年間30-40日、家族4人でハイエース+キャンピングトレーラーで車中泊しながら、サーフィンやスキーなどアウトドアを楽しむ。 冬だけ雪国で二拠点生活するなど、「旅」をテーマに場所に縛られない働き方・ライフスタイルを満喫中。
天気や気温が安定して過ごしやすい気候の春。車中泊するなら、海の近くがおすすめです!
特におすすめなのが、千葉県の九十九里。九十九里にはたくさんのビーチがあり、駐車場も豊富。観光スポットやおいしい食事処、日帰り温泉もあります。サーフィンなどのマリンアクティビティを楽しんだり、海の近くで車中泊をしたい時に最適です。
そんな九十九里の海に通い続けて20年以上の私たちサーファー家族が、2022年8月にできた車中泊スポット「Vanlife BASE」で車中泊をしてきました!
今回は、まだオープンして1年に満たない新しい車中泊スポット「Vanlife BASE」内の設備やここでの過ごし方アイデア、どんな人におすすめかなどをご紹介します。
千葉県の九十九里浜の「千葉北」と呼ばれる外房エリアには、数多くの有名なサーフポイントがあります。東京オリンピックのサーフィン会場となった一宮町の「釣ヶ崎海岸」も九十九里にあるんですよ。
九十九里は都心からも1〜2時間でアクセスできますし、コンスタントに波が立つので、多くのサーファーが訪れる場所です。
千葉東金道路の「東金インターチェンジ」からクルマで20分ほどの、片貝漁港に向かう九十九里ビーチライン沿いに「Vanlife BASE」があります。
入り口を見落として素通りしてしまうクルマも多いようなので、入り口前にある、Casrstayロゴが入った「Vanlife BASE」ののぼりを目印にしてください。
最大4台のクルマが停められる駐車場の奥に、カフェのような素敵な建物が・・・!
「Vanlife BASE」には利用者専用の建物(サーファーズハウス)があり、トイレやバスルーム、家電付きのキッチン・Wifiも使えるリビング・バーベキューができるテラスなど、完璧すぎるほどの設備が整っています。
車中泊がまだ慣れていない方や、小さいお子さま連れのファミリーでも、安心して快適に過ごせる施設になっているんですよ。
Vanlife BASEオーナーのリョウさんはサーファーで、サーフィンをするために以前から九十九里に通っていたそう。何度も通ううちに海の近くに住むことに憧れるようになり、120坪ある土地を購入してサーファーズハウスを建てたとおっしゃっていました。
リョウさん自身も敷地内に停めてあるダッジRam Vanのキャンピングカーで毎日寝泊まりしているのですが、「この広い土地に自分のクルマだけではもったいない」と思い、バンファイファーの集まる車中泊スポットを作ったそうです。
「Vanlife BASE」で一押しがこの広いテラス。海のにおいを感じながら、お酒片手に楽しむBBQは最高です。屋根付きなので、雨でも安心!
朝食をこのテラスで食べるのもおすすめです。
まるでモデルルームのようなリビング!素敵すぎて思わずため息が漏れちゃいます。
オーナーのリョウさんは某ハウスメーカーのモデルハウスで営業をされていたそうで、サーファーズハウスの設計もご自身で行い、インテリアもこだわって選んだもので揃えたとのことでした。
キッチンの洗剤の入れ物からティッシュケースまで、生活感を感じさせない洗練されたデザインのアイテムをセレクト。ここまで素敵でおしゃれな車中泊スポットは、なかなか無いと思います。
FreeWi-Fiやプロジェクターもあり、Youtubeや映画などを楽しむこともできますよ。
一般の住宅と変わらない広々としたキッチン。設備も充実しているので、料理も捗ります。食事の準備をしながら窓の外のテラスや景色を眺めると、リゾート施設にいるような錯覚を覚えます。
冷蔵庫・電子レンジ・電気ポット・炊飯器と全ての家電が揃っているので、食材と飲み物だけ用意して来ればあとは何もいりません。食器などを忘れても、こちらで借りることができます。本当に至れりつくせり!
