バンライファー夫婦のとおるんよしみんです!日産キャラバンで車に住むおうち型バンライフをしながら日本各地を旅しています。 2018年は世界一周、2019年6月から日本一周中。車中泊初心者&女子向けの情報を発信中(^^)!
今回は、ルノーの「カングー」でバンライフしながら日本一周中の、「うえだふうふ」のおふたりにインタビューをしてきました。
実際のバンライフのようすや今後の目標について、夫ゆうまさんと妻こなみさんさんそれぞれに伺ってきましたので、ぜひチェックしてみてください。
ゆうまさん:2020年10月からバンライフしているので、まだ始めて半年ほどです。もともと旅が好きで、いつかは47都道府県すべて行きたいと思っていました。以前は会社員だったこともあり、仕事が休みの日に少しずつ日本を制覇するか、老後にぐるっと日本一周をすることを考えていました。
でもある日、自分で起こしたビジネスで成功している人に会って、自分も「起業したい!」と思ったんです。起業してどこでも仕事ができるようになれば、場所にとらわれずに日本一周できるようになる!と思って。
こなみさん:入籍前日に彼が「起業したい」と言ったときは驚きました。最初は猛反対しましたが、それから半年をかけて説得され、最終的に私が折れました(笑)。
その後夫は起業。会社員を続けながらダブルワークで1年ほどしてから脱サラしたのですが、当時は会社員としての給料がなくなるのはとても不安でしたね。勢いに押されて、そのままバンライフをスタートした感じです。
ゆうまさん:旅に出る前にあまり貯金はしていなかったので、いつかは資金がつきると思ってましたが、旅に出てたった2ヶ月で資金が底をつきるとはさすがに思っていませんでした。
会社員を辞めですぐだったので、健康保険料や年金などの支払いが予想していたよりかさんだのと、クルマのローンなどもあって出費が多くなったことが大きな理由です。
こなみさん:当時は現実に向き合えば向き合うほど不安でした。2人で落ち込みましたし、これからどうしようと悩みました。2人で時間をかけて話し合った結果、高知県でポンカン収穫の仕事をして資金を稼ぐことにしたんです。
資金がつきたときには「どうしよう」と不安になりましたが、結果的にポンカン収穫を通じて、私たちが求めていた旅のスタイルに出会えたと思っています。
ゆうまさん:「ポンカン収穫が始まってから旅が始まった」と言ってもいいくらい、バンライフが楽しくなりましたね。
高知県東洋町でポンカン収穫をしたのですが、お手伝いをさせてもらった会社の社員さんが春巻きを作って持ってきてくれたり、社長さんが飲みに誘ってくださったりと本当に嬉しい出会いがありました。温かい出会いや交流があった高知県東洋町は、第二の故郷だと思っています。
こなみさん:普通に観光をするだけの旅だと、なかなかこんな体験できないと思うんです。ポンカン収穫をしながら現地の方と接してみて「地域の方と出会って交流できる旅」、これが私たちが求めていた旅のスタイルだなと思いました。
資金難になったときは気持ちが沈んでいましたが、資金難になったからこそポンカン収穫の仕事を通じて、たくさんの方に出会うことができました。今では「資金難はきっかけとして必要だったんだな」と思うようになりました。
落ち込んでいた時期に助けてくださった方々には、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
ゆうまさん:YouTubeで旅のようすやポンカン収穫のようすも配信しているほか、stand.fmでも音声を毎日配信中です。その他にも、最近はWebライティングの仕事もしているんですよ。
こなみさん:YouTubeは、初めは少し抵抗がありました。動画撮影なんてしたことないし、人様の前に出るなんて恥ずかしいと思って。でも、やるしかないところまできていたので、半ば強制的に始めましたね(笑)。
結果的に、今はYouTubeを始めてよかったと思っています。視聴者さんが増えてきて、コメントももらえると嬉しいですね。
ゆうまさん:Renault(ルノー)のカングーというクルマで日本一周中です。オートキャンプ場で映えるかわいいフォルムに憧れたのと、荷物も十分に入るというところが気に入りました。
多少の不便さはあった方が楽しいと思うタイプなので、トヨタのハイエースや日産のキャラバンよりひと回り小さいカングーを選んだんです。
ゆうまさん:車体は小さいけれど、その中で夫婦2人で過ごすって面白い!と思って。大工の父に手伝ってもらいながら、収納ボックスや机も作りました。机を着脱式にしたので、寝る時は机を外すこともできるんですよ。
