年間30-40日、家族4人でハイエース+キャンピングトレーラーで車中泊しながら、サーフィンやスキーなどアウトドアを楽しむ。 冬だけ雪国で二拠点生活するなど、「旅」をテーマに場所に縛られない働き方・ライフスタイルを満喫中。
バンライフは車に寝泊まりする旅のスタイル。
でも限られたスペースの車内の中で、ずーっと過ごすのは子供連れ家族だとちょっと難しい。
そこで車を使った旅の中で、屋内・屋外・車内での子供と一緒に楽しむ方法や、退屈せずに車の中で過ごすアイディアについてご紹介します。
バンライフ中、一番困るのが雨などの悪天候。
そんな時におすすめの子供連れスポットはこちら!
せっかく訪れた場所で雨が降り続いていると、さすがに気分も落ちこみますよね..
でもそんな時は、スイッチを切り替えて屋内で楽しめる施設を探しましょう!
おすすめは「博物館」。
その土地にしかない貴重な資料を見ることができたり、実際に体験ができる展示などは訪れた地域ならでは。
以前、九州一周旅をした時に連日大雨になり、急きょインターネットで探して訪れたところが長崎県島原市の「雲仙岳記念館(がまだすドーム)」でした。
旅の計画では訪れる予定はなかったのですが、記憶に残っていた平成の雲仙岳の噴火について、実際に何が起こってどのような被害があったのかを知ることができました。
当時を知らない子供たちも楽しみながら学べるように工夫されていました。
車で旅をしているからこそ、それぞれの地域の特徴を知ることができる博物館はおすすめです。
全国に100以上ある水族館... !
子供も大人も一緒に楽しめる場所です。
また、各水族館によってショーの演出や水槽の展示方法も様々。
北海道一周車中泊旅の際に訪れた千歳市の「千歳水族館」は、日本最大級の淡水魚水族館。
水族館の裏にある千歳川は、9-10月になるとサケの遡上を水中観察室から見ることができ、圧巻です。
まさにここでしか見られない景色です。
そして、意外と知られてないかもしれないですが、地元のスポーツセンターや体育館を訪れてみても面白いと思います。
私たちが訪れた新潟県南魚沼市のトレーニングセンターは、トランポリンやボルダリングの設備がありました。
1-2時間楽しむだけでも十分な運動量です。
悪天候でも大人も子供も体を動かしたあと、その土地の美味しいものを食べればかなり充実した旅先での過ごし方になります。
利用料金は地域住民に比べて少し高くなりますが、それでもトランポリンは1時間4人で利用すれば約500円/人とお得です。
公園にある屋内施設を利用するのも良いですね。
市民公園であれば、これらの施設利用料は無料。
藤子・F・不二雄先生の故郷である高岡市の「おとぎの森公園」は、ドラえもんにまつわる展示がたくさんありました。
子供が夢中になること間違いなし(もちろん大人も)!ドラえもんの漫画本が第一巻から最新巻までずらりと並んだ部屋。
外は大雨でしたが、十分楽しめた車中泊旅でした。
車中泊旅の疲れを癒しに、日帰り温泉でのんびり過ごすのもひとつの手ですね!
九州一周車中泊旅で訪れた熊本県の「古保山リゾート」は、バリを思わせるリゾート温泉。
広い敷地内にはバリを連想させる装飾がたくさん施してあり、バリの村に迷い込んだみたいで長時間いても飽きませんでした。
「VANLIFE JAPAN」で何度も書かせてもらっていますが、バンライフはアウトドアアクティビティと相性が抜群!
その一例をご紹介します。
車さえあればどこでも泊まることができるので、河原に車中泊して朝から川遊びをするなど、時間を余すことなく泊まるところから大自然を楽しめるのが最大のメリットです。
高知県仁淀川に行った時には、河原で車中泊をし、起きたらその場で朝ごはん。
支度をしたらそのまま目の前の川へ行き、朝から家族でSUP(スタンドアップパドルボード)を楽しみました。
※SUPは、サーフボードの上に立ち、パドルを漕いで水面を進むウォータースポーツ。
他にもカヌーやシャワークライミング、魚釣りなど川遊びも色々できます。
山近くの景色の良い駐車場に車中泊して、朝早起きしてハイキングも気持ちが良いものです。
暑い時期は、標高の高いところに泊まれば多少暑さもしのげます。
朝の凛とした空気の中で、朝日を眺めながらの朝食も最高です。
子供連れの車中泊なら、公園やアスレチックは鉄板コースです。
車の中で過ごす時間が多いと、子供たちが体を動かして発散したくなる様子が手に取るようにわかります…
北陸方面にバンライフへ行った時、その場で車中泊場所を決めた駐車場がありました。
朝起きて、なんとなく周囲を散歩してみると偶然にもそこにはとーっても広い公園が!
