福岡県「いとしまシェアハウス」で車中泊夫婦とおるん・よしみんが集落体験してきた

バンライファー夫婦のとおるんよしみんです!日産キャラバンで車に住むおうち型バンライフをしながら日本各地を旅しています。 2018年は世界一周、2019年6月から日本一周中。車中泊初心者&女子向けの情報を発信中(^^)!

車中泊で日本一周中のとおるん・よしみんです。福岡県の糸島は、自然豊かな場所です。食べ物、お金、エネルギーをつくるといういとしまシェアハウス。ここでは山、川、海、棚田と自然豊かな美しい集落の生活を体験することができます。実際この体験ツアーで何を学んだのか?何を感じたのか?記事にしました。

いとしまシェアハウスとは?

糸島は福岡県の北西部に位置しており、車で30〜40分走ると博多や天神の街中に行くこともできます。博多は新幹線が走っていますし、福岡空港にも近いのでとても人気の場所です♪そして、糸島には海と山で自然があふれている場所で魅力がたくさん。



その糸島にあるいとしまシェアハウスは「食べ物、お金、エネルギーを生み出す」をコンセプトにしたシェアハウスです。ホストのちはるさんは東日本大震災をきっかけにこれからは自分達の暮らしの基礎を作りたいとのことで「いとしまシェアハウス」を開くことを決定。



ちはるさんは元々関東出身で、福岡県糸島には移住者としてきました。そのため元々糸島に住んでいる住人の方との交流も大切に地域のゴミ拾いやイベントには積極的に参加して、住人の方との交流もとても大切にされています。

 

また、「いとしまシェアハウス」では面白い仕組みがあり、大工インレジデンスがあります。大工さんは、「いとしまシェアハウス」を舞台にコミュニティの場が造れるのです。大工さんの場合はコミュニティの場を作る代わりに家賃、食費が無料で「いとしまシェアハウス」で過ごす事ができます。



こちらのコンセプトでもある「食べ物、お金、エネルギーを生み出す」は一体どのようにしているのか?について今からお話しします♪

食べ物を生み出すには?

誰しも生きていくために必要な食べ物。まず主食のお米は100%自給されています。イベントで集まった方々と一緒に田植えをして、その後はシェアハウスのメンバーで管理してお米を育てます。そしてそのお米はシェアハウスの方が日常的に食べています。



そしてお肉については2013年にちはるさんが狩猟免許取得しているため、山で猪やアライグマなどを獲って来られます。他にも住人にも狩猟免許をお持ちの方もいらっしゃいます!私達はいつもスーパーマーケットでお肉を購入するので、自分自身で獲るという経験はないのでとても驚きました。

 

そしてお肉は調理して食べられますが、残りの毛皮は様々な物に使用されます。



例えば、カーペットやバッグなどにも!



また、こちらではニワトリを飼われています。ニワトリは卵を産んでくれるので、その卵を食卓に並びます。そしてニワトリにあげるご飯の中には牡蠣の殻を細かく砕いてあげています。


牡蠣を食べたら貝殻はゴミになるところを生き物が食べることでとてもエコです。



また、ニワトリは歳を取ると卵を産めなくなるので、そうなったらニワトリはさばいて食べます。これを聞くと、普段はスーパーマーケットで鶏肉は売られていますが、綺麗にパックに入っているためあまり命をいただいて食べるという感覚が薄かったのですが、実際に飼って食べることで命をいただいていると感じやすく、より食べ物を大切にしようと感じます。

 

次は洗濯です。下水道を引いていないので、洗濯した後の水はそのまま川に流すようになっています。



洗濯洗剤も環境に優しいものを使っており、そして水が流れ出るところに牡蠣の殻を置くことにより、微生物による水の浄化作用が期待できます。

お金を生み出すには?

まず、田んぼを企業に貸すということをしています。企業研修のために使う事があり、田んぼを貸す代わりにお金を支払っていただいています。仕事で田んぼを使用したいけど土地を買うとなると手続きも大変ですし、高額になってしまうので、借りることができる田んぼはいいですね♪



また定期的にイベントも行っております。例えば、田植えのイベント。田舎の人や農家の方からしたら、なかなか誰も手伝ってくれない、お金を払ってまでやりたいと思う人はいないと思うかもしれませんが、田植えをしたことない方や、自然に触れあいたいという方にはとても興味深く、お金を払ってイベントに参加したくなるのです。それもシェアハウスのメンバーだけでは田植えは大変の作業ですが、イベントに参加した方も一緒に行えば短時間ででき一石二鳥♪


エネルギーを生み出すには?

こちらではソーラーパネルを使用しています。私達も車の上に載せていますが、ソーラーパネルで発電する事ができるのです。生活するには電気は必要です。今こうしてパソコンやスマホでこの記事を見る場合もそうです。シェアハウスの屋根にソーラーパネルを置いて発電し、その電気で快適に過ごしています。



そして石窯のピザがあります。これは先程お話しした大工インレジデンスと共にワークショップで作製されました。ここで薪に火をつけて燃やすとピザが焼けます。ガスコンロやIHがなくてもこうやって調理することできるのです。シェアハウスのメンバーで集まってたまにピザを食べることがあるようです!



あと寒い時期には床暖房を使っています。



床暖房は韓国で使用されているオンドルです。オンドルとは、床下に石を積み上げてトンネルを作ります。その上に薄い板石を乗せて泥で塗り固め、油紙を貼って床にします。そしてかまどで火を焚くとその煙がトンネルを通って温まるものです。私は初めてオンドルを知り、初めて見ました。



そしてこたつに入ったのですが温かい!こたつをみんなで囲みながら今日あった出来事などを話し合うのもいいですね♪床暖房=電気というイメージですが、オンドルを使用することで電気がなくても使用できるのは驚きでした!


まとめ

災害が日本各地、世界各地で起きています。いざ自分達が住んでいる地域に何かあった時電気が通らない、スーパーマーケットで食料がなくなる場合もあります。そんな時はどうやって過ごしますか?「いとしまシェアハウス」のコンセプト「食べ物、お金、エネルギーを生み出す」をこちらで実際に学び、活かす事ができます。また私達は今実際に毎日食べている食についても考え直すきっかけにもなりました。福岡県糸島にある「いとしまシェアハウス」で集落体験してみるのはいかがでしょうか?


>>「いとしまシェアハウスの集落体験」の詳細・予約ページ

 


この記事で紹介したキャンピングカー/車中泊スポット/体験アクティビティのご予約はこちらから

この記事をシェアする

バンライファー夫婦のとおるんよしみんです!日産キャラバンで車に住むおうち型バンライフをしながら日本各地を旅しています。 2018年は世界一周、2019年6月から日本一周中。車中泊初心者&女子向けの情報を発信中(^^)!

Carstayアプリを
無料ダウンロード!

Carstayアプリの
無料ダウンロードはこちら!