金沢より見所満載!?石川県の別世界「奥能登」のドライブスポット(珠洲編②)

能登での移住生活/田舎暮らし、国内外の田舎旅スポットやライフスタイルを、バックパッカー×クルマ旅をしながら発信。Inaka Backpacker Twitter: @iku203

能登半島の先端にある“奥能登”... スローでゆるやかな田舎/地方のライフスタイルを感じながら、クルマ旅を楽しめる場所だ。

 

ちなみに“奥能登”とは、能登半島の先端 最北部にある穴水町(あなみずまち)、輪島市珠洲市(すずし)、能登町(のとちょう)で成り立つエリアを指す。石川県と言えば、『金沢』をイメージしてしまう人が大半だろう。だが、石川県の奥の奥には、“盛沢山の別世界”が広がっている。

 

この記事では、「田舎バックパッカー」こと中川生馬が移住した、奥能登のクルマ旅ルートをご紹介しよう。イントロ編の記事はこちら / 穴水町編の記事はこちら / 輪島編の記事はこちら / 珠洲編①の記事はこちら

日本列島の中心が能登に?!

「道の駅 狼煙」にクルマを駐車して、向かうべきスポットは、「日本列島の中心」だ。

 


実はここ奥能登の先端で、「禄剛崎灯台(ろっこうざきとうだい)」がある場所は「日本列島の中心」と言われている。が、よくよく調べてみると、そう謳っているスポットは日本で5か所ほどある(笑)



「禄剛崎灯台」は、「日本の灯台50選」の一つ。このあたり能登半島の先端は「日本三大パワースポット」の一つとして認定されているからだろうか、ここの居心地と眺めは表現できないほど。能登半島で最も開放感あるスポットと言っても過言ではない。


寝転んで、満天の星空を眺めながら、一晩をここで過ごしたくなることだろう。また、天候に恵まれれば、隣の富山県に連なる立山連峰や新潟県の佐渡島(さどがしま)を見ることができる。「禄剛崎灯台」は、海から昇る朝日と、海に沈む夕陽を見られることでも有名だ。


< 禄剛崎灯台 >

・住所:石川県珠洲市狼煙町イ-51

最後に“島”と温泉へ

奥能登クルマ旅もそろそろ終盤だぁ。ここは珪藻土(けいそうど)の島が海にどか~ん!とたっている格好いい島「見附島(みつけじま)(別名: 軍艦島)」。



砂浜へと向かうと、いきなりどか~ん!と出現するので、その高さ28mもの大岩のインパクトに圧倒されることだろう。能登のシンボルでもある「見附島」は、弘法大師が布教のために、佐渡から能登へと渡る際に発見したといわれている島で、夜はライトアップも行われ、幻想的な風景を見ることができる。



見附島がある海岸は「えんむすびーち」と呼ばれる恋人の聖地となっており、浜辺にある縁結びの鐘を鳴らしてカップルたちが愛を誓う。なお、写真のとおり、「見附島」への岩道があるが、滑りやすいので要注意。海に落ちても、浅瀬なので、足が濡れるぐらいですむが、カメラやスマホを落とさないように注意したい。


< 見附島 >

・住所:石川県珠洲市宝立町鵜飼1-38

・ライトアップ: 3月~9月 19:00~22:45頃 10月~2月 17:45~22:30頃

「国民宿舎 のとじ荘」で日帰り温泉

奥能登一周のクルマ旅、最後に見附島を眺めながらリラックスできる温泉へ行こうではないか。見附島の観光が終わったら、駐車場に停めたクルマへと戻り、タオルなどの温泉グッズを持って、見附島の隣にある「国民宿舎 のとじ荘」へと足を運びたい。



最高の泉質と、温泉から眺められる見附島や夕日は、疲れた体だけでなく、心も癒やしてくれることだろう。男女日替わりとはなるが、露天風呂「弘法の湯」もある。露天風呂では、田舎ならではの新鮮な空気を体に取りれながら、最高の癒やしを満喫することができる。


< 国民宿舎 のとじ荘 >

・住所: 石川県珠洲市宝立町鵜飼1-30-1

・電話: 0768-84-1621

・営業時間: 12:00~20:30 

余裕があれば… 能登町の『九十九湾』

能登町にある“海面を歩くことができる”「九十九湾(つくもわん)」もお薦め。時間や体力に余裕があれば、ここへも足を運びたい。



九十九湾は大小の入り江からなるリアス式海岸で、日本百景の一つに数えられています。海岸線は13kmに及び、屈折が多く、入り江が99を数えるとして「九十九湾」の名があります。日本海は荒波のイメージがあるが、内海の湾は本当に穏やかで、その穏やかさを、歩きながら体感できるスポットだ。海面を歩くだけでなく、遊覧船に乗って湾を楽しむこともできる。


< 九十九湾 >

・住所:石川県鳳珠郡能登町越坂

・遊覧船の問い合わせ先: 九十九湾海中公園観光遊覧船 090-3290-0110

奥能登一周を終えたら、再び…

車中泊スポット「田舎バックパッカーハウス」へと戻り、星空を眺めながら軽く一杯飲み、ゆっくり寝ようではないか…



さて、翌日、余裕があったら、奥能登の内陸にある築400年の“ちょい”世界遺産的な屋敷「中谷家」にある蕎麦屋「そばきり 仁」へとクルマを走らせ、奥能登クルマ旅を“最高の蕎麦”で締めてはいかがだろうか?これまで、全国各地の田舎で蕎麦を食べたが、「これ以上の蕎麦を食べたことがない!」と思った蕎麦だ。騙されたと思ってぜひ行っていただきたい。

 

< そばきり 仁 >

・住所: 石川県鳳珠郡能登町字黒川28−130(能登天領庄屋中谷家)

・電話: 080-5876-0020

・営業時間: 10:00~16:00(蕎麦は11:00から)予約可

・定休日: 毎週水曜日(冬季一時休業)

 


長くなってしまったが、これらスポットは奥能登へ来たら、必ず行くべきところばかり。これら全てのスポットを制覇すれば、「奥能登行ったぜ~!」と胸を張って言えるだろう。いつか、あなたと出会えるのと、奥能登で待っていますよ。

 

イントロ編の記事はこちら / 穴水町編の記事はこちら / 輪島編の記事はこちら / 珠洲編①の記事はこちら









 

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