2023年の2月下旬、私たち夫婦は愛犬のぶんた(中型犬)と一緒に2泊3日の長野・岐阜周辺の旅行に行ってきました!
今回の旅は自家用車を使わず、Carstay(カーステイ)でペット乗車OKのキャンピングカーをレンタル。
中型犬が泊まれるホテルはまだまだ少なく、自分たちのタイミングで自由に移動したいと思ったためキャンピングカー旅を選択をしましたが、これが大正解でした!
今回の記事では、お借りしたキャンピングカーの詳細とペット(犬)と一緒に楽しめる長野・岐阜のスポットをご紹介します。
おすすめスポットがたくさんあり、記事は前後編に分かれています。ぜひ両方の記事をチェックしてみてくださいね。
こちらが、今回私たちがキャンピングカー旅で回った場所を記載したMAPです。東京から出発し、2泊3日で9箇所のペットOKスポットを巡ってきましたよ!
雪の降る地域に3日ほど滞在しましたが、レンタルしたキャンピングカーのおかげでかなり快適に過ごすことができました。
今回レンタルしたのは、トラックがベースのキャンピングカー、キャブコン。乗車定員7名、就寝定員6名のため車内スペースにゆとりがあり、大人2人と中型犬1頭で旅行をするのに十分な広さがありました。
今回このクルマを選んだ理由はいくつかありますが、1番のポイントは「ペット乗車OK」なこと。ペットとの旅を予定している場合はレンタルする車両を選ぶ際、ペット乗車可能かどうかをまず最初にチェックする必要があります。
今回は冬の旅ということもあり、雪道も走行できるスタッドレスタイヤを装着していることや、エンジンを切っても暖房(FFヒーター)が使える点も重視しました。
そして3日分の旅の荷物を収納できるよう、収納スペースが多いかどうかもチェック。この4つの条件をすべて満たしていた車両が、今回レンタルしたキャンピングカーでした。
2輪駆動の車両なので雪道の運転にすこし不安がありましたが、車両にあらかじめスコップや雪道脱出具・チェーンなどが積んであるため、万が一の時も安心です!
この車両では、ペットをケージに入れることで乗車が可能となります(オプション+2,000円)。愛犬のぶんたはケージでのクルマ移動に慣れているため、長距離も問題ありませんでした。
今回犬用グッズとして、マナーグッズ(排泄物を流す水、トイレシーツ、うんち袋、足拭きシート)と服(寝巻き、温かいもの、抜け毛防止用のもの)・フード(万が一に備えて+3日分)・おもちゃ・粘着クリーナーを持参しました。
車中泊にオススメの犬の持ち物については、以下の記事を参考にしてくださいね。
我が家の愛犬ぶんたのケージは大きく、ラゲッジスペースには設置できないため、今回は座席の上に置きました。
ケージを乗せるときにはクルマのシートが汚れないように、下にグランドシートを敷き、上からはタオルをかけることで保温と目隠し・抜け毛の予防をしています。
「ペットOK」と記載があっても、「対象が小型犬のみで行けなかった!」なんて経験はありませんか?
今回は、小型犬だけでなく中型犬もOKの「ペットと楽しめるおすすめスポット」をご紹介します。
長野県に向かう途中にある「談合坂サービスエリア」は、敷地も広くとても大きなサービスエリアです。
食事やお買い物を楽しめるだけでなく、上下線の両方にドッグランが設置されていてとても愛犬フレンドリーなんですよ。
エリアは大・中型犬と小型犬専用の2つに分けられています。ドッグランで遊ばない子は隣接している広い広場(やすらぎの広場)でゆったりとお散歩を楽しむこともできます。
私たちもサービスエリアですこし休憩をしました。慣れない大きなクルマの運転のため、普段よりもこまめに休むことが大事ですね!
