年間30-40日、家族4人でハイエース+キャンピングトレーラーで車中泊しながら、サーフィンやスキーなどアウトドアを楽しむ。 冬だけ雪国で二拠点生活するなど、「旅」をテーマに場所に縛られない働き方・ライフスタイルを満喫中。
8月の夏休み、小学生の子どもを2人連れての、家族での車中泊旅。
今回はCarstayの「Carstay」サービスを使って、家族4人で就寝できるキャンピングカー「モビゴン(Mobility Office Wagon)」をレンタルしました!
自宅のある千葉県から石川県まで向かい、能登半島のバンライフステーションにて約2週間滞在しました。
普段は車中泊仕様のハイエース・ワイドミドルルーフに乗っている私たち。
今回はサーフボードやら遊び道具で満載のハイエースとは別に、家族の寝室用兼モバイルオフィス用の車として、モビゴンをレンタル。
2週間家族4人で利用してみてどうだったのか。
キャンピングカーの装備に加え、借りてよかった点、どんなところが快適だったか、詳しくレビューします。
外から見ると、キャンピングカーの運転席の上部に大きく突き出した部分があります。
ここに「展開式バンクベッド」が装備されています。
寝る時にはベッドの床部分を引き出し、敷布団を広げて寝床を作ります。
横140cm、奥行きは200cmあるので、長身の大人でも足を伸ばして大丈夫。
本来は大人2人就寝の想定サイズですが、我が家は子ども2人と私の3人でも寝られました。
(とうちゃんは下のフルフラットの床面に、マットと布団を敷いて就寝)
バンクベッドの上に移動するのに高さがあるのでコツが要りますが、子供たちは秘密基地ができたようで大喜び!
両サイドに窓が付いており、天井にも換気扇が付いているので、天井からの熱がこもることも無く風通しも良いです。
朝になったら、窓から自然と光が入ってくるので、目覚めもバッチリ。
寝床からそのまま外の様子をチェックできるのも良いですね。
キャンピングカー「モビゴン」にはフリップアップテーブルが2箇所付いています。
必要な時だけテーブルを広げればOK。
横のウィンドウに面してテーブルが配置されているので、写真のように窓の外の景色を見ながら、旅先で快適な車内リモートワークができます!
モビゴンはワーケーション向けのキャンピングカーとして、中古のキャンピングカーをDIYした車なのです。
この時は、窓の先に見えている漁港で子供たちがシュノーケリングとSUPをやっていて、私は仕事をしながら窓から子供達の様子をチェックしていました。
こんな遊び方&仕事の仕方ができるのも、キャンピングカーならではですね。
また、テーブルがあれば、車内での朝食などにも活躍します。
Moving Base社のリチウムイオンサブバッテリー・インバーター・ソーラーシステムを搭載しているので、エンジンを切ったままでもエアコンの使用が可能。
真夏の車中泊には、就寝時にもエアコンが使えるとかなり快適です!
サブバッテリーは走行充電できるので、一晩エアコンを使ってもバッテリー切れの心配もありません。
我が家はサーキュレータを持参して、冷えた空気を車内全体に循環させることで、さらに快適に眠れるようにしました。
車の後部に給排水10Lの「電動ポンプ型手洗いシンク」も完備。
感染症対策にも、車ですぐに手を洗えるのは子供がいる家庭にとっては安心です。
トイレにわざわざ行かなくても、ここで歯磨きができるのも良いですね。
モビゴンには18Lのポータブル冷蔵庫も付いてます。
こちらはコンプレッサー式で庫内温度は-22℃から10℃まで設定可能。
我が家もこちらと同じポータブル冷蔵庫を車中泊で使っていますが、家族4人の飲み物や朝ごはんなど十分な収納力がありますよ。
冷凍もできるので、アイスを冷やしたり、旅先で生鮮品をお土産として買って持ち帰ることもできます。
「ワーケーション向けにDIYしたキャンピングカー」をコンセプトにしているだけあって、サブバッテリーから給電する100Vコンセントが数カ所付いてます。車内リモートワークはもちろん、ポータブル電源を持っていなくてもPCやカメラの充電、サーキュレーターが使用できるのはメリット高いですね。
車の中に、照明が5箇所ほど付いています。
それぞれのスイッチが別になっているので、部分的に読書灯のように使うことも可能。
車の中ですが、まるで自分の部屋で過ごしているかのような、明るすぎずちょうど良い雰囲気の照明で落ち着きます。
車内高が190cmあるので、大人が中で立つことができます。
ハイエースにずっと乗っていて感じることですが、荷物を出したり車内で作業するのに、屈みながらは結構疲れます。
その点、車内で直立できるのはすごーく快適で便利です!
高さがあるだけで、開放感も違ってきますね。
モビゴンは全幅1,720mmのミニバンサイズ。女性の私も運転しやすいと感じました。
ハイエースワイドよりも横幅が無いので、そこが一番運転していて狭い道幅やカーブでも安心でした。
小回りもきくので、駐車場にも入れやすいです。
車体が大きく高さもあるため、風のあおりを受けやすく、制限速度は80kmとメーターに記載されています。
あまりスピードを出すと少しふらつくので、一番左の走行車線を80kmで安全に運転しましょう。
ちょっとブレーキの効きが甘いので、山道での下りでは十分速度を落とすと良いです。
早めのブレーキを心がけましょう。
上りはディーゼル(軽油)車なので楽に上ることができて、そんなにストレスはありません。
また重心が高くなりがちなので、カーブを曲がる際はしっかり速度を落としましょう。
運転に慣れてくると普通車を運転している感覚になってきますが、気をつけるべき点は車高の高さです。
停車する時に街路樹にルーフをこすらないように注意したり、ドライブスルーや立体駐車場などは高さに注意しましょう。
今はバンライフ・車中泊ブームでキャンピングカーの購入を検討されている方も多いかもしれません。
訪れる旅先すべてが、プライベートな居住空間になるキャンピングカーは、旅のあり方を大きく変えるツール。
それだからこそ、
などを踏まえて考えると良いと思います。
レンタルなら手軽に様々なキャンピングカーを比較して、自分たちの旅のスタイルにあったものを見つけることが可能。
ぜひCarstayの「Carstay」を使って、車中泊初めての方もいつもと違った旅を楽しみませんか?
年間30-40日、家族4人でハイエース+キャンピングトレーラーで車中泊しながら、サーフィンやスキーなどアウトドアを楽しむ。 冬だけ雪国で二拠点生活するなど、「旅」をテーマに場所に縛られない働き方・ライフスタイルを満喫中。