トヨタのハイエースは、多様な用途とカスタマイズ性に優れ、多くのドライバーに愛されています。特に、車中泊に最適なモデルを選ぶ際、その豊富なボディタイプやグレードの選択肢は大きな魅力です。しかし、選択肢が広い分、初心者には複雑に感じられることも事実です。
そこでこの記事では、ハイエースのグレードや各ボディタイプを詳しく解説し、車中泊に欠かせない定番アイテム5選もご紹介します。
また、記事の後半では、レトロな見た目の魅力と実用性を兼ね備えたハイエースカスタムのコンプリートモデル「SAny.VAN(サニーバン)」もご紹介しています。280万円〜という低価格でハイエースをキャンピングカー仕様にできるので、ぜひ最後までご覧ください。
ハイエースを選ぶ際には、まず2つのモデルと多様なボディタイプを理解することが重要です。
ハイエースにはさまざまなサイズ(形状)がありますので、以下で詳しく解説していきます。
ハイエースには「ハイエースバン」と「ハイエースワゴン」という2つの主要なモデルがあります。まずはこのモデルの違いについて理解しておきましょう。
ハイエースバン
ハイエースバンは主に商用で使用されることを想定しており、荷物の輸送能力を最大限に活用できる設計がされています。後部座席が省略されたり、折りたたみ式になっていたりと、広大な荷室スペースが特徴です。車中泊仕様にカスタムするのなら、ハイエースバンのほうが人気です。
ハイエースワゴン
ハイエースワゴンは、乗用車としての使い勝手を重視したモデルで、家族やグループでの移動に特に適しています。最大10人乗りまでの設定が可能で、快適な乗車空間と広い収納スペースが特徴です。
ハイエースは、車体の「幅・長さ・高さ」でタイプが細かく分けられています。
ハイエース選びを難しく感じさせる理由の一つですが、実はそこまで複雑ではありません。
以下、3つのボディタイプに分けて解説していきます。
①標準ボディ
最もコンパクト(一般的)なサイズでありながら、後部荷室の長さは1.8mもあり、運転席より後ろでは3mに達します。標準ボディタイプでは、「標準ルーフ(高さ1,980mm)」と「ハイルーフ(高さ2,240mm)」の2種類の車高が設定されています。
②ワイドボディ
より広い室内空間が人気の中間サイズが「ワイドボディ」タイプです。車幅は1,880mmで、「ハイエースバン(5人乗り)」と「ハイエースワゴン(10人乗り)」があります。いずれも車高は2,105mmのミドルルーフのみしかありませんが、ハイエースのなかで最も人気があるボディタイプの一つです。
③スーパーロング
ハイエースのなかで最も大きいモデルで、全長5,380mm x 車幅1,880mm x 車高2,285mmの広大な室内空間をもっています。キャンピングカーのベース車両としてもよく使われるモデルで、非常に人気があります。ガソリン/ディーゼル、乗車定員、ナンバー区分、免許区分など、グレードが分かれているので、好みのグレードを選択できます。
ハイエースで車中泊にチャレンジする際、車両以外に何を準備(設置)すればいいのか迷われるかたも多いです。
そこで以下では、ハイエースの車中泊を快適化する定番アイテムを5つ厳選してご紹介します。
車外の虫を気にすることなく、心地よい夜を過ごすためには防虫ネットが必須です。窓やドアを開けても虫が入ってこないように、細かいメッシュのネットが窓やドア全体を覆ってくれます。
スマートフォンやパソコン、その他の電化製品などを充電するためにはポータブル電源が便利です。車中泊しながらも長時間の使用が可能になり、自然災害時の非常用電源としても役立ちます。
意外と便利で車中泊に重宝するのが、室内ルーフの両サイドに設置できるサイドバーです。ものを吊り下げたり、アタッチメントを取り付けて収納スペースをさらに拡張したりすることができます。
プライバシーの保護と日差しを遮るためには、遮光カーテンやシェードが必須です。外部からの視線を遮りながら、車内の温度上昇を防いでくれます。特に暑い時期や日の出が早い季節に役立ちます。
