秋田県角館町で160年続く老舗「安藤醸造」に夫婦で車中泊してみた
秋田県角館町で160年続く老舗「安藤醸造」に夫婦で車中泊してみた

秋田県角館町で160年続く老舗「安藤醸造」に夫婦で車中泊してみた

バンライファー夫婦のとおるんよしみんです!日産キャラバンで車に住むおうち型バンライフをしながら日本各地を旅しています。 2018年は世界一周、2019年6月から日本一周中。車中泊初心者&女子向けの情報を発信中(^^)!

車中泊で日本一周している、”仲良しクリエイター”のとおるん・よしみんです。今回は、秋田県角館町にあるCarstayスポット「安藤醸造に夫婦で車中泊してきました!角館は「みちのくの小京都」とも言われており、とても歴史を感じられる町です。歩いているだけ心安らげますし、角館周辺にもたくさんの観光スポットがあります。秋田で車中泊する際には、オススメしたいスポットです!

安藤醸造について


安藤醸造の創業は嘉永6年(1853年)。以来、160年以上続いている老舗です。レンガ造りの外観を見るだけで歴史を感じさせます。こちらでは味噌、醤油、漬物などを取り扱っており、すべて機械任せにせず熟練した杜氏さんが品質管理しています。無添加、天然醸造で作られており、多くの方に愛されたくさんのお得意さんが多いお店です。



また安藤醸造の本店では、明治時代中期に建てられたレンガ造蔵屋敷の内部を無料で公開しております。昔、実際に結婚式の時に使用されていた場所もありました。西宮礼筆のふすま絵は本当に見事です。また収納庫として使用されていた黒漆喰の文庫蔵は、今は休憩室として使用されていて、そちらでゆっくりとくつろぐことができます。

安藤醸造の車中泊スポットはこちら


安藤醸造本店から徒歩1分のところに位置している「マルヨ蔵 麹くらぶ」が車中泊スポットになっていました。「マルヨ蔵 麹くらぶ」では安藤醸造で自家栽培しているお米で作られた麹を使用して作られた甘酒や、お菓子、パンなどが販売されていて、町内外の人々から親しまれています。


「観光地のど真ん中で車中泊するのは音が気になるのでは?」と気にされているかもしれませんが、昼間はたくさんの観光客で賑わっていても、夜は皆さん旅館やホテルで過ごすようで、周りを気にせず眠ることが出来ました。そして、こちらの駐車場はフラットなので就寝しやすかったです。コンビニまで30m、日帰り入浴できるかくのだて温泉まで400mと徒歩圏内に色々そろっている立地の良さで、とても快適に過ごせました。


追加料金はかからず電源まで使えるのは、本当に便利です!


私達はパソコン、携帯、電動歯ブラシ、カメラなどの充電が必要で長く旅をしてくると困るのが、電源の確保です。それも最近ソーラーパネルが壊れてしまい、充電に特に困っていたため助かりました。電源の場所が駐車場スペースのすぐ後ろにあるため、簡単に充電する事が出来て良かったです!

実際に安藤醸造に行ってみた


まず外にはお水を実際に飲めるスペースがあります。こちらのお水は創業以来(嘉永6年)味噌、醤油の醸造に使用されている安藤家の井戸水です。



中に入ってみると味噌、醤油、漬物などたくさんの商品があります。味噌、醤油、漬物の試食もでき実際食べてみると安藤醸造の虜になります。



醤油でも複数の商品があり、何が違うのか?味はどう違うのか?一つ一つ丁寧にご説明していただけました。本当に丁寧な接客で、とても分かりやすい説明でした。特に「しろだし」は1番人気の商品で、岩魚のしょっつる、かつお、こんぶ、しいたけなどの出汁を使用しています。口に入れた瞬間、とてもいい香りが口に広がる、上品で優しい味です。

安藤醸造の商品で料理してみた

私達は、安藤醸造さんで「そばつゆ」を購入しました♪10倍程度に薄めるだけで蕎麦やうどんのつゆになり、他にも煮物の味付けなどに使えます。



車中泊だとどうしても収納スペースが限られてしまうため、色々な調味料は乗せることが出来ずに料理メニューが限られてしまいます。しかし「そばつゆ」は色々な料理に使えるので、とても便利なアイテムなのです。



秋田県で有名な稲庭うどんは、日本三大うどんのひとつ。歴史は古く江戸時代から殿様に献上されており、昔は一般庶民に口にするのは難しい高級品でした。作り方はそうめんと同じで練る、綯う、延ばす、かけるの工程を繰り返し「手延べ」の製法で作られています。稲庭うどんはコシが強く、ツルっとしたなめらかな喉こしで、安藤醸造さんの「そばつゆ」との相性もバッチリ!次は何の料理に使用するのか、今から楽しみです♪

角館の武家屋敷


安藤醸造からは角館の武家屋敷までは900mの距離で、まるで江戸時代にタイムスリップしたかのような街並みでした。武家屋敷が集まる一帯は「国の重要伝統的建物群保存地区」に指定され、様々な武家屋敷を見学できます。武家屋敷の中には映画の舞台にもなった屋敷があり、たくさんの観光客の方がいらっしゃいました。



また枝垂桜が約400本も立ち並んでおり、その中には樹齢300年以上の老樹もあります。4月中旬から5月上旬は桜の見頃で、特に4/20~5/5の16日間で150万人もの方がこの角館の武家屋敷周辺に集まります。次はぜひ、桜の時期に訪れたい場所です。



そして武家屋敷の中の一つ小田野家に行ってみました。こちらは伝統的な庭園が特徴の中級武士の屋敷です。小田野直武が家主で、杉田玄白著「解体新書」の扉絵を描いた人です。座敷には上がれませんが、家の中を外から見学することができました。残念ながら火事によって明治時代に建て替えられたものですが、歴史の古さを充分に感じられる屋敷でした。


安藤醸造周辺の観光地


安藤醸造さんから20km離れたところには田沢湖があります。特に、永遠の若さと美しさを手に入れるために湖の水を飲み干し龍になってしまった「たつこの像」の近くにたくさんの観光客の方がいらっしゃいました。


たつこ像は金色に輝いております。


また9km離れたところには「抱返り渓谷」があります。



こちらには1番の見どころは「回顧(みかえり)の滝」。”何度も振り返ってみたくなるぐらい美しい滝”とのことから、その名前が付けられました。


滝は30mの高さから落下しており、かなり迫力がありました。


また「回顧(みかえり)の滝」に行くまでに約1.5km(徒歩片道30分程度)あり、歴史を感じる「抱返神社」、秋田県で最も古い「神の岩橋」などがあります。



私達が行った時はあいにくの雨でしたが、それでも川の水が青く見えました!


赤い神の岩橋とのコントラストが素敵でした!



Carstayスポット「安藤醸造」に車中泊出来たおかげで、角館の武家屋敷だけではなく、その周辺の田沢湖、抱返り渓谷もゆっくりと回ることができました。秋田県の角館に行った際には是非、Carstayを利用して「安藤醸造」で快適な車中泊をして、周辺観光も思いっきり満喫することをオススメします♪


「安藤醸造」の車中泊予約・詳細ページ



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