犬連れ長距離ドライブ必見!休憩頻度や知っておきたいNG行為とは?
犬連れ長距離ドライブ必見!休憩頻度や知っておきたいNG行為とは?

犬連れ長距離ドライブ必見!休憩頻度や知っておきたいNG行為とは?

東京×犬に特化した情報検索サイト「いぬのまどぐち」の運営者。クルマを通して「イヌと暮らす」ことの楽しさを広めていきます!

おでかけシーズンになると、愛犬と遠くまで車で出掛けたい。と思うかたも多いと思います。長距離移動ができると行動範囲も広がって楽しみが増えるので、とってもオススメです。


ですが、初めての長距離移動となるといろんな不安がつきものですよね。


今回は、ドッグトレーナーであり、自身も愛犬と長距離移動でのおでかけを楽しむ筆者が、よく受ける質問への回答と知っておきたいNG行為を解説します。

犬連れで車の長距離移動。よくある質問に回答!

①どの位の頻度で休憩したらいい?

高坂SAのドッグラン


長距離移動デビューをしたばかりの時には、ヨダレが出ていないか震えていないか排泄をしていないか。など1時間に1度は注意深く観察しましょう。


最近はサービスエリアにドッグランが併設されてるところも増えているので、事前に調べてあらかじめ休憩スポットを決めておくのもよいですね。

②長い時間車に乗っていて犬はストレスではない?


何度も「平気」「楽しかった」という経験を繰り返していくと、愛犬もクルマが平気になっていき、結果的にストレスを感じにくくなります。


逆に、クルマに乗るたびに毎回”苦手”な場所に行く。という経験を積んでいると、乗車時間に関わらずクルマに乗ること自体がストレスになってしまいます。


ストレスを感じている場合は、クルマに乗るのを拒否したり、体調にも変化が現れますので、トラウマや経験不足だと感じる場合はドッグトレーナーへ、体調に変化が現れる場合は獣医師に相談しましょう。

犬と車で長距離移動。おすすめの持ち物【3選】

クレート(ケージ)は愛犬を守るために必須

犬を乗せるにはいくつかの方法がありますが、推奨はクレート(ケージ)に入れることです。


具体的なクルマに乗せ方について紹介している記事を執筆しているので、詳しく知りたい方は以下の記事をチェックしてみてください。



「あんなに狭いところに閉じ込めておくなんて可哀想!」と言われることもよくありますが、これはチャイルドシートのようなもので、犬の安全を守ってくれます。


初めは嫌がってしまう子も多いですが、慣れれば隠れ家として犬の安全基地になりますので、愛犬の根気に負けず、クレートに入れる練習をかんばりましょう!


脱走や誤飲防止にもなりますし、車内から外に吠えてしまう行動も予防できますよ。

長く噛めるおもちゃで、移動も楽しい時間に

知育玩具の「KONG」サイズや硬さはさまざま


「クレートに入れた方がいいのは分かってはいるけど、入れると吠えが止まらない!」という声もよく聞きます。犬たちは根気がありますから、1時間でも2時間でも吠えて自分の要求を主張します。


そんな時には、「ひとりでも長く楽しめるおもちゃ」を用意しましょう。飼い主さんの監視がなくても遊べるような、耐久性・安全性が高い素材を使っているものを選びましょう。(ロープやぬいぐるみは一人で遊ぶには非推奨)


国内外でも人気の「KONG」であれば、中におやつを詰めて長時間楽しませることが可能です。インターネットで検索すると、多くの飼い主さんが犬たちの退屈を凌ぐための工夫が投稿されているので、参考にしてみてください。

繰り返し使えるトイレシーツがあると便利

洗濯可能なペットシーツ。素材が使い捨てのものと異なる


実は、ペットのトイレシーツには、「使い捨て」と「繰り返し使用可能」のものがあります。


サイズや素材はさまざまですが、「デザイン性が多様」「(比較的)頑丈な素材」「吸水性に優れている」「吸水ポリマーを使っていない」などの特徴があります。(製品により異なりますが、吸水ポリマーを含有しているものが多く、誤飲によりお腹の中で膨れ上がってしまう可能性があり大変危険です)。


慣れない長距離移動では排泄や嘔吐の可能性もありますが、クレートの下に敷いたり、上に掛けたりすることで、汚れの防止になります。タオルなどでも活用できますが、ペットシーツとしても使用できるため、一石二鳥な商品ですよ。

犬との長距離移動でのNG行為【3選】

リード(ハーネス)を装着したままクレートに入れる


リードやハーネスを装着したままでクレートに入れると、長時間の移動中に、犬が暇になって齧っていることがあります。


一度で壊れなくても、実は破壊が進んでいたために、破損して脱走をしてしまった、なんてこともあるため要注意です。


その結果「おでかけ先で使うものがなくて困った」という話も聞きますので、必ずリードやハーネスは外してから移動するようにしましょう。

トイレシーツ、おもちゃぬいぐるみなどと一緒にする

クレートの中に、誤飲の可能性があるもの(例:おもちゃ、トイレシーツ)は、なるべく入れないようにしましょう。


誤飲、誤飲、誤飲…と、口うるさく感じるかもしれませんが、犬は赤ちゃん同様、誤飲しやすい生き物です。ですが、犬の誤飲はとても危険で体に負担をかけるにも関わらず、飼い主さんが誤飲したことに気づかないパターンも多く存在します。


誤飲をすると、飼い主さんが心配するだけでなく、急遽動物病院を探したり、旅行スケジュールを組み直したり、大変なことばかりです…。


犬が誤飲する可能性のあるものはなるべく排除する。これが長距離移動の時のポイントです。

犬を膝の上に乗せて運転する


移動中に愛犬はクレートに入れた方が良い。という認識は徐々に広まりつつありますが、まだまだこの方法でクルマに乗せているかたは少ないのが現状です。


過去には、愛犬を膝の上に乗せて運転していたり、窓から顔を出させていたことで道路交通法違反で逮捕された事例があります。誤操作や注意不足を招き、自分以外のかたも危険にさらしてしまう可能性があるので絶対にやめましょう。


愛犬の「匂いを嗅ぎたい!」という欲求は、休憩時間やおでかけ先で満たしてあげてくださいね。

キャンピングカーで快適な長距離移動を!


いかがでしたか?少し口うるさい記事になってしまったように感じますが、こういったおでかけの中で起きた事例はSNSでは公開されないことも多く、実際にご自身がトラブルに遭うまで「知らなかった」と思う方が大多数だと感じます。


筆者としては、傷ついた飼い主さんや犬たちを見てきたからこそ、トラブルを予防して飼い主さんも犬たちにとっても、楽しいおでかけにしてほしい!!と心から願っています。



そして、車内にクレートを置くスペースがない。環境の変化に弱いから家と似たような環境で移動したい。という場合は、キャンピングカーをレンタルするのがオススメです!


キャンピングカーであれば、多頭飼いをされている方でも、クレートを置くスペースを確保できますし、車中泊も快適にできます。愛犬と一緒に行ける飲食店が少ない地域でも、ご飯をテイクアウトしてゆったり食事することもできるため、愛犬家には最適な移動手段です。


Carstayでは現在、約250台のペット乗車可能な車両のレンタルが可能です。(2024年12月現在)。ぜひキャンピングカーを利用して、楽しい休日を過ごしてみてください!



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