年間30-40日、家族4人でハイエース+キャンピングトレーラーで車中泊しながら、サーフィンやスキーなどアウトドアを楽しむ。 冬だけ雪国で二拠点生活するなど、「旅」をテーマに場所に縛られない働き方・ライフスタイルを満喫中。
「テンネンパーマライフ」のかあちゃんです!
キャンピングトレーラーの記事を今までたくさん書いてきましたが、2年間所有していたトレーラーを手放すことに決めました。
これまで、キャンピングトレーラーを使った旅の魅力を伝えておきながら、なぜ...?
と思うかたも多いでしょう。
キャンピングトレーラーは設備や居住空間の広さから、快適であることは間違いないです。
その快適性を十分に享受できる車中泊スタイルならば、最高な旅の相棒になると思います。
ただ、2年乗ってみて我が家の車中泊スタイルには少し不便な点が多かったです。
しかし、どういった体験からそのような結論に至ったのか。
キャンピングトレーラーの購入をこれから考えるかたにとって、トレーラーを使った車中泊旅を真夏から真冬まで実践してきた我が家だからこそ伝えられる、リアルな実体験をお伝えします。
コロナ禍明けで大混雑が予測された、2023年のゴールデンウィーク。
この時期は我が家は西方面に向かうことが多いのですが、トレーラーを引っ張った状態で東名高速の渋滞にハマるのはかなりしんどい。
そこで、近場のビーチで数日間場所を移動せず、まったりとサーフィンのみして過ごすことにしました。
これが大正解!
海が見渡せる場所にキャンピングトレーラーを置いて、日中は海に入ったりバーベキューをしたり。
夕方人が少なくなってくると、キャンピングトレーラーをデポ※してスーパーへの食材買い出しと、日帰り温泉へ。
※デポ:装備・食料などを一時的に保管しておくこと
3日間同じ場所で過ごしましたが、キャンピングトレーラーは空間が広くて、まるで部屋のようなので窮屈に感じることが全くありません。
海遊びに飽きたら、トレーラーでゲームをしたり昼寝をしたり。
ちなみに息子は宿題をやっていました。
家族4人で思い思いの過ごし方ができます。
まるで海の目の前の一等地に別荘を持っているような感覚で、快適に過ごすことができました。
2023年の夏休みは東北を巡る旅へ。
この時、混雑を避けて、世間がお盆休みに入る4日前に自宅を出発。
子供たちは夏休みですが、私たちは仕事があるため、青森で4日間RVパークを予約しました。
朝一は車で10分のビーチで貸切サーフィン。
日中はRVパークに停めてあるキャンピングトレーラー内で、大人はリモートワーク。
子供たちは夏休みの宿題をこなします。
そして夕方になると、トレーラーは置いてハイエース1台でスーパーへ買い出し&お風呂へ。
夜はRVパークでバーベキューや夕食を作って過ごしました。
車1台だと家族4人で日中過ごすのは窮屈だけど、キャンピングトレーラーなら問題ありません。
RVパークでエアコンの電源が取れて、フリーWi-Fiも使えたのでとても快適でした。
2022年の年末年始の休暇は、東北(青森・岩手・秋田)のスキー場を巡る車中泊旅へ。
雪国のトレーラー旅って大変じゃない...!?って思いますよね。
確かに雪道運転はかなり気を使いますが、車中泊についてはすごくアドバンテージが高いんです...!