普段は急いで買い物を済ませてから犬と一緒に座れる場所を探していますが、今回はキャンピングカーがあるのでその必要もありません。
キャンピングカーには車内にテーブルと椅子があり、周囲の視界を遮るカーテンもあるため、時間や周りの目を気にせずにのんびりと食事や休憩ができました。
高速道路を降りて最初に向かったのは、「蓼科アミューズメント水族館」です。この水族館は、日本一標高の高い「天空水族館」と呼ばれています。
世界の淡水魚を集めた淡水魚専門の水族館のため、一般的な水族館とは少し違った魚を見ることができますよ。
入場料金は大人1,800円、ペットは310円、ドッグランの利用は追加で210円かかります。(ドッグランは冬季閉鎖)
館内はリードのみでの移動が可能です(抱っこやペットカートも可能)。
水族館自体はそこまで大きくないため、見学の所要時間は1時間半程度。水槽の前にある説明板をじっくり読みながら見学していると、あっという間に時間が過ぎてしまいます。
愛犬ぶんたも魚が動いているようすに興味津々でした!
タイミングが合えば魚に餌付やりをしているようすが見られたり、コイやカメに餌やりもできます。飼育員さんの解説を聞くこともできますよ!細かいスケジュールは公式サイトをご確認くださいね。
そしてこの水族館では、犬と一緒に思い出記念シール(プリクラ)を撮ることもできます。
愛犬との写真はきっと楽しい思い出になると思いますので、見つけたらぜひ撮影してみてください!
車中泊スポットに向かう途中で、リフレッシュと運動のために「JAZZY DOG」に立ち寄りました。
「JAZZY DOG」では、テニスコート約8面分の広大な敷地のドッグランが1時間1,200円から貸切で利用ができます。移動が長くなると運動不足になりがちなので、犬連れ旅行にはとても助かりますね。
広さも柵の高さもあるため、超大型犬や多頭飼いでも満足すること間違いなしです!
2023年の1月にオープンしたばかりの新施設のため、現時点ではドッグランの利用のみでした。今後は犬の複合施設としてホテルや保護犬のシェルター、グッズの販売などを行っていくようです。
新たな愛犬スポットの誕生が楽しみですね。
1日目は、長野県安曇野市にある車中泊スポット「しの389安曇野ステーション」で車中泊!
こちらの車中泊スポットは、キャンピングカーをレンタルしたCarstay(カーステイ)のアプリから「長野県のペット連れで車中泊ができるスポット」を検索して選びました。
Carstayのアプリは、1つのアプリ内で「旅行に使えるキャンピングカー」と「車中泊スポット」のどちらも探すことができるため、とても便利なんですよ。
しの389安曇野ステーションは、1泊2,000円とお財布に優しい料金設定です。
さらにペットOKでトイレと水道が24時間使用可能、防犯カメラも設置してあり、車中泊時も安心です。
車中泊スポットに到着すると、管理人の篠原さんが利用方法や周辺施設の案内をしてくれました。
田園風景と北アルプスの山並みが一望できる静かで自然の豊かな場所ですが、クルマを10分ほど走らせると、ガソリンスタンドやコンビニエンスストア・ショッピングモールもあり、買い物に困ることのない立地なんですよ。
この日の夕食は、長野県発祥のご当地ラーメンチェーン「テンホウ」でテイクアウトした食事を車内でいただきました。香辛料が独特で、クセのある味わいにハマってしまいそうです!
料理とビールの相性もバツグンで、疲れた体に染み渡るようでした。
今回は、キャンピングカーの運転席上にある「バンクベット」で眠ることにしました。大人が2人寝ても余裕のある広さで、ぐっすりと眠ることができます。バンクベッド内は秘密基地のようで、なんだかワクワクしました。
この日の外気はマイナス5度ととても寒かったのですが、このキャンピングカーにはFFヒーターが搭載されているため、エンジンを切っても暖かく快適に過ごすことができましたよ。
カーテンがしっかり閉まるので、夜間でも中を覗かれる心配はありません。防犯面もかなり安心感がありますね。
今回の【前編】では、Carstayでレンタルしたキャンピングカーの詳細や、ペット(犬)と一緒に楽しめるスポットを4つご紹介しました。
後編ではひだ白川郷やキャンプ場、鍾乳洞などの観光地をご紹介しますので、そちらの記事もぜひチェックしてくださいね!
▼後編はこちら