあちこち移動する旅に比べたら、費用はさほど変わらないかもしれません。

家族と一緒にドライブが楽しめない


当たり前ですが、二人ずつに分かれて車に乗っているため、いつもの車中泊旅に比べたら寂しいですよね...

わいわい家族みんなで歌ったり、景色を観ながらおしゃべりするとか、そういった普段の時間って大事なんだなーと思いました。

車を移動しながら情報収集ができない

運転中は当たり前ですがスマホで情報収集できません

車中泊旅をしている時は、移動時間に合わせて近くの飲食店を探したり、お風呂を探したりします。


普段であれば、助手席に座っている私が情報収集の役目なのですが、大人2人とも運転しているとそれができない。

コンビニでトイレ休憩中の時にどの辺でご飯食べようか...と探す必要があるので、そこは意外と不便だなーと思いました。

車中泊の目的や動き方によっては2台もあり


子供連れの車中泊で、車2台で行くメリットとデメリットをお伝えしましたが...


私たち家族のように荷物が多い場合は、1台は貨物用・もう1台は寝室を割り切って使い分けるのも有りかなと思いました。

そして、そういった旅の場合は一つの拠点をベースに動く方が圧倒的に2台で旅するメリットを生かせるということ。


初めての試みでしたが、普段旅の中で当たり前にできていたことの有難みにも気づけて、良い経験でした。

なかなかこうしたスタイルの旅をする変わった家族はいないと思いますが(笑)レアケースとして少しでも参考になれば嬉しいです。

動画で楽しむ

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