東北は関東近郊のスキー場と違って、前日から車中泊で前乗りするケースが少ないからか、ほぼスキー場の営業時間外はトイレが閉鎖されています。
私たちはスキー場で車中泊をして、朝一番のリフトに乗るのがルーティーン。
キャンピングトレーラーならトイレや洗面もついているので、スキー場の施設が閉まっていても問題なし。
おまけにFFヒーターで寒さも問題なく暖かく過ごせる。
結果、キャンピングトレーラーが一番快適な旅となりました。
今までの実体験で種明かししましたが、キャンピングトレーラーのメリットが最大限生かせるのは、まず「一つの場所にステイする旅」です。
ハイエース+キャンピングトレーラーでは、全長が11mにもなります。
また、中型車のハイエースにトレーラーを牽引していると、高速道路で大型料金が適用されてしまうため、「移動」が一番のネックです。
夏休みのビーチでの車中泊や、東北でのワーケーションでまさに実感しましたが、同じ場所に泊まるのであれば、トレーラーを置いてヘッド車のみで気軽に出かけるのがおすすめです。
ですので、同じ場所でのんびりステイする車中泊旅には、キャンピングトレーラーが適しています。
たとえば、お気に入りのCarstayスポットやRVパークがあって、毎回そこへ旅するならキャンピングトレーラーのメリットを最大限に生かすことができます。
トレーラーで問題なく泊まれる広い場所で、道中の道のりも、トレーラーを牽引していても問題ない道路環境であることも把握済み。
こんな状況なら、事前の情報収集も必要ないし、ストレスなく移動できますよね!
実際に、キャンピングトレーラーのオーナーさんは、こうした車中泊旅をされているかたが多いようです。
我が家の場合は、基本的に一つの場所にじっとしていられないので、車中泊旅も1泊しては次の場所へ移動が基本。
毎日次の車中泊場所を目指して移動するスタイルだと、キャンピングトレーラーを引っ張っているのは色々と制約が多い。
たとえば、スーパーは事前にGoogle Mapの航空写真で、トレーラーを牽引した状態で停められる駐車場があるかどうか確認が必要です。
さらに車中泊場所も、ハイエース+トレーラーの全長11mの大型車スペースがあるかどうか、事前に確認が必要。
道路の渋滞や旅のプランの変更等で移動する先が読めないので、行き当たりばったりの旅をしたい私たちにとっては、不便を感じてしまいました。
元々車中泊旅を始めたきっかけが、サーフィンやスキー。
夜のうちに海やスキー場について、その場で車内で仮眠して、朝一から遊ぶための手段が車中泊でした。
そうしたスタイルは子供がいる今でも変わっていません。
海はどこもアスファルトの駐車場ではないし、場所によっては狭い急な坂道を降りないとビーチに出れないところもあります。
雪山も、四駆のハイエース+スタッドレスタイヤをはいたキャンピングトレーラーでも、スキー場までの道路を走行するのが難しい場所もあります。
そうなると、海や雪山に行きたい私たちにとって、キャンピングトレーラーを牽引しているばかりに行く場所が限られてしまうのは、本末転倒なのです。
結論としては、自分たちがどんな車中泊旅をしたいのか。
そのスタイルによって、一番マッチするキャンピングカーを選ぶのがベストだと思います。
我が家の場合は先ほど述べたとおり、海や雪山に行きやすく移動しやすい機動力が一番大事。
車内の広さや設備は欲しいけど、それよりも動きやすさや機動力が優先。
結果、キャンピングトレーラーは長く持つ必要はないかなという答えに至りました。
あとは、子供の成長も大きいかな..?
子供が大きくなるにつれて、家族4人でハイエースに車中泊するのが手狭になり、キャンピングトレーラーを購入しました。
2年経って、今度は上の子が中学生で部活が忙しくなり、来年は下の子も中学生になる。
ますます、家族4人で一緒に車中泊する機会が減っていくでしょう。
そうなると、そろそろ夫婦二人での車中泊も見据えないといけない。
なら、ハイエース1台で事足りてしまいます。
何度も言いますが、キャンピングトレーラーはまさに「動く部屋」なので、持っていたら快適なのは間違いないです。
ただし、それを持つのはその人の旅のスタイルにマッチするかどうか。
そういった視点で選んでみると、失敗はないと思います!
Carstayでは、トレーラーのみのレンタル車両も取り扱っているので、購入を検討中のかたは一度レンタルで試してみるのもおすすめです!(※現在は北海道の車両のみ取り扱い。普通免許で牽引可能です)
年間30-40日、家族4人でハイエース+キャンピングトレーラーで車中泊しながら、サーフィンやスキーなどアウトドアを楽しむ。 冬だけ雪国で二拠点生活するなど、「旅」をテーマに場所に縛られない働き方・ライフスタイルを満喫中。