年間30-40日、家族4人でハイエース+キャンピングトレーラーで車中泊しながら、サーフィンやスキーなどアウトドアを楽しむ。 冬だけ雪国で二拠点生活するなど、「旅」をテーマに場所に縛られない働き方・ライフスタイルを満喫中。
車中泊に慣れてくると、まとまった休みなど長期で車中泊旅がしたくなりませんか?
今やリモートワークが当たり前の時代だからこそ、旅先でワーケーションも兼ねて長期の車中泊旅も可能です。
1週間〜数か月の車中泊をしたい場合、どんな場所に泊まるのが良いのか。
私たちテンネンパーマファミリーは、この夏休みに家族4人で石川県の能登半島にある「バンライフステーション」に2週間滞在し、仕事もしながらバンライフを楽しんできました。
▼「田舎バックパッカーハウス」の紹介記事はこちら
車中泊場所でメジャーなところとして、道の駅や公共の駐車場(ただし車中泊OKなところ)などがありますよね。
でも基本的にこうした場所は施設を利用する人が優先で、車中泊目的で長期間滞在するのはマナー違反です。
ではRVパークやオートキャンプ場だったら...?
予約をし、車中泊料金を支払うことで安心して過ごすことができます。
しかし長期間だとその分費用が嵩んでしまうのがネック。
では安心して快適な車中泊ができて、長期間滞在してもコストも抑えられる場所ってどんなところでしょう...?
そこで、長期の車中泊・バンライフにおすすめな場所が「バンライフステーション」です。
「バンライフステーション」とは、バンを拠点に、仕事と旅を両立しながら長期間「バンライフ」を送るバンライファーが、快適に長期滞在できる車中泊スポット・駐車場のこと。Carstayが2021年の2月から始めたサービスです。
敷地内の駐車場に”寝るスペースとなる車”を停め、民家やシェアハウスなどのトイレやシャワー・キッチン・ワークスペースなど共有スペースを利用できるので、まさに長期車中泊におすすめのスポットです。
利用期間は2週間からで、料金は1ヶ月で2万円くらいが相場。
今は全国13箇所に展開(※2021年2月現在)していますが、今後もっと増やしていくそうです。
長期車中泊するバンライファーにとって、毎日の車中泊場所やお風呂など、常に快適に過ごせる場所を探し続けるのは大変です。
その点、家のように安心して過ごすことができ、他のバンライファーとの出会いもある「バンライフステーション」は、旅をさらに充実したものにしてくれるはず。
私たちがこの夏休みに2週間滞在させてもらったところは、石川県の能登半島の穴水(あなみず)にある「田舎バックパッカーハウス 」です。
昨年の「北陸&紀伊半島一周車中泊旅」の途中で2日間利用させてもらい、長期滞在に一番最適な場所はここしかない!と思い、今回もお世話になりました。
実際に利用させてもらって、長期車中泊のメリットをわかりすく5つにまとめてみました!
短期の車中泊旅なら現地の美味しいものを食べたいところですが、長く滞在するとなると毎日外食というわけにはいきません。
その点、「田舎バックパッカーハウス」は共有のキッチンがあって、冷蔵庫や炊飯器・鍋などの設備も整っています。
我が家は家族4人のため、車の簡易キッチンではさすがに毎回車中飯は大変です。
地元のスーパーで購入した食材を冷蔵庫に保管させてもらって、まるで自宅で過ごしているかのように朝から自炊できたのは本当に助かりました...!
トイレや洗面所がいつでも使えるのは、子供がいる場合は色々な面で安心。
お風呂も毎日温泉施設を探さなくても、「田舎バックパッカーハウス」のシャワーが使えます。
こうした共有設備が自由に使えることで、生活コストを抑えられるのは長期車中泊の最大のメリットですね。
「田舎バックパッカーハウス」にはこうしたデスクスペースが3-4台設けられています。
ダイニングのテーブルを使用することも可能。
Wi-Fiやモニター数台も用意されているので、コワーキングスペースのように利用することができます。
今回私たちが滞在していた際には、雨の日は大人は仕事・子どもは夏休みの宿題をするなどして過ごしました。
天気の良い日は、車で5分の漁港に行ってモバイルオフィスで仕事をすることも可能!
