ハイエーススーパーロングバンでバンライフをしている夫婦・ミチトライフです。
今回は、Carstayステーション「里山ベースハナビ」のホスト・鶴田 勇気さんに、ホストになった経緯や、普段どんな業務を行なっているのか、私たちのようなバンライファーに会って気づいたこと等、お話を伺ってきました!
Carstayステーションのホスト登録を検討中の方、ゲストとして車中泊に利用してみようと思っている方にも、Carstayステーションの利用価値や活用のヒントになるお話です♪
(「里山ベースハナビ」の車中泊体験記事はこちら!)
ーーーまずは、自己紹介をお願いします。
鶴田さん:「里山ベースハナビ」では、シェアハウス・ゲストハウスをベースとしたコミュニティづくり、そこから繋がる町づくりを事業としてやっています。ここには、田舎の空き家をシェアすることによって生活費を押さえて、何かに挑戦したい人が集まってきます。そんな住人を見て、周りの人たちも「なんか楽しそうなことやってる」と、色々関わってきてくれます。そこからイベント開催だったり、官民連携の町づくりにも関わったり、色んなことをやらせてもらってます。
ーーーこちらでは、平均して週1回以上の頻度でイベントをされてますね!
鶴田さん:そうですね。2019年12月は年末ってこともあり、4~5回しましたね。昼と夜イベントをする日もあって、それぞれ20人程参加してくれました。冬ですが、昼は外でBBQをやってましたよ。
ーーー私たちは「里山ベースハナビ」のイベントに2回参加していますが、すごく楽しかったです!ベースとなるシェアハウスは何年経つのですか?
鶴田さん:「里山ベースハナビ」は2019年12月でちょうど1年半ですね。部屋の中だけではなく、外のBBQスペースにも薪ストーブを設置したので、寒くて辛かった冬が、今年は”火を見る楽しみ”が増えました。
ーーー私たちがイベント参加した時は、普段は庭師・冬は狩人になる人、地方創生をしている市の人、旅人など・・・今までの自分の生活圏に居なかったような面白い人が集まってると感じました。(笑)
鶴田さん:濃い~人たちが集まりますね。(笑)
ーーー鶴田さんがCarstayステーションのホストになったのは、どんなキッカケがあったんですか?
鶴田さん:ネットで見つけたと思います。もともとWEBで仕事をしていたので、「田舎のアナログな資源と、デジタルのツールを組み合わせて面白いことができたら」という想いがあったので、情報は取り入れるようにしていました。「よくわからないけど、面白そうだからとりあえずやってみよう」という感じで登録。そしたらコーンが届いたっていう。(笑)
(※登録するとCarstayステーションの駐車場所の目印となるコーンが届きます。)
ーーーバンライファーを受け入れるようになって、変わったことはありましたか?
鶴田さん:一週間から滞在できるプラン「ウィークリー里山暮らし」というサービスをやっているのですが、この地域を知って「意外といいな」と感じてもらい、そこから深く関わってくれる人が増えたらなって思っています。今まではどちらかというと、アドレスホッパーなど、”車を持たないノマド”のイメージだったんですけど、バンライフしている人でも対象になると気づきました。今後ワーキングスペースの整備もしていくので、ワーキングスペースもあって、シャワーもあって、ゴミも捨てれるし、バンライフしている人にとって困る所がクリアしているので、意外と相性良いんやなって。今後検討していきたいと思っています。
ーーー私も、共有スペースがあるシェアハウスは、Carstayステーションとしてバンライフ・車中泊と相性が良いと感じています。個人的に移動ばかりは疲れるので、中長期で滞在できる場所は増えて欲しいですね。
鶴田さん:「里山ベースハナビ」は大阪の中でも、ちょうど良い場所だと思いますよ。高速乗り場も近くて、ここから50分程で淡路インターに着くぐらいです。日本海側の天橋立や、若狭も下道2時間弱で行けますよ。
ーーー鶴田さんは、バンライファーに対してどんなイメージがありますか?
鶴田さん:正直、今はどちらかというと険しい道やな~と。僕も車中泊と、WEBで仕事しとったっていうのも両方あって。完全に家を引き払って車に住みながら、基本WEBでの仕事の割合が多くなるということを考えると、結構気合のいる生活じゃないかな、日本では。とは言え、今までのバンライフと違う形がくるんじゃないかな?というのは感じます。バンで住んで、WEBで仕事するだけじゃないっていうような。そういう意味でCarstayさんには期待ですね。
ーーー今回、中長期で泊まれる、初のバンライフ・ステーションが石川県の能登半島にできました。中長期で暮らしながら移動するというスタイルが見えてきたと思います。
鶴田さん:中長期で色んなところに滞在しながら、そこの地の資源やったり、人やったり組み合わせながら仕事をつくることができたら、今までとはまた一段階あがったようなバンライフがあるんかな。そうなると、拠点のハブの人が必要ですね。地域と絡むには、そのローカルのハブがいるから、そういうところをCarstay側で押さえることができれば、中長期は面白いかなと。
ーーーそうですね、観光ベースよりも行った地域で「人と会う方が面白い」と思うことが増えました。
鶴田さん:僕も日本一周したので、お金を払って「ありがとうございました」だけじゃなくて、最終その地域の人たちに溶け込んで一緒に新しい仕事をつくっていくっていう方が絶対楽しいなって。
ーーー最後に、Carstayステーションのホストを考えている方へメッセ―ジをお願いします。
鶴田さん:Carstayを利用する人自体が面白い人が多いんやと思うんですよね。なので、ただ場所を提供して収入を得るっていうんではなくて、その人と繋がってお互い情報交換することでそれぞれの世界が広がるっていうことが大きいことやから、貸すだけじゃなく交流ができれば、Carstayやバンライフが広がって行くんじゃないかなと思っています。特に、ゲストハウス、飲食店など別の事業をしてはる人は、Carstayステーションのホストは良いんじゃないかなと思いますね。
ーーーまた関西に戻った時にイベントに参加したいです。ありがとうございました!
Carstayステーションのゲストとして宿泊した経験から得られる価値は、ホストや、その場所での新しい人との出会い、そこでしか知れない情報を知れること。ホストを検討している方は、そんな新しい出会いの間口を広げる一つのキッカケとして、Carstayステーションに登録してみるという選択はいかがでしょうか?