2023年の2月下旬に私たち夫婦が愛犬のぶんた(中型犬)と一緒に行った、長野・岐阜への2泊3日のキャンピングカー旅。
前編では、ペットと一緒に楽しめるスポットを4つご紹介しましたが、今回は後編として、旅の後半のようすと残りの5スポットをご紹介します。
1日目に回ったスポット4つのご紹介や移動手段については、こちらの前編記事をチェックしてください。
2日目の起床は朝6時30分。起きて車内で着替えや出発の支度をします。
天井が高いため、男性でも立ったまま着替えなどの準備が可能。睡眠で凝り固まった体をしっかりと伸ばすことができます。
今回は車中泊スポットの水道やトイレなどを使わせていただきましたが、キャンピングカーの中にもトイレや水道・鏡があります。
そちらを利用すれば、朝の支度がさらにスムーズになりますよ。
朝の7時頃には、キャンピングカー正面の山から日の出を見ることができました。美しい日の出を眺めていると、今日1日が良い日になりそうな予感がします。なんだかワクワクしますね!
その後、朝靄がきれいな北アルプスの山並みを眺めながら、少し雪を被った田んぼ道を散歩しました。
犬連れで旅行するとき、近隣に安全に散歩ができる場所があるかどうかは、とても重要なポイントです。
今回泊まった車中泊スポット(しの389安曇野ステーション)付近では、クルマ通りの少ない川沿いを散歩できます。
とても静かで空気が澄んでおり、雪もキラキラと光っていました。都会では味わえない絶景を朝から堪能でき、とても贅沢な時間を過ごせましたよ。
ここからは、長野・岐阜キャンピングカー旅の2日目以降に滞在した、ペットと楽しめるスポットを5つご紹介します。
「飛騨高山 宮川朝市」は、高山市街地を流れる宮川沿いで開催されている朝市。野菜や果物、民芸品を販売しています。周辺には古い街並みが並び、まるで江戸時代にタイムスリップしたようです!
路面店が出ているため、お土産を買ったり食べ歩きをすることがもできますよ。私たちも地元の食材を使ったコロッケや串焼き、クロワッサンなどをいただきました。
宮川朝市自体は30分ほどで回れるくらいの広さですが、宮川朝市の周辺にも素敵な街並みやカフェなどのスポットがあります。
訪問の際は、時間に余裕を持ってスケジュールを組んでくださいね。
宮川朝市周辺には無料の駐車場がないため、コインパーキングを使う必要があります。
今回私たちは、朝市の場所から徒歩5分の場所にある「松井有料駐車場」に駐車しました。土日は約28台、平日は12台駐車が可能な比較的大きめの駐車場です。
宮川朝市の周辺にたくさん駐車場がありますが、ほとんどの場合高さ制限がありキャンピングカーでは入れませんでした。
今回利用した「松井有料駐車場」は高さ制限がなく、入り口も広く駐車しやすいため、キャンピングカーにはこちらの駐車場がおすすめです。
この日のランチは、宮川朝市からクルマで10分の場所にある、ペット連れ入店OKのお食事処「大喜」に行きました。(要電話予約)
店内には囲炉裏があり、古民家風でとても素敵な雰囲気。観光客や地元のかたで賑わっていましたよ。
店内にペットOKの席が3席ありました。一般の方は座敷、ペット連れは壁側のテーブル席の利用となります。
カフェマットを敷くこととリードフックに繋げることが、入店の条件となります。ドッグカフェではないため、犬用のメニューが無い点は注意が必要です。
壁側の席でしたがヒーターを用意してもらえたので、寒さを感じることはありませんでした。
今回私たちは「飛騨牛ステーキ膳」と「飛騨清見豚カツ膳」をいただきました。
飛騨牛はうまみたっぷりでやわらかく、かなりおいしい!カツも揚げたてで、衣がサクサク。おいしいお肉を堪能し、夫婦ともに大満足でした。
食後は、子どものころに教科書でみてからずっと行きたいと憧れていた「ひだ白川郷」に行ってきました。
私たちが滞在したのは平日だったため、残念ながら夜のライトアップは見ることはできませんでしたが、想像通りとても素敵な場所でした!