漁港で子供達が海で遊んでいる間、私は子供達の様子を見ながら車で仕事をしてました。
こうした環境も整っているので、ワーケーションにも最適ですね。
「田舎バックパッカーハウス」は複数台車が泊まれる駐車スペースがあるので、滞在中も様々な人が泊まりにきます。
キャンピングカーで夏休みを満喫しに来た家族、ソロで日本一周車中泊旅をしている20代女子、夏季休暇を使って車中泊で訪れた若い夫婦など...
キッチンやダイニングの共有スペースがあることで、同じ趣味を持つバンライファー同士が気軽にコニュニケーションが取れます。
また、「田舎バックパッカーハウス」のオーナーであるイクさんがゲスト同士を繋いでくれるので、一緒にお酒を飲みながら旅の思い出を語ったりする時間も最高!
長期で車中泊旅をしていると、すべてが車で完結する分、人との接点が少なく孤独になりがち。
そんな時、こうしたバンライフステーションがあると、旅をするもの同士出会いが生まれるところがすっごく良いなー!と思いました。
地元暮らしのオーナーがいるから、能登半島のリアルな田舎暮らしが体験できるのも大きな特徴。
地元の子どもたちがいつも遊んでいる漁港へ行き、堤防から海に飛び込む度胸試しをしたり、シュノーケリングをしたり。
海遊びが終わったら、今度は釣りに挑戦。
車で5分の漁港で1日中様々な遊び方ができるのも、地元を知っている人がいるからこそ。
長期でバンライフステーションに滞在することによって、観光だけではなく、その土地の日常の暮らしを体験することもできます。
滞在したバンライフステーションは、能登半島のちょうど中央に位置する穴水町にあります。
実は能登半島は東京都ほぼ同じ面積...!
能登半島をじっくり堪能するには2-3日ではたりません。
そして島をぐるっと海に囲まれており、内海(富山側)と外海(日本海側)で海岸線の風景も異なり、見所がたくさん。
よって、能登半島の様々なスポットを日帰りで巡るのに穴水町は拠点として絶好の場所なんです。
また今回、私たちは2週間滞在するのに、サーフボード3本・SUP・キャンプ道具などなどかなーりたくさんの荷物をハイエースに積んできました。
家族4人就寝するスペースが無いため、もう一台Carstayの「Carstay」のサービスを使ってキャンピングカー「モビゴン」を借りて、キャンピングカーを動く寝室代わりに。
この車2台を使った旅のスタイルによって、バンライフステーションにモビゴンを置き、遊び道具の積んであるハイエースで海や観光に行くということが可能になります。
こういった面でも、長期車中泊旅にバンライフステーションを拠点とするメリットはありますね。
田舎バックパッカーハウスは、今まで夫婦で長期期間利用される方はいましたが、家族連れで2週間利用したのは私たちが初めてだそうです。
夏休み期間を使ったので子連れで行くことができましたが、お子さんがいる家庭こそ毎回車中泊場所を移動するのは大変だと思います。
こうした「バンライフステーション」を利用することで、地元の暮らしをリアルに知ることができるし、ここでしか無い遊びを子供達に経験させたりと、本当に充実した家族旅を楽しむことができます!
仕事する環境も整っているので、観光と仕事の日程を上手く組んで、大人はワーケーションすることも可能。
新しい旅のスタイルとして、Carstayの「バンライフステーション」を使った長期車中泊旅、ぜひたくさんの方にチャレンジしていただきたいです!
年間30-40日、家族4人でハイエース+キャンピングトレーラーで車中泊しながら、サーフィンやスキーなどアウトドアを楽しむ。 冬だけ雪国で二拠点生活するなど、「旅」をテーマに場所に縛られない働き方・ライフスタイルを満喫中。