キッチンには分別されたゴミ箱があるので、ここでゴミを捨てることもできます。(ゴミ処理:300円/1袋)
こちらが、洗面スペースです。しっかりとした広さがあり、家族4人で一緒に歯磨きしても、まったく狭さを感じません。
洗濯乾燥機も備え付けてあります。
バスルームもまるでモデルハウスのよう。新築の友達の家にお泊まりにきたような快適さです。大きめのシャワーヘッドから湯量豊富なシャワーが出てくるのが、とても良かったです。
脱衣スペースには、大きな鏡とドライヤーが!車中泊の時はドライヤーを使うことを諦めてましたが、Vanlife BASEなら諦めなくて良いんですね。
「Vanlife BASE」のトイレは、ひとことで言うと「エモい」トイレ!照明器具がとても素敵で、1時間くらい長居できちゃいそうな落ち着いた空間になっています。
ウォシュレット付きで快適なトイレは、照明も自動で点灯&消灯。消し忘れの心配もなし。
「Vanlife BASE」の建物の入口のドアには、キーレス鍵がついています。
オーナーが不在でも、建物内に出入りできるようになっているので、とても便利です。
その他も、サーファーには嬉しい外部シャワースペースがあったり、車中泊スペースにはオプションで利用できる外部電源があります。
設備が充実しているので、不自由なく快適に車中泊ができますよ。
「Vanlife BASE」からクルマで7分のところに、「ランドロームフードマーケット九十九里店」があります。
こちらのスーパーは種類も豊富で価格も安く、お惣菜も充実しています。スーパーの隣にはドラッグストアや100円ショップもあるので、必要なものをひと通り揃えることができますよ。
コンビニは、「Vanlife BASE」から歩いて4分のところに「セブンイレブン九十九里小関店」があります。夜お酒を切らしてしまっても、歩いて買いに行けるのが良いですね!
また、歩いて5分のところには「御食事処とむら」という飲食店があります。サーファー御用達のお店で、海に入った後にしっかりお腹を満たしたい方におすすめです。
定食から麺類・丼ものやカレーまでメニューが幅広く、どれもボリュームが半端ない!多くのメニューが 1,000円以内で、オムライスは680円(2021年時点)と、コスパ高めです。
必要な設備がすべて整っており、自宅と変わらない生活ができるので、車内に寝るスペースを確保するだけでOK。初めての方でも安心して車中泊を楽しめます。AC電源を利用すれば、夏は扇風機・冬は電気毛布を使うことも可能です。
特に小さいお子さまがいるご家族は、トイレや洗面など、設備の「衛生面」が気になると思います。Vanlife BASEはモデルルーム並みにきれいで、最新の設備が整っているため、その点も問題ありません。
またVanlife BASEには、この場所で車中泊する人しか出入りしないので、防犯面も安心です。
長期滞在を予定しているかたにも「Vanlife BASE」はおすすめ!洗濯・乾燥機も利用できますし、電源やWifiも整っているため、リモートワークもできます。海が大好きというかたやサーフィンをするかたにもぴったりです。
朝イチから海に入り、日中はリモートワークをして、夕方になったら2ラウンド目の海に入る。そんな憧れのルーティーンが「Vanlife BASE」なら可能になるんですよ。
「Vanlife BASE」からサーフポイントの「片貝海水浴場」までは、クルマで3分!サーフィンを楽しむのには最適のロケーションです。広く美しい海岸線なので、散歩や散策をするのもおすすめですよ。
夏は海の家も出て、海水浴客で賑わいます。例年ですと、7月1日から8月31日まで海水浴場が開設。この期間はライフセーバーもいるので、お子さま連れでも安心です。
また、クルマで15分のところに、千葉県最大級のプール「蓮沼ウォーターガーデン」があります。迫力満点のスライダーや流れるプールなど、約17種類のプールがあり、1日中めいっぱい楽しむことができますよ。
こちらは例年ですと、7月頭から9月20日ごろまで営業しています。
九十九里のビーチラインを南下して南房総へ向かうのも良し、北上して、銚子方面まで足を伸ばすのも良し。
周辺には観光スポットがたくさんあるので、海岸沿いのドライブを楽しみながら、おいしい魚介を食べるもの良いですね。
▼車中泊とサーフィンの相性の良さについては以下の記事をチェック!
都心からクルマで1時間30分ほどの場所にある、九十九里の海チカ車中泊スポット「Vanlife BASE」。週末お天気が良さそうだなと思ったら、すぐに行ける手軽さが嬉しいですね!
車中泊に不慣れな方でも、設備が揃っているので安心して車中泊ができます。
春から夏にかけて、本格的に暑くなるまでの数ヶ月。九十九里のビーチは、ドライブするだけで本当に気持ちが良いんですよ。
オーナーさんもとても気さくで良い方なので、チャンスがあればぜひ一度足を運び、一緒にお酒を飲んでみてくださいね。
年間30-40日、家族4人でハイエース+キャンピングトレーラーで車中泊しながら、サーフィンやスキーなどアウトドアを楽しむ。 冬だけ雪国で二拠点生活するなど、「旅」をテーマに場所に縛られない働き方・ライフスタイルを満喫中。