2020年11月21日(土)~22日(日)に、静岡県浜松市の渚園キャンプ場で「キャンピングカーファンフェス2020」が開催されました!
日本各地からたくさんのキャンピングカーやバンが集まったイベント。今回はその2日間の様子をご紹介します。
「キャンピングカーファンフェス」は、2019年から始まった車ファンのイベント。
「旅やアウトドアが好きな人が集まって楽しむ」がコンセプトで、キャンピングカーや車中泊仕様車、バイク(ライダー)、自転車(チャリダー)などの車を愛する人々が各地から集まります。
今回のイベントの目玉は、キャンピングカーや車中泊での生活を発信しているYouTuberによるトークショー!
いつもは画面の中で見るYouTuberが同じ空間にいるとあって、今回は昨年の3倍の規模になる盛況ぶりでした。
参加者はキャンピングカーに乗る人と車中泊仕様車に乗る人が半々くらい。なかでもキャンピングカーは大型のモーターホームから軽キャンまで幅広いタイプが集まり、それぞれの仕様を知る楽しい機会となりました。
今回の会場となったのは静岡県浜松市の「渚園キャンプ場」。
そして、この会場でファンフェスに参加する全員にイベント2週間前からの検温が義務とされました。
SNSでは参加予定の方々の検温の様子がアップされたりもしていて、参加されるみなさんの意識の高まりを感じた2週間となりました。
イベント直前に「コロナ第三波か」というニュースが流れ、開催されるかどうかハラハラしながらイベント当日を待たれたかたも多かったようです。
今年は入場の際の検温に時間がかかると判断され、駐車場では前泊をして朝の入場をスムーズに行う作戦がとられました。
周辺には道の駅などの休憩施設がないため、前泊制度が設けられたことは車内で寝泊まりできる装備のある私たちにとって助かりました。
入場前の段階で約30~40台の車両がスタンバイしている姿はなんとも圧巻の光景でした。
当日、検温表の回収と検温が行われ、無事規定をクリアしたらいよいよファンフェス会場に入場です!
開会式では、あいさつに加えて、新型コロナウイルス感染予防のためのルールが説明されました。
NO密を守れるアイテムである車でのイベントを楽しむために、参加者全員の協力が必要という説明がありました。
主催メンバーは参加者のかたが自身のエリア内でも各々消毒液や除菌シートを用意し、極力マスク着用して過ごされているのを目にして「みなさん意識高く徹底してくださっている。ただ、制限のある中で楽しんでいただけているか不安だ」と話されていました。
実際のところ、イベント中の参加者のみなさんの反応や、SNSでの発信を見る限りでは、参加者それぞれが決められた中でも極力楽しんでいられたように感じられました。決められた・限られた中でも楽しめるのは臨機応変な状況を楽しめるキャンパーの強みかも、と思った瞬間でした。
イベントとしてのスケジュールはあるものの、舞台や他のイベントへの参加は強制ではなく、参加者のみなさん各々のブースで各々の時間を楽しまれていました。
私も、空き時間に天体観測をされているかたのブースで冬の星空観測をしました。
普段何気なく見上げる夜空にもたくさんの星が浮かんでいて、ギリシャ神話の物語が詰まっていることを教えてもらいました。
別の場所では大きな焚き火台を囲われている方々の姿もありました。
浜名湖の真横のキャンプ場なので気温が下がる夜間、焚き火の暖かさが身に染み入ります…!
また、特に示し合わせていなくても、自然とソーシャルディスタンスが保てているのは参加者の間にきちんと意識があった証拠かなと思います。
参加されているみなさんの車両のライトアップや焚き火でのキャンプ飯は、どれも映える景色でした。
オーナーさんのセンスが光る夜間の部も、車両を見ているだけでとても楽しめました♪
早朝にはヨガ体験が開催され、多くの人が参加!大地の自然に感謝しながら呼吸を整える時間でした。
参加者の多くは金曜日は仕事終わりに車を走らせてイベント会場へ向かい、早寝早起した方々。ヨガで朝の空気を吸い、リフレッシュされていました。
愛車の前に表札としてウェルカムボードが飾られていましたが、どの車もファミリーカラーが出ていて、素敵なウェルカムボードばかりでした。写真で紹介させていただいたのは、大賞を受賞された4ファミリーのみなさんです。
ドローンによる記念撮影です!
専任パイロットの操縦による撮影で、みなさんワクワク。ドローンが飛んだときにワッと歓声が上がりました♪
花道をドローンが空高く飛び立っていきます。
楽しかった様子はYouTubeでもご覧いただけます!
ドローンの動きもぜひ一緒に動画内でご覧いただければと思います♪
▼キャンピングカーファンフェス2020in渚園キャンプ場
楽しい時間はあっという間に過ぎてしまうもので、ついに閉会です。
準備から当日の催しまで、運営のみなさんも参加者のみなさんもイベントのルールを意識して各々の楽しみ方ができたのではないかと思います。
みなさんそれぞれ帰路につき、また日常に戻っていきます。
キャンピングカーフェスを開催できたこと、そしてこのイベントを通した出会いに感謝です。