白川郷には合掌造りの集落やカフェ・お土産店があり、ゆっくりまわると2時間ほど楽しむことができます。
今回は、国指定重要文化財に指定されている「和田家」に愛犬ぶんたと一緒に入りました。入場料は大人が400円・小人は200円で、ペットは無料です。
ペットは抱っこができれば入場OKなため、私たちもぶんたを抱っこして入場しました。
1階と2階が展示スペースとなっており、実際に使われていた囲炉裏や暮らしや農業に使う道具などが展示されていましたよ。
駐車場は「村営せせらぎ公園駐車場」を利用。1日1,000円で駐車が可能です。この日は気温がマイナス9度と、積雪により気温が下がり冷え込んでいましたが、観光客も多くとても賑わっていました。
2泊目は、白川郷から約1時間のところにある「N.A.O.明野高原キャンプ場&貸別荘」で車中泊をしました。冬季はドッグランサイトは閉鎖しているため、今回はペットOKの「オートキャンプエリア」を利用しました。
「N.A.O.明野高原キャンプ場&貸別荘」には、子どもが遊べる遊具や池、遊歩道があります。
敷地内には乗馬クラブもあり、引き馬体験ができるなど、子どもから大人まで楽しめる施設になっています。運が良ければ厩舎(馬のいる小屋)から馬が顔を出したり、馬場で運動しているようすが見れるかもしれません。
私たちがチェックインしたのは17時頃とすこし遅めでしたが、テント設営のために時間を確保する必要がなく、特に問題はありませんでした。
テント設営等の心配をせずに、日中観光地で思う存分楽しむことができるのが、キャンピンクカー利用のメリットだと思います。
こちらは、白川郷で購入した飛騨牛入りのクッキー「わんこのみやげ」。おいしいおやつに愛犬ぶんたも釘付けです。
ご当地の犬用おやつは、気になってついつい手にとってしまいますよね。
屋外で食事と焚き火を楽しみましたが、早めに切り上げて夜は車内で過ごしました。車内にキッチンや冷蔵庫もあり、お酒や食材を冷やしたり、簡単な料理をすることができます!
テレビも見ることができるため、お天気が悪い日でもおこもりキャンプが可能ですよ。
日中は雪が降っていましたが、夜には満点の星空が澄んだ空に広がっていました。この非日常感こそが、旅行の醍醐味ですよね。
旅の帰りに立ち寄ったのは、日本一標高の高い場所に位置する「飛騨大鍾乳洞」です。
「飛騨大鍾乳洞」も、リードでの入場でOK。入場料は大人(高校以上)が1,100円、小人(小・中学生)が550円で、ペット料金はかかりませんでした。
駐車場は広く、300台の駐車が可能。大きなキャンピングカーでも駐車に困ることはありません。
冬季限定で、迫力満点の「氷の渓谷」を見ることができます。氷の渓谷は、下から見上げると迫力を感じます!
この日は気温が低くとても寒かったのですが、洞内の通年平均気温は約12度。寒さを感じなかったため、私たちもぶんたも快適に観光を楽しむことができました。
今回は雪が降り積もる地域を訪問することもあり、普段使っている靴だけでなく、登山靴・サンダルを含め靴を3種類持っていきました。
クルマに靴をたくさん乗せると場所をとってしまいますが、キャンピングカー車内には大きなシューズラックがあるため、置き場に悩むこともありません。
シューズラック使用時は、靴についた雪が溶けて棚が濡れるのを防ぐため、靴に袋を被せました。
車内をできるだけ汚さないように配慮しながら使用することで、滞在中も気持ちよく過ごすことができ、安心して返却することができますよ。
今回は、Carstayでキャンピングカーをレンタルし、愛犬と長野・岐阜へ2泊3日の旅行に行った時のようすをご紹介しました!
キャンピングカーのおかげで、冬の車中泊を快適に楽しむことができ、大満足の旅となりました。
記事を読んで「いいな!」と思ったら、ぜひキャンピングカーに乗って、愛犬と快適な旅行に出かけてみてくださいね。
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