私たちがバンライフをはじめた理由は、死ぬまで新婚旅行がしたいから|タビワライフ

初心者バンライファーです!

VANLIFERS特集では、車で生活する次世代のライフスタイル「VANLIFE(バンライフ)」を送る、素敵な方々をご紹介します。今回は、「タビワライフ」として、「旅(タビ)×笑い(ワライ)×人生(ライフ)」を大事にしながら、死ぬまで新婚旅行中の内山大地・涼(うちやまだいち・りょう)さんに、VANLIFEの魅力を伺いました!

バンライフを始めたキッカケは「夫婦で死ぬまで新婚旅行をし続けたい!」と思ったから

お二人のバンライフ歴と、そのキッカケを教えて下さい

だいち:2019年3月中旬からなので、バンライフはまだ3ヶ月ですね。でも、旅はずっと夫婦でしていました。2015年6月からなので、もう4年間です。元々、僕は兵庫で不動産会社に、りょうは京都で看護師をしていました。付き合ったのは2013年で、「世界一周」には何となく憧れていて。当時の生活に何か物足りなさを感じていたんです。じゃ、「新婚旅行で世界一周してみる?」と2人で盛り上がり、1年半で500万円を貯金。2人で退職して、この4年間で25カ国を訪れました。


いきなりすごい決断!2人とも仕事を辞めるのに、不安や抵抗はなかったんですか?

りょう:退職するときはありましたね(笑) でも、それ以上にやってみたい!という好奇心が上回ったんですよね。あと、1人で世界一周するのは恐いけど、夫婦2人だったら乗り越えられると思ったんです。そこで、まずは1年くらい世界を回って日本に帰ってこようと思って、夫婦でバックパックを背負って日本を旅立ちました。


エチオピアの「アサレ塩湖」。白の世界が美しい…!

まさに愛の力ですね!それから、ずっと海外へ? 

だいち:はい、帰国したのは2018年1月でした。でも、世界一周には程遠く、まだまだ行ったことのない国ばかり。久しぶりの日本で、僕らに芽生えたのは「夫婦で死ぬまで新婚旅行をし続けたいな」という気持ちでした。そこで、ブログInstagramYouTubeを開設し、自分たちで試行錯誤しながら仕事を作っていきました。そして現在も、夫婦で旅をし続けています。


世界中のカップルが訪れるウクライナの「愛のトンネル」

経験0の状態から始まった二人のバンライフ、始まりはイギリス

経験0から挑戦されてるのがすごいです…! では、バンライフとの出会いは海外で?

りょう:そうですね。2017年5月にイギリスに滞在したとき、「Workaway」という“働く代わりに、宿とご飯を提供してもらえる”サービスを使って生活していたんです。その時にお借りした宿が「トレーラーハウス」という牽引型のキャンピングカーで。



だいち:この「動く家」の中には、ベッド・作業机・収納スペースがあってとっても快適だったんです。しかも、日の出とともに目覚めて、日の入りとともに眠くなるのでとても健康的!本場のバンライフはとても刺激的でした。


WiFi・電源もあったので、もはやオフィス!ブログの更新も捗りました♬


りょう:その後、オーストラリアで滞在した際にも、トレーラーハウスはよく見かけましたね。ある老夫婦は、リタイア後にトレーラーでオーストラリアを周遊しながら、毎日違うRVパークに滞在してBBQを楽しんでいました。今思えば、この頃から、バンライフには何となく興味を持ち始めていましたね。

その後、実際にバンライフを始められたのが2019年3月ですよね?

だいち:はい。ずっと前から日本でも旅をしたいな~と思っていて、帰国した時に、ちょうど「HafH(ハフ」というコリビングサービスを運営する大瀬良亮さんに出会ったんです。そこで、長崎にあるHafH一号店に遊びに行かせてもらうときに、せっかく長崎まで行くなら他の県にも行ってみたいし、バンライフしてみよう!って盛り上がりました。そこで、実際にバンをレンタルして、九州を周遊することにしました。


株式会社ビークル様から特別にレンタルさせて頂いた「しろくま号」こと日産NV350キャラバン!

おおお、遂に日本でバンライフ!ちなみに、バンライフ関連の情報はどのように集めたんですか?

