南伊豆の静かな山にあるCarstayステーション「一条竹の子村」は、南伊豆観光をする車中泊拠点としてアクセス抜群!自然の恵みがあふれるこの場所は、季節の農産物収穫体験もできます。
ホストの清水さんがここでCarstayステーションを始めたのは、商工会からのお誘いがきっかけだったそう。
「一条竹の子村」への想いや、これまでのCarstayステーションの運営についてお聞きしてきました。
清水さん:
初めまして、清水真由美です。「一条竹の子村」と、Carstayステーションの運営、そして今年から貸し会場の運営も始めました!
清水さん:
楽しんでもらえたようでよかったです!
うちでは、せっかく遠くから来てもらうので、ゲストのかたには楽しかったと思って帰ってもらいたいと思っています。
なので、なるべく満足してもらえるよう、栗拾いの場合、この場所はAさん、この場所はBさん、っていう風に山を区切って、いい物が当たるように配慮しています。
1年分の栗を拾おうと、あたり一面の栗を拾いつくす方もいらっしゃるので、
拾える栗の量を考えて、予約の調整をしたりもします。栗がたくさん残っていると予約の再開をするので、当日予約の方が取りやすい場合もあるんですよ。
清水さん:
そうですね、大きい物栗も多いですね。
「銀寄」や、幻の栗と言われる「利平」というブランド栗もあって、栗によって、1kg2000円以上する物もあります。
うちでは種類で分類せずに拾った分だけのグラムで計算するので、値段が変わらずお得ですよ(笑)
「利平」は、毎年台風の時期に落ちてしまっていたんですが、今年はじめて収穫できました!
こりっとして甘い栗です。
清水さん:
はい、初めは「タケノコ掘り」でオープンしました。竹の子シーズンは、食事処を開けて竹の子料理も食べることができます。うちは夫が狩猟をするので、タイミングが合えばジビエ料理が食べられることもありますよ。
私はここに来て30年なんですが、タケノコ以外にも何かできないかといろいろ始めて今に至ります。その分、ずっとここにいるので、南伊豆の観光地は有名どころしかわからないですけど(笑)
昔は伊豆がブームで、ここに観光バスが10台ほど来ていたんですよ!今は団体さんが来られなくなったので、ご家族さんが多いです。
栗は、9月中旬から10月初旬、そのあと、四方竹(しほうちく)という、地上にのびたところをポキっと折ってとる四角い竹があります。
関西では観賞用としてお寺にもあるそうです。この辺りは、一年中流れている沢があって、そういう場所の四方竹は、柔らかくて食べられるんですよ。
清水さん:
始めたのは、2019年初めのころです。
南伊豆の商工会の方からお話をいただいたのがきっかけでした。
貸し会場も始めていたので、会場を使ってもらったらそのままCarstayで泊まってもらえたらいいなと思っていました。
でも、今まで予約がなくて、もうこのまま予約がないかなあと思っていたら、2020年になって立て続けにいくつか入ってきたんです。
海外からは家みたいなキャンピングカーで来られたゲストもいて、ぞろぞろ人が降りて来られて、何人出てくるの?!って思ったり。
そのときはもうびっくりしました!
清水さん:
そうなんです。もともとバスが何台も停まる場所だったので、どんな大きさでも大丈夫です!
清水さん:
そうみたいですね!たくさん来て欲しいのですが、ここはほんとに静かで、周りに音が響くんです。
それに、周りにお年寄りも多いので、音には気をつけています。
外での火器も禁止にさせてもらってますが、車で10分ほど走れば食事処もあります。
その分と言ってはなんですが、Wi-Fiは設置したので、調べ物にも活用してくださいね。
清水さん:
何か準備しないといけないことはないので、その点は良かったですね。
南伊豆はいいところですが、過疎化でバスもなくなって、電車も最寄りが伊豆急下田駅(車で約15分)と、交通の便があまりよくないのがデメリット。でも、車で移動するにはいいところだと思います。
季節ならではのアクティビティが用意されているので、ぜひ車でCarstayステーションや収穫体験に来てくださいね!
>>実際の車中泊体験記事はこちら!
南伊豆で車中泊!「一条竹の子村」を女子旅の拠点にして満喫しよう!
来てくれる方の顔を見るのが楽しみな清水さん。
「楽しかったです」「美味しかったです」と言われるのが元気の源と話されていました。
Carstayステーションの利用を機に新たな常連さんができるかもしれません。
「新たなきっかけ」として、Carstayステーションを検討してみてはいかがでしょうか?