急いで子供たちを起こして、大人も一緒になって夢中で遊びました。
朝早かったので、こんなに広い公園が私たちファミリーで貸し切り!
車中泊NGのところでなければ、公園近くの駐車場に泊まって朝のまだ涼しい時間帯から遊べるのは、バンライフならではのメリットです。
スキー・スノーボードが好きな家族なら、スキー車中泊がおすすめ!
遊ぶ前日の夜からスキー場の駐車場や近くの車中泊スポットに泊まれば、朝からコンディションの良いスキー場を楽しめます。
渋滞にハマることもなく、しっかり運転の疲れを取ってから滑ることができるのは、バンライフならでは。
子供連れなら早めにスキー場を後にして、雪を見ながら温泉に入って帰るのも良いですね。
ただ、雪が降る場所での車中泊は、必ず寒さ対策が必要になります。
下記の記事も併せてチェックしてみてください。
子供連れで一番悩むのが、寝る時以外の車内での過ごし方。
実際に私たちがやっている車中泊の楽しみ方をご紹介します。
夜早めに車中泊場所について、あとは寝るだけ!という時には、よく映画を観ています。
車中泊にタブレットやノートパソコンを持参していれば、車の中で映画を楽しむことが可能です。
我が家はスマホのテザリング機能で、AmazonプライムやNetfrixの映画を楽しんでいます。
またポータブルスピーカーがあれば、車内があっという間に映画館に早変わり!
私たちが使っているポータブルスピーカーはBOSEのもの。
手のひらサイズのスピーカーなのに、BOSE特有の迫力サウンドが楽しめます。
YouTubeを観たり音楽を聴いたりするバンライフにはもはや欠かせないアイテム。
子供がうっかり落としてしまっても壊れにくいタフなボディで、防水仕様である点もバンライフ向きです!
トランプや花札であれば、比較的狭い車内でも時間を忘れて楽しめます。
一度、車内での退屈時しのぎにドンジャラゲームを持って行ったことがあるのですが、パイ・サイコロ・ジャラ札など意外と細かいものが多く、失くしそうになったのでやめました。
カードゲームは色々種類があるので、飽きずに遊べそうですよね。
小さい時は車の中で絵本を読んだりしていたのですが、小学生にもなるとタブレットに勝るものはありません。
下の子はオンラインゲーム、上の子はTikTokにハマっているので、何も言わなくても子供たちは自らタブレットを持参しています…
夜、大人はちょっとお酒を飲みながらおしゃべりしたい時やパソコンで動画編集をしたり、記事を書いたりしたい時にはタブレットがあると、子供たちは驚くほど静かに過ごしてくれます。
日中は家族で一緒にアクティビティを楽しむことが多いので、夜は各自それぞれの時間を楽しむのも良いかもしれません。
夏のバンライフは、外に椅子とテーブルを出してくつろぐこともできますが、冬の車中泊は寒くてさすがに難しいですよね。
そんな時、車中飯自体を楽しめるように、冬は車内で鍋パーティーをすることが多いです。
体も温まるし、何より子供たちにも野菜を切るのを手伝ってもらうと、食事自体をイベントのように楽しめます。
旅先で食料を調達すれば、その土地ならではの食材もあるので、それらを鍋で味わうのもバンライフならではの楽しみ方です。
子供連れでバンライフを楽しむなら、車中泊ならではの方法をおすすめします!
車に泊まるだけではない、様々なバンライフの楽しみ方をぜひ見つけてください!
年間30-40日、家族4人でハイエース+キャンピングトレーラーで車中泊しながら、サーフィンやスキーなどアウトドアを楽しむ。 冬だけ雪国で二拠点生活するなど、「旅」をテーマに場所に縛られない働き方・ライフスタイルを満喫中。