こなみさん:実際このカングーというクルマを選んで良かったと思っています。手が届く範囲にものがあるからとても便利です。
ゆうまさん:高知県東洋町でポンカン収穫をした後は、高知県四万十町で生姜とみょうがを収穫する仕事をしていました。ここでも、また帰りたいと思うくらい濃い時間を過ごせました。
こなみさん:高知県の中津渓谷がとても美しく、心に残っています。この景色には涙がでるほど感動しました。これからも全国の絶景を見てまわりたいですね。
ゆうまさん:バンライフの魅力は、まず宿泊費がかからずいつてもどこでも寝られるところ。そしてクルマの窓から外の景色が見えることもいいですね。
毎日景色が違って刺激があるのが魅力です。新しい発見も多いので、いつも新鮮な気持ちになれます。
こなみさん:私にとってバンライフの魅力は「どこかに忘れ物をする」ということがほとんどないことです(笑)。クルマが拠点なので、必要なものはすべてクルマの中にあります。どこに何があるかも、車内で探せば完結するのでそこはいいところですね。
ゆうまさん:バンライフの課題は雨の日に濡れることと、気温の変化に弱いこと。調理するときは一酸化炭素中毒がリスクがあるので少し窓をあけますが、雨の日だと濡れてしまうんですよね。観音開きのバックドアを開けて荷物を取ろうとするときも、屋根がないので濡れます。
こなみさん:翌日が雨の予報になっているときは、衣類などは前もって出しておくようになりました。気温については、冬は服を着ればいいし、2人いるので車内は暖かくなります。料理するとすぐ車内の温度が上がるので、11月は暑すぎてキャミソールでした(笑)。でも夏の車中泊は経験してないので、これからドキドキですね。
ゆうまさん:バンライフは荷物の整理、料理、寝るスペースを確保することなど、何をするにも時間がかかりますね。カングーは車内が狭いので、荷物を運転席と助手席に置いてベッドを作る必要があるんです。車内を就寝モードにしてから傾斜があることに気付き、また運転モードに戻すこともあって、その点はちょっと面倒ですね。
こなみさん:食事の時は洗い物が出ないように毎回お皿はラップを敷きます。ちょっとしたことですが時間がかかるので、余裕がないときはイライラすることもあります。気持ちに余裕をもって、不便を楽しめるようになりたいです!
ゆうまさん:まずは日本一周を達成したいです!そして個人的には年収1億円を達成したいと思っています。好奇心旺盛なのでいろいろやってみたいのですが、金銭的に諦めることが多くて。金銭的な自由と時間の自由がほしいなと思います。
こなみさん:YouTubeチャンネル登録者数は2021年中には5万人、いつかは10万人はいきたいですね。でも私は旅を終わったら、落ち着いて暮らしたいなと思っています。マイホームと広い庭がほしいなとか、ピザ窯を作ってピザを焼いて食べたいな、なんて。ほのぼのした生活を送りたいです。
ゆうまさん:今バンライフは注目度が高いですが、やってみたいけど一歩踏み出せないという人もいると思います。でもやってみたらなんとかなります!僕たちは旅中に資金が尽きましたが、現地で働けば旅は続けられるし、実際、今は笑って過ごせています。
不安なときはぜひ僕たちのYouTubeを見てください。きっと勇気が出ますよ!(笑)
こなみさん:旅の経験が今後の仕事にもつながることもあると思うので、そんなに不安にならなくてもいいかなと思います。私たちは旅先で働き出してから濃い旅になったので、結果的には良かったと感じています。
バンライフを始めてから、人の優しさは本当に温かいと気づくことができました。不安な人も1歩踏み出したら違う世界が見えるかもしれないので、ぜひ勇気を出してスタートしてみてほしいです。
カングーで日本一周中のゆうまさん(夫)こなみさん(妻)ご夫婦。
旅をはじめて2ヶ月で資金難になるも、現地でリゾートバイトなどをして金銭面の問題もクリア。働き出してから本当にやりたかった旅のスタイルに出会い、現在は充実したバンライフを楽しんでいます。
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バンライファー夫婦のとおるんよしみんです!日産キャラバンで車に住むおうち型バンライフをしながら日本各地を旅しています。 2018年は世界一周、2019年6月から日本一周中。車中泊初心者&女子向けの情報を発信中(^^)!