東京出身、箱根移住歴6年のフリーランスライター・カメラマン。複数のWebメディアにて料理・生活・バンライフ・アウトドア等の記事を執筆中。 夫婦でデザイン・DIYしたバンで「休日バンライフ」(車中泊)を日常的に楽しんでいます。
コロナ禍以降、リモートワーク可能な仕事が増えたことにより、旅先で仕事を楽しむ「ワーケーション」にも少しずつ注目が集まってきていますね。
筆者も、車中泊をしながら仕事をする「車中泊ワーケーション」によく出かけていますが、ホテルや旅館などの施設に高額な宿泊料金を払わなくて良い分、旅の費用を安く抑えることができる点に魅力に感じています。
また自由度がかなり高く、急なスケジュール変更や滞在先の状況にもすぐに対応することが可能。そのときの気分や都合に合わせて、好きな場所で好きなように仕事をすすめることができています。
今回の記事では、筆者が実際に車中泊ワーケーションに出かけた際の出発から帰宅までの流れを、写真と共にご紹介していきたいと思います。
車中泊ワーケーションに興味があるかた、ワーケーションにいきたいけれど費用をできるだけ抑えたいと考えているかたは、ぜひ記事をチェックしてみてください。
車中泊ワーケーションに出かける日は、渋滞を避けるため&現地で少しでも長く過ごすために、いつもより早起きをしています。
着替えやポータブル電源などかさばる荷物は前日夜のうちにクルマに積んでおき、朝は着替えたらすぐに出発できるようにしているんですよ。
車内で食べる朝食や仕事に使うパソコンなどを準備して追加で積みこみ、起きて30分程後には出かけるようにしています。
目的地までの道中では、高速道路のサービスエリアやパーキング、道の駅やコンビニなどでこまめに休憩をはさみます。
トイレ休憩と合わせて何度か立ち寄ることで、車酔いも防止することができているようです。
休憩を取る分の時間も考慮して余裕を持ったスケジュールを組んでおくことで、目的地に到着する時間が遅くなりすぎず、ゆったりと滞在することが可能に。途中持参したおにぎりなどで軽く朝食も済ませれば、さらに時間短縮ができますよ。
滞在先付近に到着したらランチタイム。だいたい13時過ぎくらいにはランチを取るようにしています。
郷土料理や海鮮、野菜など、その土地で獲れたものや名物が食べられる店舗を選び、じっくりと時間をかけて味わいます。
夫婦ともに海鮮料理が好きということもあり、海の近くに滞在するときには新鮮な海鮮が食べられる店舗に訪れることが多いですね。
山方面であれば、蕎麦や豆腐、山菜、ジビエ料理のお店をチョイスするようにしています。
旅先で料理を堪能することは旅の楽しみのひとつ。外食だけでなくテイクアウトなども上手に利用して、おいしい料理を味わうようにしているんですよ。
車中泊する予定地についたら、まずはひとやすみ。長時間ドライブで座っている時間が長かったため、車外に出て伸びをしたり、少し周囲を散歩してみたり。景色を眺めながら、スイーツやドリンクを車内でいただくことも多いです。
自宅とは違う場所でいつもと違う景色や空気を感じ、「旅にきたんだな!」という開放感を感じる瞬間です。
少し休憩をしてひと息ついたら、さっそく仕事を開始します!
仕事は車内で行うことが多いですが、オートキャンプ場や車外にテーブルを出すことが可能な車中泊スポットでは、屋外で仕事をすることもあるんですよ。
到着後3〜4時間ほどは、パソコン作業を行うことが多いです。
窓から景色を眺めながらのお仕事はとても気分が良く、最高ですよ!
集中力が切れそうになったら、無理せず一度クルマから降りて景色を眺めながら深呼吸。たったそれだけで気分転換が可能になるため、集中して長時間作業をできるようになった気がします。
飽きずに過ごせる分、自宅で作業をしているときに比べて確実に作業効率がアップ。集中力が切れる前に、溜まっていた仕事を片付けていきます。
旅先での仕事を終えてからは、温泉に入るのをとても楽しみにしています。車中泊ワーケーションの滞在先を決めるとき、「滞在先付近に温泉があるかどうか」は、温泉好きな筆者夫婦にとってかなり大きなポイントなんです。
クルマでの移動や仕事の疲れを温泉で癒し、芯から温まることで体をしっかりとほぐしておきます。
周囲に温泉がない場合も、日帰り入浴施設に立ち寄り、足が伸ばせる広い浴槽でお風呂を堪能するようにしているんですよ。
大きなお風呂に入ると旅行気分が高まる気がするのは、筆者だけでしょうか・・・。
温泉のあとは現地のスーパーなどで食材の買い出しをし、車内で簡単に夕食の準備を開始します。夕食は必ず自炊ということもなく、そのときの気分によってさまざま。
お惣菜などを買ってきて食べることもありますし、野菜をカットしたり簡単に済ませることもあります。
現地で購入した新鮮な食材で自炊するとおいしく節約にもなりますが、気分や体調に合わせて無理をせず、外食やテイクアウトも上手に活用するのがおすすめです。
夕食後は、残っている仕事があればさらに作業を進めますが、だいたいは仕事を切り上げてゆったりと過ごすことが多いです。
時間を気にせず夫とおしゃべりをしたり、気になっていた映画を観たり。ゲーム機を持参してゲームを楽しむこともあります。
眠くなってきたらトイレと歯磨きを済ませて、布団の中に潜り込みます。
スマートフォンで次の日の予定を確認していると、いつの間にか寝てしまっていることも。
朝は起きて身支度を済ませ、運動をかねてすこしだけ周囲をお散歩してから、朝食の準備を開始します。
パンを焼き、カット野菜や卵料理を添えてワンプレートにすることが多いですね。
ドアを開けて車内の空気を入れ替えながら朝食をいただくと、とても気分が良く爽やかな時間を過ごすことができます。
時間に余裕があれば食後にコーヒーを淹れてまったりと。朝食の片付けを済ませたら出発です!
朝食後は現地のカフェやコワーキングスペースに移動して仕事をするようにしています。車内での作業を続けても問題はないのですが、気分を変えることで集中力が増し、仕事が捗るような気がしています。
また行ったことのないカフェに訪れることで、旅行気分もアップ!
仕事とカフェタイムを同時に楽しめることは、まさに旅と仕事を楽しむワーケーションらしい時間といえるのではないでしょうか。
カフェを選ぶ際は、できるだけWi-Fi回線を利用可能な店舗をチョイスするようにしています。
午前中に仕事を終えたら、カフェや飲食店で軽く昼食を済ませてから自宅に向かいます。
景色を眺めてドライブを楽しみながらゆっくりと帰るのがポイント。途中サービスエリアなどでドリンクなどを購入し、次の車中泊ワーケーションの予定を考えたりと、おしゃべりをしながら帰宅します。
今回の「車中泊ワーケーション」は、これにて終了です!
今回は筆者が実際に車中泊ワーケーションに出かけた際のようすを写真と共にご紹介しました。
リモートワークが可能な環境だったり、ブログ執筆や動画制作をしているかたなら、気軽に車中泊ワーケーションを体験することが可能です。
興味があるかたはぜひ一度、仕事に必要なアイテムを持って車中泊旅に出かけてみてくださいね。
東京出身、箱根移住歴6年のフリーランスライター・カメラマン。複数のWebメディアにて料理・生活・バンライフ・アウトドア等の記事を執筆中。 夫婦でデザイン・DIYしたバンで「休日バンライフ」(車中泊)を日常的に楽しんでいます。