たくさん種類があるキャンピングカー。
乗ってみたい、いつか買ってみたい、と思っても「自分に合うキャンピングカーってどんなもの?」と迷うこともあるかもしれません。
今日は、人気があるキャンピングカーの特徴や価格、そしてそれらの車が選ばれるポイントをご紹介!購入を考えているかたはぜひチェックひて、楽しいキャンピングカー選びをしましょう!
キャンピングカーは幅広い世代から注目を浴び、昨今人気が上昇中。
人気の理由として、新型コロナの影響でアウトドアブームが広がり、人との接触を避けながら楽しめるためと考えられます。
一般社団法人日本RV協会の調査によると、2020年のキャンピングカー保有台数は、前年に比べて106.7%の増加となりました。数字を見ても、増えているのがわかりますね。
キャンピングカーはキッチンやトイレなどがついたものが多く、小さい子どもがいても、周りを気にせず楽しめるのも大きなポイント。
大規模な旅行ができない今だからこそ、家族や友人と自由に旅ができるキャンピングカーの需要が増えているのでしょう。
代表的なキャンピングカーとして、5種類のタイプをご紹介します。それぞれの車種の特徴をチェックしておきましょう。
トラックの荷台に住居を乗せたもので、王道のキャンピングカーともいわれています。
室内は広く、ベッドスペースはもちろん簡易キッチンやトイレといった設備が揃っているものが多いので、長期の滞在にもピッタリ。
一方でキャブコンは車高が高く、駐車場できるスペースが限られ、運転時の不便さを感じることもあります。
ハイエースやキャラバンなどをベースに作られたキャンピングカーで、最近人気が高まっています。
室内はゆったりとしたスペースがあり、荷物がたくさん入るので普段使いにもピッタリ。
また、キャブコンより車体が小さいため運転もしやすく、駐車スペースで困ることが少ないのも魅力です。
キャブコンと比べると車内は狭くなりますが、比較的快適に車中泊ができます。
軽自動車をベースにしたコンパクトなキャンピングカー。維持費や車体価格が安いため、注目度が増しています。
軽キャンの魅力は、小回りがきくサイズ感。女性も安心して運転ができ、駐車スペースにも困りません。
しかし車中泊となると、どうしても荷物が多くなりがちで、購入してから「思ったより狭かった」と思う場合もあります。
長期滞在には向きませんが、1~2名までの軽いアウトドアにはピッタリのキャンピングカーです。
マイクロバスがベースに作られることが多い、居住スペースが一番広いキャンピングカーです。
室内は広く設備も充実しており、大型だと大人数での利用も可能。長期滞在にもピッタリです。
しかし、車体の値段や維持費が高く、駐車スペースの確保が困難な場合も。また、車のサイズがかなり大きいため、慣れるまで運転に注意が必要です。
箱型の居室に、ベッドやキッチンなどを備えたトレーラーを、車に繋げてけん引するキャンピングカー。重量750kg以下のものは、普通免許で運転できます。
トレーラーと車体は簡単に切り離せるので、旅行先での買い物も車だけで行けて便利。
また、小型のキャンピングトレーラーは比較的安価で購入でき、維持費もリーズナブルです。
しかし、狭い道では運転がしにくく、カーブやバックにはコツがいるため、慣れるまで注意が必要です。
キャンピングカーを購入する際は、これから紹介する3つのポイントを意識してみましょう。
ポイントを意識することで、自分にピッタリのキャンピングカー選びができます。
キャンピングカーを購入する際は、使用人数や用途を事前に決めておきます。
人数を気にせず、価格を優先して小さめのサイズを購入してしまうと「思っていたより狭い」と後悔することもあるためです。
また、購入するキャンピングカーは、キャンプや車中泊専用なのか、普段も使用するかにもよって選択する車種は変わってきます。
そのため、大体の使用人数や年数、用途は決めておいたほうが良いでしょう。
キャンピングカーのタイプや特徴を把握することで、後悔の少ないキャンピングカー選びができます。
