キャンピングカー旅やバンライフ中に大雨や台風がやってきたときの5つの対処法

初心者バンライファーです!

こんにちは。前回の記事で、初めてのキャンピングカーの利用者向けに「初心者必見!初めてキャンピングカーをレンタルする時に注意すべき10箇条」というテーマで記事を書いたのですが、最近は加えて「悪天候の場合にはどうすれば良いか?」という質問をよく頂くようになりました。


そこで、この記事では、台風や大雨などの天気の場合に、どのようにドライバーが対処すればいいかについてご紹介します。

大原則:台風がきたらなるべく家から外に出ない

最初に1番大切なことをお伝えします。それは、台風が来たら出来る限り外には出ないということです。



道路の混雑状況もさることながら、何よりも雨天時の運転は危険を伴います。しかも、特にキャンピングカーの場合は風の抵抗を受けやすいため、風速25m以上の風が吹いている時点で基本的に運転は困難になります。高速道路や橋の上など、もともと風が吹きやすい場所で横風を受ければ、一瞬で横転する可能性があります。そのため、よほどの理由がない限りは、車を安全な場所に停めて、家に避難することをオススメします。


それでも、家の遠くで、キャンピングカー旅やバンライフ中にいきなり暴風雨になったりすることもありますよね。そこで、ドライバーが雨天時にできる以下5つの対処法をご案内します。

① とにかく無理をしない。近くにガソリンスタンドがあれば給油をしておく

いきなり、暴風雨や雷雨がきたら、不安になりますよね。しかし、止まない雨はありません。そのため、無理に目的地へ急ごうとしたりせず、精神的に余裕を持つことが大事です。そのためにオススメなのは、近くにガソリンスタンドがあれば補給をしておくこと。ガソリンのメーターが少なかったりすると、精神的にも余裕がなくなってきたりしますよね。また、ガソリンスタンドには自動販売機やトイレが併設されていることも多いので、ここで小休憩を取ってみるのもいいかもしれません。



また、ガソリンは走行中に電気になります。真夏や真冬でも、車内の気温を一定に保つことができ、さらに我々のライフラインであるスマートフォンも充電することが出来ます。そのため、まずは、コーヒーでも飲みながら、ガソリンスタンドで計画を立ててみることをオススメします。

② 海や山から離れる

とはいえ、急いで対処して欲しい場合があります。それは、あなたが海や山の近くにいる場合です。海の近くはただでさえ海風が強いのみならず、高潮や津波が押し寄せ、浸水する可能性があります。また、山の近くにいる場合には、土砂崩れの危険性があります。そのため、なるべく崖のような場所からは離れて、万が一に備えて、雨が止むまでは平地で過ごすようにしましょう。



③ 雨風をなるべく凌げる場所を探す。フラップ板付きのコインパーキングは厳禁!

そして、どこで雨風を凌げるかを考える必要がありますよね。個人的には、雨風の状況にもよるのですが、もし台風レベルの暴風雨が自分の居場所に近づいてきている場合には、もし近くのホテルに空き部屋があれば、その日は車中泊は諦めて、ホテルに泊まってしまうことをオススメします。理由は、地方でも大きな車も停められる駐車場をホテルの予約に合わせて確保できる可能性が高いので、駐車場を探す手間が省けることです。


 

この点、車止めをする「フラップ板」があるコインパーキングへの駐車はオススメできません。それは、停電が起こった場合には車を動かせなくなる可能性が高いためです。実際に、近年台風や地震で大規模停電が起きた際には、停電復旧するまでの1週間もの間、車を動かせなくなってしまった事故が多数多発しています。機械式駐車場も同様です。

 

また、外では何が飛んでくるか分かりません。台風の2次災害として、物干し竿や電信柱などが飛んできたり倒れてきて、事故に繋がるケースは多くみられます。そのため、近くのホテルに空き部屋があればなるべく屋内で過ごすことを推奨します。

④ ホテルがない場合には、高架下駐車場を探す

近くにホテルがない場合、緊急の避難場所として、高架下の駐車場を探すのは有効です。車中泊し慣れている方はともかくとして、一般的には雨の日は雨音がうるさくてなかなか寝付けない人も多いので、高架下で比較的雨風を凌げるというのは睡眠の質を上げることに繋がります。



また、高架下の駐車場は電車の駅の近くにある場合が多いため、コンビニエンスストアや飲食店などもあり、食料に困りにくいと言えます。高架下の駐車場はインターネットでも検索できるほか、Carstayでも、埼玉県にある「おふろcafé utatane」などのステーションでは、鉄道高架下で車中泊することが出来るため、暴風雨でない限りは、雨天でも雨水にさらされることのなく安心して利用いただけます。

⑤耳栓とレジャーシートを買う

それでも地方にいると、なかなか高架下は見つからないことも多いですよね。そこで、上記の雨音対策として有効なのは耳栓です。道の駅やSA等でも販売していることが多いので、数百円で少しでも良質な睡眠を取れるのでオススメです。



また、雨の日は車内もジメジメして、なかなか物が乾きにくかったりします。放置しておくと、匂いやカビの原因にもなりますので、濡れたものは早急に対処しておきたいところです。そこで、活躍するのがレジャーシート。水を通さないレジャーシートの上に、濡れてしまったものを置いて、車内の椅子や他の衣類等が濡れないようにするだけで、車内のジメジメが緩和されます。もし、除菌スプレー等も手に入れられれば、なお良いでしょう。


いかがでしたでしょうか。近年、大型の台風や暴風雨が訪れて止まない日本ですが、ドライバーの心がけで未然に防げる事故やトラブルもあります。まずは、落ち着いて1つずつ対処していきましょう。
 

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