りょう:車中泊で日本を旅している「わたなべ夫婦」さんのYouTubeやブログはとても参考になりました。あとは、大瀬良さんが2019年3月に茨城県つくば市へバンライファーが集まる「つくばVAN泊2019」をプロデュースしていることを知って。遂にバンライフが日本に上陸するのか!と。勢いのまま九州から茨城へ行き、急遽イベントに参加させて頂いたんです。


CHUMS × HYMER のコラボキャンピングカーにてVAN泊させて頂きました!

なるほど!そこで、バンライファーの方々から話を聞かれたんですね。その後、再び九州へ?

だいち:はい、約3週間バンライフを九州で堪能しました。行き先は、あまりちゃんと決めず、SNSのフォロワー様にオススメな行き先を教えてもらったりしていました。特に印象的だったのが、宮崎県西都原古墳群!ちょうど、咲き誇っていた桜と菜の花のコントラストが綺麗で、日本にこんな場所あるんだ、って驚きました。九州は温泉もいっぱいあったので、バンライフしやすかったですね。


同じコーヒーでも、なぜかバンの中で飲むと、さらに美味しく感じるんです♪

確かに、温泉×バンライフは最高ですよね~!りょうさんは3週間いかがでしたか?

りょう:車内で調理をしたり、ご飯を食べるのが、非日常感に溢れててとても楽しかったです。特に、地元のスーパーへ買い物に行って、特産品を半額シール付きで買えた時の喜び!リーズナブルなのにとっても贅沢な気分で満たされました(笑)


バックパック世界一周旅と日本でのバンライフ、それぞれ経験して感じたのは移動の自由さと居心地の良い空間

ちなみに、それまでバックパックで世界一周していたときと、日本でのバンライフでの違いは感じましたか?

だいち:バンライフはどこでも行けるのが1番魅力のように思います。バックパックだと自分たちの荷物があるので、基本的のホテル周辺になるんですよね。それが、バンライフだと荷物ごと移動できるので、ハンズフリーで快適。今日の昼にオススメしてもらった場所に、夜行くことが出来るその移動の自由さと、居心地の良い空間がもう、最高でしたね。


すっかりお二人もバンライファーですね!これから海外でもバンライフしてみようと思ったりしますか?

りょう:それが、ちょうど6月下旬からヨーロッパにバンライフしに行こうと思っているんです。すっかり、バンライフの魅力に取り憑かれたこともあり、じゃあ”旅を通して好きになったヨーロッパで挑戦してみよう!”ってなりました。ヨーロッパはバンライフの本場でもありますしね!早速ヨーロッパのバンライファーたちが集まるfacebookグループで、バンを貸していただけるベルギー人の方と巡り合うことが出来たんです。


以前バックパック旅で訪れたクロアチアの世界遺産「ドブロブニク旧市街」


今までバックパック旅で訪れたヨーロッパの国々の中でも、車でないと行けない秘境にはまだ訪れていないので、今回は田舎を中心に車で道ゆくままにバンライフを楽しみたいと思っています。

不安な気持ちから逃げないこと、自分のやりたいことをやり抜くことで幸せが見つかる!

ヨーロッパでバンライフ旅!!すごい挑戦ですね~楽しみにしています。最後に、お二人が海外で実践されている、新しい旅・暮らし“VANLIFE” に興味を持つ読者のみなさまにメッセージをお願いします!

だいち:どんなときも不安に思うことって、あると思うんですよね。僕たちも、会社を辞めるとき、世界一周に飛び立つとき、バンライフを始めたとき、いつも不安だらけでした。でも、不安という気持ちから逃げないこと。その不安と向き合った上で、でも自分がやりたいことをしっかりとやり抜くこと。それが1番の幸せに繋がるんだと思います。バンライフ、楽しいですよ!



りょう:人の目を気にせず、自分の幸せを追求してみるといいと思います。私は、ずっと常に今が幸せでありたい。あの旅してたとき、最高だったな~なんて思いたくない。常に今が最高でありたいんです。そのためには、ワガママになるしかない。自分の感情ありのままで生きること、それが幸せに繋がるんじゃないかと思います。


お話を伺った方:タビワライフ(だいち・りょう)さんプロフィール

死ぬまで新婚旅行をする夫婦。一度きりの人生、好きな人と一緒に生きていくための旅の途中。現在ヨーロッパでバンライフ中。



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