気軽に1人で車中泊に使いたい、と思ったときは軽キャン。設備が整っていて、不便なく長期滞在を楽しみたいときはキャブコンなど、車のタイプに合わせて楽しみ方もさまざま。
室内の設備は車のタイプによって大きく異なるため、特徴などを確認し、自分が必要な装備をピックアップするのもおすすめです。
購入時にかかるお金だけではなく、今後の維持費などの経済面も頭に入れておく方が良いでしょう。
キャンピングカーは通常の自動車同様、税金や保険料がかかります。加えて燃料費やメンテナンス費用なども。
キャンピングカーによって維持費は大きく変わりますが、購入したときに「こんなにお金がかかると思わなかった」と後悔しないように、おおよその維持費はチェックしておきましょう。
数多くあるキャンピングカーの中から、人気を誇る車種を5つご紹介します。
気になる価格や、その特徴についてお伝えしますので、購入時のヒントにしてみましょう。
「タウンエースバン」をベースに作られたキャンピングカー。
コンパクトながら、コーナーテーブルや収納が標準装備されています。
税抜き約248万円~購入でき、キャンピングカーとしてはリーズナブル。
大人2人でも、十分な広さがあるので車中泊もバッチリです!
オプションの電源ユニットやシンクなどを装備すれば、キャンパーバンとして大活躍しますよ。
▼Carstayでもカーシェアできるので、気になったらトライ!
AZ-MAXが手がける、軽自動車ベースのキャンピングカーです。
コンパクトなサイズで、取りまわしの良さが自慢。初めて乗る方でも、狭い道も運転しやすく、街中での走行も快適です。
価格は税抜き約280万~で、室内のレイアウトは、ベンチタイプとリヤベットタイプの2種類から選択できます。
小柄なサイズですが荷物の収納性も高く、天井が高いので室内も広く感じられ、快適に過ごせます。
レクビィが2020年に発売した、ハイエースのロングミドルルーフワゴン車をベースにしたバンコンキャンピングカー。
L字のラウンドソファーや、キッチンユニットも配置されており長期滞在にもピッタリです。
ベッドには、大人3名まで就寝可能。室内には大きなクローゼットがついているので、収納面も充実しています。
価格は税抜き約480万円~ですが、約60万ほど高くなるSuperiorバージョンには、電子レンジやツインサブバッテリーがついており、さらに便利です。
アネックスのリバティ52DBは、カムロードベースのキャブコンキャンピングカーです。
室内には心地良くくつろげる対面式のソファがあり、後方には2段ベッドも装備。
就寝定員は5名と、ファミリー向けのレイアウトです。キッチンやトイレだけではなく、ルームエアコンや床暖房も装備されており、優雅な時間を過ごせる1台です。
価格は税抜き約890万円~と高めですが、室内ではホテルにいるかのような贅沢さを感じられます。
乗車定員と就寝定員共に6名の、フルコンタイプのキャンピングカーです。
室内の対面ダイネットからは、冷蔵庫に手が届きやすく使い勝手抜群!簡単にベッド展開もできます。
また、ホテルのようなツインベッド仕様になっていますが、間の通路を塞げばキングベッドにすることも可能!広々しており快適に眠れます。
価格は税抜き約1,350万円~で、キャンピングカー乗りの間では、「憧れの存在」ともいわれおり、現在注目度が高まっています。
さまざまな種類のキャンピングカーを紹介してきましたが、広さや使い勝手は実際に乗ってみないとわかりません。
「どのキャンピングカーにしたら良いか迷う」「実際に購入はハードルが高い」こんな風に思ったときは一度「Carstay」でカーシェアしてみるのもおすすめです。
Carstayは個人が所有するキャンピングカーや車中泊バンを、個人間でカーシェアリングできるサービスです。
手軽に試せて、「もっと広い方が良い」「設備はそこまで必要ない」など、さまざまなことに気づけるため、購入時のヒントにしてみるのもアリです。