人の想いを繋ぐドキュメンタリーを作るため、私たちはバンライフ夫婦になった|ナガオサ夫婦
人の想いを繋ぐドキュメンタリーを作るため、私たちはバンライフ夫婦になった|ナガオサ夫婦

人の想いを繋ぐドキュメンタリーを作るため、私たちはバンライフ夫婦になった|ナガオサ夫婦

バンライフが大好きな30才!車中泊旅ライター。 「VANLIFE」の魅力を多くの人に知って貰えたら嬉しいです! ・Twitter: KCarstay

VANLIFERS特集では、車で生活する次世代のライフスタイル「VANLIFE(バンライフ)」を送る、素敵な方々をご紹介します。今回は、トヨタ・ハイエースでバンライフをしながら"旅するドキュメンタリー"「DOCUMENT」を制作している、ナガオサ夫婦こと、長總優輝 / 長總かおり(ながおさ・ゆうき / ながおさ・かおり)さんに、その魅力に迫りました!

「旅をしながら働く」という新しい生き方

バンライフ歴と、そのキッカケを教えて下さい

2019年2月から始めたので、もう9ヶ月になります。私たちは、夫ゆうきが2016年に「クライアントそして視聴者さまの双方が"必要とする映像"を創る」というマインドのもと始めた、映像プロデュースチームIRUFILM(イルフィルム)の仕事を通じて出会い、2018年からは夫婦2人で運営するようになりました。夫ゆうきがビデオグラファー、妻かおりがデザイナー&ライターという役割分担です。

 

元々は、クライアントさまのTVCM、WEBCM等の映像制作が中心だったのですが、2019年2月から新プロジェクト「DOCUMENT(ドキュメント)」を開始し、そのタイミングで夫婦でバンライフを始めました。東京に家を持ち、仕事は車を拠点にしています。

  

2人でバンライフしながら映像の仕事をやっているのですね!独立した際には不安はなかったのでしょうか?

当初は正直、不安や上手くいかないこともありました。しかし、そんなときはいつも人との繋がりに救われてきました。応援してくれる友人や、温かく見守ってくれる家族は勿論のこと、これまでのお仕事も人とのご縁から頂くことが多くありました。また、撮影の度に出会った人たちの熱い想いや挑戦する姿に感化され、私たちも頑張らないと!と思い、今までやってこれました。そこで、「DOCUMENT」では、"人と人との繋がり"をテーマにして映像制作を行なっています。

 

DOCUMENT(ドキュメント)について、どんな番組か詳しく教えて頂けますでしょうか?

DOCUMENT」とは私たちが2019年2月1日にローンチした、人を主役にしたオリジナルドキュメンタリー番組で、主にYouTubeで配信しています。内容は、私たちが"誰か"を撮影するドキュメンタリー「MY METHOD(マイメソッド)」「LOCALife(ローカライフ)」と、"私たち自身"のセルフドキュメンタリー「旅するドキュメンタリー」の合計3つの番組を制作しています。

 

「MY METHOD」は、常に挑戦し続けている人が核として持っている信念を映し出すドキュメンタリー番組で、「LOCALife」は、その地域で生きる人だからこそ知るその地域の本当の魅力を探っていくドキュメンタリー番組です。また、「旅するドキュメンタリー」では、私たちがバンライフをしながら全国で撮影を行なっていることから、旅しながら働く新しい生き方のリアルをご紹介しています。

 

仕事面でも生活面でも生活しやすい空間づくり

バンライフのお供にトヨタ・ハイエースを選んだ理由はなんだったのでしょうか?

1番の理由は、映像制作のための機材を運びやすいことです。バンライフを始める前は、レンタカーで車を借りて、機材を積んで移動することが多かったのですが、やはり大きなバン型の車の方が運搬が楽だったんですよね。また、普通に車中泊旅をするのとは異なり、映像制作のための機材って結構大きいので、荷物も多くなるんです。そこで、DOCUMENTの立ち上げにあたり、今後さらに日本全国を移動する頻度も上がると思い、マイカーの購入を検討する中で、じゃあ荷物もいっぱい乗って、さらに車の中で寝泊まりもしやすいトヨタ・ハイエースにしよう!と決めて、購入しました。

実際に、バンライフを始められてからいかがですか?

目的地の近くで滞在できることは勿論のこと、道中も楽しめるのがいいなと思っています。初めての車中泊は6月に京都の道の駅でしました。天然温泉に入ってから、近くのスーパーで地元の食材を買って、車中飯。最高でしたね。ただ、初めての車中泊だったので、夜中と朝はこんなに冷えるとは思わず、改めて普段自分たちが、いかに自然から遠い場所で生活しているかを実感しました。今ではしっかり防寒グッズも揃えていますよ。

  

ありがとうございます。ちなみに、ハイエースの内装でこだわり等はありますか?

ベッドキットから車内家具まで「木」をテーマとしている点です。ベッドキットは、「LOCALife」番組で取り上げさせて頂いた、葉山にある藤本工務店さまに制作頂きました。木材は香りの良いヒノキ、床は天竜杉を選んで頂き、社内でも木の温もりを感じられる空間にしています。小棚やテーブルなどは自分たちでDIYして、自分たちのイメージするバンライフ空間をデザインしました。オリジナルの移動空間を簡単に自分好みにできることが、バンライフの魅力の1つだと思っています。

  

確かにとても素敵な空間...!ちなみに、今まで旅されて印象に残っている場所はありますか?

これまでハイエースで1万キロ以上走行し、北海道から九州まで日本全国本当に素敵な場所ばかりだったので、選ぶのは難しいのですが、、やはりバンライフ序盤に「LOCALife」の取材で訪れた長野県阿智村の満点の星空は今でも目に焼き付いていますね。宇宙に包まれるってこんな感覚なんだ、みたいな。

 

また、同じく「LOCALife」で訪れた千葉県南房総の白浜フラワーパークも、管理人の米原さんの熱い想いと、"自分の好きな海が見つかる"場所というお話、そして関東とは思えない海の絶景が印象に残っていますね。

  

今後のお二人の野望についてお聞きしても良いですか? 

まずは、DOCUMENTという「人の想いを繋ぐ」メディアを確立していきたいです。お陰様で大変ありがたいことに、予想よりも早いペースでYouTubeのご登録者さまも増えていまして、チャンネル立ち上げから約8ヶ月で1万人を超えました(2019年12月現在は約1.5万人)。

 

今後は、さらに「人と人の想いを繋ぐ」をコンセプトに、ドキュメンタリーを通じたオンラインコミュニティをつくったり、最終的にはオンラインだけでなく、オフラインでも実際に集える場所としてのカフェ&シェアスペースを作りたいと考えています。どこに、どんな場所を作ろうかな?と、バンライフをしながら妄想を膨らませています。

 

まずは車に興味を持つことから始めてみよう!

最後に、お二人が実践されている、新しい旅・暮らし“VANLIFE”に興味を持つ読者のみなさまにメッセージをお願いします!

実は私たちは最初バンライフをやっているという自覚は全然なくて。無意識にバンライフを始めていたんです(笑)。普通に家を生活の拠点にしていて、車を働く拠点にしていたのですが、私たちのように、車に定住しないライフスタイルもバンライフと呼んでいいんだ、みたいな。なので、まずは週末ちょっと車中泊してみる。そんなスタイルもきっとバンライフなんだと思います。若者の車離れと言われていますが、車、楽しいものですよ。まずは、車に興味を持ってみる、好きになってみる、そこからあなただけのバンライフが始まるのかもしれません。

 

 

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