荷物をさらに効率良く収納したいのであれば、ルーフキャリアの装着がおすすめです。荷物をルーフキャリアに積むことで、ハイエースの広い室内空間をさらに広く使用でき、特に長期間の車中泊旅であればより快適に過ごせます。
2024年2月に販売が開始されたばかりの「SAny.VAN」は、中古車のカスタムであれば280万円から買える、「ハイエースバン」がベースの車中泊仕様コンプリートモデルです。
ここからは、より詳しく「SAny.VAN」の魅力をご紹介していきます。
70年代のバンライフのスタイルをイメージしたレトロラインが可愛い外装、そして内装は落ち着いたアースカラーが基本色となっています。
木の温もりを感じられるナチュラルな雰囲気の内装は、汚れても傷ついても味になり、無垢材の変化も楽しむことができます。
使えば使うほど、長く愛せるようなキャンピングカーです。
現在、新車のキャンピングカーは納車に1年~2年以上かかる上、一般的なバン型のキャンピングカーの車両価格が約600万円前後、トラックをベース車両にしたキャンピングカーは約1,000万円前後と高額です。
そんななか、より気軽にキャンピングカーライフ(バンライフ)を始められるようなクルマであってほしいという想いから、「SAny.VAN」は短納期・低価格を実現しています。
具体的には、納車は新車で最短3か月、中古車で2か月、価格は新車で445万円〜、中古車で280万円〜という設定になっています。
「SAny.VAN」は、ご自身の車両を持ち込み車中泊仕様にカスタムすることも可能です。
その場合、納車は最短1か月、価格は195万円〜でカスタム可能となっています。
すでにハイエースをお持ちの場合や、中古車を安く仕入れられる場合は持ち込みでカスタムもおすすめです。
「SAny.VAN」のベースはハイエースバンのDXグレードとなっており、同グレードであれば全サイズ対応可能です。
乗車定員は4〜6名、就寝定員は大人2名(+子供1名)となっています。
ただし、GLグレードやハイエースワゴンには現状対応しておらず、今後対応を開始する予定です。
「SAny.VAN」の標準装備は、キッチン、ベッド、サブバッテリー、照明、電源、コンロ、カーテン、ウッドシーリングなど、車中泊に必要なものはすべて揃っており、必要最低限に抑えながらも充実した内容となっています。
標準装備だけでも、すぐに車中泊ができる仕様となっています。
「SAny.VAN」は、より外装や内装、装備にこだわりたい人に向け、オプション対応・装備も用意しています。
外装のツートンペイントや運転席周りのインパネペイント、スチールホイールペイントなどのペイントから、足場板フロア、ビンテージ壁紙といった内装オプション。さらには、サブバッテリーシステムを装備し、冷蔵庫やヒーター、ソーラーパネルなどを設置することも可能です。
より自分好みに、かつ安価にカスタムしたい人にはどれも嬉しいオプション対応です。
この記事で紹介したハイエースカスタム「SAny.VAN」は、購入を検討する前に車両をレンタルし、実際に乗ってみる(車中泊してみる)こともできます。気になる人は、こちらのページからお試しください。
また、「SAny.VAN」の詳細をもっと知りたい、資料がほしいという人は、下記の公式ウェブサイトからお気軽にお問い合わせください。
低価格ながらも、おしゃれで実用的な「SAny.VAN」で、夢のバンライフを始めてみましょう!
横浜みなとみらいで開催される野外シネマイベント「SEASIDE CINEMA2024」にて、SAny.VANが展示されます。
期間は2024年5月2日~6日!赤レンガパークで展示中です。
映画「ワイルドスピード」シリーズの放映横でライトアップしていますので、海風を感じながらクルマの見学をしに、ぜひお越しください。
入場料はなく、自由にお入りいただけます。
詳しい場所と時間はこちらをチェック!会場でお待ちしています。